米倉潮奈と宮園昴は幼い頃からずっと二人だけで一緒にいた。何をするにも二人は一緒だったし、この日々は変わらずにずっと続いていくのだろうと思っていた。しかし中学三年の夏、昴が地元の高校には進学しないと潮奈は知ってしまう。
それによって二人が気
付かないうちに、二人の考えには少しずつ食い違いが生じてしまうようになる。お互いさえいるのならば他には何もいらない昴と、常に二人だけでいることに対して薄らと疑問を抱き始めている潮奈。食い違いはずっとあったけれどそれが表面上に出てくることはなかった。そしてその誤差を抱えたまま昴は提案した。「潮奈。二人で一緒に“反乱”しよう。」と。
そしてその反乱から一年後の現在。潮奈は電車に乗って遠く離れた地を目指す。かつて昴と反乱した地へ、昴を探しに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-20 21:58:53
24532文字
会話率:52%
君のままという言葉の考察。
それは我侭だ。
人は変わらずにはいられない。
だから残すのだと。
キーワード:
最終更新:2013-09-18 23:28:20
373文字
会話率:0%
退屈なこの世界で唯一楽しく過ごせるのは親友とも言える、クレハ、ハルキ、ユリと4人でいる時だけ。
それはこれからも変わらずに、ずっと続いて行くと思っていた。
高等部進学の春からそう経たない、風の心地好いその日に世界がずれ込んだ。
最終更新:2013-05-19 05:36:02
2003文字
会話率:32%
Call my nameの外伝ですが、この作品単体でも楽しむことが可能です。
オルガとイネスの両親のお話。
森の奥深くの洋館に住む王子様みたいな彼との結婚が決まった。
物語の主人公のように、この静かな森で幸せに暮らしました―――。
この
森の奥深くでずっと変わらずに生きていくのだと思っていた。
穏やかなご主人夫妻と、彼らの一人息子である幼なじみに使えながら。
物語の主人公とは程遠いけれど、この静かな森で幸せに暮らしましたーーー。
普通の幸せを願っていた女の子たちと、彼女たちが恋い焦がれたボロボロな王子さまの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-31 01:55:22
46617文字
会話率:32%
少年の名前は「柏木広樹」。
事情があり、離れていた故郷「桜木街」に6年ぶりに帰ってきた。そこには成長した懐かしい幼なじみが居た。彼女の名前は「花咲春花」。6年間絶縁状態でありながら6年前と変わらずに接してくる春花。だが広樹はそれを拒絶した。
広樹は6年前の事件に責任を今だに感じ、春花に冷たくし、関わらないようにしていた。春花もまた自分のせいで変わってしまった広樹に謝罪をしたかった。思いは同じでありながらすれ違う二人…。そんな広樹折りに桜木街とその周辺の能力者事件の話が舞い込んできた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-09 02:51:38
14832文字
会話率:58%
ネットの世界ですらコミュニティに属せなかった、人間社会におけるヒエラルキー最底辺の引きこもり。
それが、河守俊という男だった。
大学デビューに失敗し、2年間何もせずに一人暮らしをしていた河守だったが、ついにネット上にある銀行からお金を引き出
せなくなってしまった。
お金の調達のために、2年間ぶりに外の明るい光を浴びた先に河守が見たもの。
それは――誰もいない世界だった。
建造物や生物は以前と変わらずにその姿を見せているのだが、人間の姿形も影もない。何かおかしいとは思いつつも、発達した機械のお蔭で生きることには事欠かない。
自分以外の何者もいない、素晴らしい世界。
細菌テロか、もしくは戦争が始まってみんな核シェルターにでも引っ込んだのか。
どんな理由があるにしろ、とにかく自分独りだけで、人間関係に苦しまずに生きていける。それがどれだけ幸福なことか、と噛み締めていた河守だったが……。
科学技術の発達した世界。
人類が最も熱望した夢、それは「人類を超えた人類」。そのために着手し、注目したのは、急激に発達してきたクローン技術だった。クローンならば、人権はない。意志や記憶や意識、痛覚を取り除いてしまえば、どんな実験も執り行うことができると判断した政府は、クローンのDNAを掛け合わせることによって、人類のさらなる進化を願った。……だが、そこで生まれたのは、人間でも動物でもないゲームの中に出てくるような最悪な生物だった……。
退廃した世界。苦しみながらも決断した、たった一つの河守の答えとは――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-07 23:16:08
1203文字
会話率:35%
※ 当小説は、上海アリス幻樂団(東方プロジェクト)様が版権元となる二次創作品です。
迷いの竹林。薄れる雲間から月の淡い半身がしばしば覗き見られる水無月某日。満月の夜。
不老で不死身ないつもの女性2人が相変わらずに過激に過ぎて叩き潰し
合う現場へ、お遣い走りのチビこい妖怪兎は向かっている。
向かう先で、このチビこい妖怪兎の 因幡てゐ は本当に純粋な好奇心から問いかけます。
「姫と焼き鳥って、どっちが学力良ぃの?」
不死人3人。妖獣2匹。満月で色々な事を晒した1人と1羽。
成り行きでこの瞬間に立ち会う7人の人妖を中心に、やがて騒ぎは幻想郷中にまで拡大する! ‥‥のか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-21 00:56:08
36670文字
会話率:41%
戦ったところで成長なんかしないんだ。「こいつ、戦いの中で成長しているとでも言うのか!?」とかそんなご都合主義はなかなかお目にかかれないモンなんだよ。だからあの当時、僕らはみんな戦って戦って戦って戦って戦って日夜戦闘の連続だったけど、結果技
能が上がったり身体能力が上がったりはしなかった。運動をしていたんじゃないんだよ。ゲームみたいにレベルが上がった、体力+2、知能+1だとかあったらみんながみんなラスボスに成りあがってしまいかねない。それを考慮すれば、戦いの中でも個人が変わらずにいたことは非常に喜ばしいことだ。だとかわかったようなことを言っているけど、ただ単に僕はみんなが強くなって置いて行かれるのを恐れていただけなのかもしれないけどね。……強がりな僕だ。と、まあなんだかんだ屁理屈をこねてきたが、本題百人で争うことについてどう思う。ばかげているにもほどがあるが、確かにそれを僕は経験してきた。そして僕以外全員が死んでしまったから追悼の意を込めて英雄譚を執筆することになったという事の流れだ。何故に僕なんだという自問自答はもはや意味をなさないのだからつべこべ言わずに先に進めと言いたいね。そんなわけで特段義務として僕に任された任務でもないのだから、根入れて書くわけでもないが、とりあえずは全員分、僕を含めた百人分の物語がめまぐるしく展開していくお伽ストーリーになるのかな。少なくともイカロストーリーではないよね。……だからこういう余計者がいるから遅々として話が進まないんだよ。僕じゃこの役は不適合すぎる。荷が重すぎる。それでも忍耐強くやれるぶんやってみるよ創造城年代記。どう転ぼうが僕は知ったこっちゃないからな。責任は取らないからな。僕は屁理屈しか言わないからな。あらすじがあらすじに成りえてないからって僕は……いややっぱりそこはきちんとしておいたほうがいいかな。というわけで本作は王位継承をめぐる戦いの物語だ。そのために必要なこと。それは知名度だ。人気度だ。それがステータスになる。以上。
All they need is celebrity.The character who got the most votes is champion! The story of Create Castle Chronicle is presented by #87 Yogari Yosugara.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 22:05:38
12740文字
会話率:19%
――ある日世界から人間が消えた。
なんてことがあるわけなく、世界は今日も変わらずに動いている。……動いてしまっていた。
とある男のとある日常。
最終更新:2012-04-13 00:33:38
866文字
会話率:10%
ずっとずっと胸に秘めていた想い。
あの日、あの時、なっちゃんとの出会いが僕のすべてを変えていった。
そして、今も。それは変わらずに胸の中で想い続けている。
主人公:健一の隣に引っ越してきたなっちゃん。
二人で一緒にずっとずっと笑っている
はずだった。
ずっと、ずっと……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-06 16:05:48
3793文字
会話率:38%
僕はヤツと河原で石投げ競争をするのを常としている。それは小学生時代から変わらずに、高校生になった今でもつづいている。
だけど、僕はある悩みを抱えていた。ヤツはそんなオレを「ぜいたくだ」と言うけれど、僕には神か悪魔の仕業だとしか思えなかった。
最終更新:2011-10-31 18:41:29
3187文字
会話率:39%
夫婦間に秘密はつきものだけれど、もし、奥さんの秘密を知った時、あなたは、変わらずにいられますか? これは、奥さんの普通じゃない秘密を知った男と、その秘密を抱えた奥さんの、奇妙な夫婦生活のお話。
最終更新:2011-07-21 22:02:21
7372文字
会話率:38%
華と永杜が描く、変わらずにそこに在る真実と愛の物語の始まり。
真実は優しいばかりではないけれど、きっと哀しいばかりでもないというお話。
最終更新:2011-04-16 10:00:00
35604文字
会話率:39%
1nd First「美しき魂」の次のお話です。
太古から、日本に変わらずに存在するあやかし、あるいは妖怪。
人に害をなすそれらを処理するための特殊機関がある。国家公安委員会第十一特別外局、通称「イレブン」
そこでは、あやかしを制御する特殊
な力を持つ人々を「士」(し)と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-06 11:41:34
32432文字
会話率:46%
あやかしは存在する。
太古から、日本に変わらずに存在するあやかし、あるいは妖怪。
人に害をなすそれらを処理するための特殊機関がある。国家公安委員会第十一特別外局、通称「イレブン」
そこでは、あやかしを制御する特殊な力を持つ人々を「士
」(し)と呼ぶ。年齢に関わらず、その能力を発した時点でイレブンに登録される。その数、全国に約五千人。大抵の場合その力は、親から子へと受け継がれる。
活動の特殊性ゆえに、イレブンの存在は公にされていない。東京のどこかにその本部があるといわれるが、その場所を知る者は、そこへ入ることを許された士と、日本という国の中枢にいる数人だけである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-14 14:54:29
55493文字
会話率:47%
美咲は殺された。でも、まだ美咲は存在している。
今から未来、高度な仮想現実が一般化した社会。どこからでも監視されている社会。そんな社会だからダミーは生まれた。ダミーはモデルとなった人物を忠実に再現したプログラムだ。まず誰にもモデルとダミーの
区別はつかない。ただ一つの違いはダミーには意識が無いこと。
妹を失った彼は、妹のダミーを作る。変わらない日々を夢見て。彼は変わらずに、幸せに生活していくことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-19 08:58:48
19186文字
会話率:59%
<元「私の願いを叶えて下さい……」から、「神様の願い」にタイトル変えました>
香織と由紀菜は昔からの友達で、仲が良かった。毎日一緒に平凡な楽しく学校に行っていた。何も変わらずに、ずっとこのような毎日が続く…と2人とも思ってた。だけど…信じ
られない事が起こり、2人の日常は一変。…最悪な日々が始まった…。人見知りで自分の意見を言えない香織と、明るく、フレンドリーの由紀菜との日常を描いた話…。2人の最後は、ハッピー?……それともアンハッピー…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-13 21:14:46
11814文字
会話率:36%
年号が昭和から泰成に変わってすでに25年がたっていた。昭和と泰成では良い部分も悪い部分も大きく変わったと言う者は多い。柊流依と友人であり主人である橘昭斗は、修華学院高等部2年で、そのルックスから女子学生に絶大な支持を受けていた。しかし、柊流
依には秘密があり、流依が幼いころ亡くなった父親の言葉が心から離れないのだった。流依と昭斗が進む先で彼らは何を失ってしまうのか・・・2人はこれから先も変わらずにいられるのか・・・初めての小説です。感想、アドバイスいただけるとうれしいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-27 00:12:01
3075文字
会話率:25%
主人公である松葉幸一(まつばこういち)は都会に嫌気がさし、かつて自分が住んでいた町に戻ってくる。その町には昔と変わらずに自分を迎えてくれる仲間が待っていてくれた。しかし彼は後悔していた。一番大切な人を助けることができないのだから
最終更新:2008-11-11 01:33:29
100500文字
会話率:44%
もう直ぐ高校生活最後の夏休みを迎えようと言う頃、いまだに進路に悩む一人の女子生徒がいた。二条咲姫。一見しただけならば、彼女は普通の女子高生に過ぎない。しかし、彼女には普通の人にはない特別なチカラがあった。それは五秒前に戻ること。そんな、ちょ
っとした魔法の様な、また超能力の様なチカラを使いながらも、普通の人と同じ様に暮らす咲姫。その生活は、例え周囲の環境が変わろうとも、自身の歩む道程の風景は変わらずに過ぎて行くのだと思っていた。自分のチカラを知る、謎の女性と出会うまでは……特別なチカラを持つ、だけど普通の少女が送るひと夏の思い出――少女が見上げた夏の空を、今日もまた白い雲が流れる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-18 04:24:45
19781文字
会話率:56%
彼女と付き合って四年。いつもと変わらない日常。いつもと変わらない喧嘩。だから気にもとめなかった。またいつもと変わらずに帰ってくるだろうと……思っていたんだ。一体彼女が何を考えていたかなんて、気にもとめないで……
最終更新:2007-11-06 11:38:18
9280文字
会話率:18%