皐月晴れの爽やかな日の夕暮れと共に、
私の愛犬『みるく』は旅立って行った。
9年と3ヶ月の短い生涯だった。
最終更新:2013-02-16 01:12:01
7425文字
会話率:3%
その街には入る度に姿を変える迷宮があった。多くの冒険者がその迷宮にアタックし、ある者は財宝を得、ある者は命を散らして行った。
その街で育った一人の少年。彼は初めてのアタックで命を落としてしまう。しかし、気付いた時、彼は迷宮の前に倒れていた。
彼は何度死んでも迷宮の前に倒れているだけだった。迷宮で死んでも蘇る彼の冒険が始まる・・・。
ローグダンジョンの様に実際のデスペナルティがアイテムロスだけだったとしたら・・・、と言う発想で書き始めた小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-14 23:00:16
81688文字
会話率:48%
三つの短編で繋ぐ卒業のエピソード
<約束>
小学校三年の時に引っ越してきた雪乃は、卒業式の前にまた引っ越して行った。
僕は雪乃との約束を守れなかった。
(応援)
一緒に図書係になった信也は背の低い天然だった。あんまり、天然で私がいつから
晋也を好きだったのか分からない。
でも、ずっと応援することは分かるんだ
(永遠)
夏の流星観察で見たのは、朝焼けだった。巡り合う運命。
それは、近くにあるもの
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-06 17:00:00
13426文字
会話率:14%
唐突に出て行った彼女が雪女になって帰ってきた。
最終更新:2012-11-29 17:20:32
4636文字
会話率:34%
ぼくには妻子があり
知り合った彼女には夫がいたが
肌の触れあう事はなかったが
愛する気持ちは日に日に強くなって行った。
他のサイトにも掲載されています。
最終更新:2013-02-05 07:19:34
745文字
会話率:0%
友達の家に遊びに行く,といって家を出て行った幼馴染が,二日後に帰ってきたらなんかおかしな子になっていました……
なんだか異世界に行っていたとかいなかったとか。
はあ? わたしが未来視の邪眼? なんじゃそりゃ!
というか,異世界って……こ
こ,私の持ってる乙女ゲームの舞台なんですけど!
ああもう,一体私にどうしろっていうのよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-03 21:18:12
7199文字
会話率:41%
ある日、主人公の平森 大路は生徒会役員の仕事である朝の挨拶当番をしていると、同じクラスで盲目の水本 文歌と担任の先生の白帆先生にであう。
そして、その日はなぜか白帆先生の担当であるはずの水本の介護を一日任されてしまう。
だがそれは罠で、最終
的に第三理科室に水本を連れて行った大路は水本たちが秘密裏に行っていた事に巻き込まれるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-03 12:22:34
32234文字
会話率:54%
魔法使いチェスワフはリリアナという女の子を紹介されて、弟子として彼女を引き取る。
明るく元気いっぱいのリリアナとの生活に、チェスワフは過去に突然自分を捨てて出て行った師匠のことを思い出していく。クソジジイと呼ぶほどに嫌っていた男のことを。
だが、リリアナには秘密があった。
それはチェスワフの師匠がかつて何も言うことなく、家を出て行った事情と関係していて……。
(一部は長編、二部はその続きを描いた中短編集になります。一応どちらから読み始めてもわかるようになっているので、長編が苦手な人は二部からどうぞ。二部には一部のネタバレが含まれているのでご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-28 21:00:00
129690文字
会話率:40%
ある秋の夜、突然現れた風船を私は無意識に追って行った。世の中は偶然と必然の連鎖で形成されているのだろう。私のあの行動は偶然だったのかはたまた必然だったのか。
最終更新:2012-12-23 01:14:59
2939文字
会話率:38%
とある警察署に連行されて来た男、ファニ。取り調べを行った刑事はファニのおかしな供述に首を傾げる。天使だと名乗るファニに連れられて行った神界の天国と呼ばれる場所で出会った死んだ男の話を聞き、刑事は自分の仕事の意味を思い出す。
最終更新:2012-12-16 13:32:30
14587文字
会話率:43%
此の世界を創った一為る神アカーシャの陸児、「狐」「狸」「猿」「狗」「猫」そして、「獏」。
陸児はアカーシャを慕い、平和に暮らしてきた。アカーシャは娘、息子たちを溺愛し、美しく育てた。
だが、そんな陸児たちは、自分の欲にふとした事で溺れて
しまうのだ。
アカーシャが流した涙で育つ「彩色の樹」。甘美な果実がなる彩色の樹に、アカーシャは陸獣を近づかせなかった。だが、その実の美しさに陸児たちはアカーシャに言われた事も忘れ、我先にと実をむしり取り口に放り込み、貪り喰らった。赤い実、青い実、黄の実、緑の実、紫の実、白の実。
色取り取りの果実を口にした陸児の髪、瞳の色が美しい漆黒からそれぞれの色に変色して行った。
赤い実を食べた狐は赤の髪と瞳に。
緑の実を食べた狸は緑の髪と瞳に。
黄の実を食べた猿は黄の髪と瞳に。
青の実を食べた猫は青の髪と瞳に。
紫の実を食べた狗は紫の髪と瞳に。
白の実を食べた獏は白の髪と瞳に。
この事を知ったアカーシャは嘆き悲しみ、怒り狂い、嫉妬に浸った。
アカーシャは陸児たちを下界に落とし、それぞれの地に縛りつける事にした。
陸児たちをアカーシャは軽蔑して見る様になり、いつしか陸児はこう呼ばれるようになっていった。
陸獣――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-25 23:44:44
753文字
会話率:34%
此の世界を創った一為る神アカーシャの陸児、「狐」「狸」「猿」「狗」「猫」そして、「獏」。
陸児はアカーシャを慕い、平和に暮らしてきた。アカーシャは娘、息子たちを溺愛し、美しく育てた。
だが、そんな陸児たちは、自分の欲にふとした事で溺れてしま
うのだ。
アカーシャが流した涙で育つ「彩色の樹」。甘美な果実がなる彩色の樹に、アカーシャは陸獣を近づかせなかった。だが、その実の美しさに陸児たちはアカーシャに言われた事も忘れ、我先にと実をむしり取り口に放り込み、貪り喰らった。赤い実、青い実、黄の実、緑の実、紫の実、白の実。
色取り取りの果実を口にした陸児の髪、瞳の色が美しい漆黒からそれぞれの色に変色して行った。
赤い実を食べた狐は赤の髪と瞳に。
緑の実を食べた狸は緑の髪と瞳に。
黄の実を食べた猿は黄の髪と瞳に。
青の実を食べた猫は青の髪と瞳に。
紫の実を食べた狗は紫の髪と瞳に。
白の実を食べた獏は白の髪と瞳に。
この事を知ったアカーシャは嘆き悲しみ、怒り狂い、嫉妬に浸った。
アカーシャは陸児たちを下界に落とし、それぞれの地に縛りつける事にした。
陸児たちをアカーシャは軽蔑して見る様になり、いつしか陸児はこう呼ばれるようになっていった。
陸獣――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-24 21:31:47
511文字
会話率:0%
宇宙からの侵略者と戦争の続く世界。
その世界から忘れられたような山間の小さな村。
鈴原レイはそこで一人で暮らしてした。
その日もいつもと同じ日でそのまま終わるはずだった。
親友の家で食事をした帰り道、レイ達は怪物に襲われる。
その命を救っ
たのは家を出て行った双子の兄ニアだった。
ニアはレイに「一緒に帰ろう」そう告げる。
その言葉がレイの『いつもと同じ日常』を崩していく。
ニアと一緒にやってきたアメリアやリタ、
それに親友の楓と会話をするうちにレイは忘れていた大切なことを思い出す。
思い出と周りの人たちの支えられ
レイは自分から『いつもと同じ日常』を抜け出す決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-22 16:12:57
29598文字
会話率:43%
高級住宅街の一角に古い私立図書館。そこが私の今の自宅だ。一年前までは、全く別方向にある風呂もついていない古いアパートで暮らしていた。だけど、ある事件がきっかけで私の暮らす環境は大きく違っている。苗字も変わったし、家族も変わったし、住む家も変
わった。新しい家族とは、全く血が繋がっていなかった。だけど皆優しいし、気さくで私も次第に心を開いて行った。
家族構成は、義父、義母、それから同い年の義弟が一人。この春から、同じ高校に通っている。名前は、 内田是彦(うちだこれひこ)。ついこの前まで親しくしていたクラスメイトだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-19 21:57:53
7120文字
会話率:47%
可愛い女の子に逆ナンされてホイホイついて行ったら噛み付かれてこの世とバイバイした男の子
目が覚めたらあるべき物がついていなくて…
彼(彼女)の受難な日々が始まった!
最終更新:2012-11-12 17:11:13
2158文字
会話率:41%
人類の第二の住処として期待されている火星探査計画。
実はこの計画かなり進んでいたらしい。
数十年前、秘密裏に片道切符で飛び立った人類がいた。
数年経過した頃、突然交信が途絶える。状況を確認するすべもなく、派遣隊の全滅を想定したこの計画は強制
的に中止された。
しかし10年前、戻るはずのない彼らが帰ってきた。
正確には彼らの乗って行った宇宙船だけが。
火星で何が起こったのか、そして派遣隊員らはどこへ行ったのか。
宇宙船からその秘密の一部が発見され、人類はその事実に驚愕する。
その事実とは、
人類は再び火星を目指すことを余儀なくされた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-09 13:13:19
2653文字
会話率:50%
私は、ワンチャンスの大学受験に失敗した。
それも模試で合格確立80%以上をキープしてきた志望校に・・・友達は皆 志望校に合格して、東京へ旅立って行った。
浪人は絶対に許さない父を尻目に、私は生まれ育ったこの街の小さな本屋でバイトを始める。
そんな時、本屋によく来るサラリーマンの颯太に出逢った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-13 18:11:03
18934文字
会話率:55%
数百年ものむかし、この世界の大陸はたった一つだった………だが………ある日堕ちてきた星が、一つだった大陸を八つに引き裂いた。引き裂かれた大陸の中にはは生き物が生きるには辛い環境の大陸もあった………だが残された人々はその地に集落を築き、日々を逞
しく生きて行った。それぞれの大陸で人々が生きていくようになって数十年後、人々は技術を進歩させ別大陸の人々との交易をも行なうまでになった。しかし人々の生活圏の大陸は八つの内の七つだけ………………その大陸は世界の中心に位置し、そして………………………世界を引き裂いた星が眠る大陸だ。その大陸には命は存在せず、大陸に向かい上陸した者は誰一人として帰ってくることはなかった。………………次第に人々はその大陸のことを死の大陸と呼ぶようになった。
それから数百年、科学技術はさらに進歩し日々の暮らしが良くなってきたが、未だ解決しない問題が一つだけある。それは………………この世界が常に滅びの脅威に晒され続けているということだ。
八つの大陸で構成され、死と絶望と隣合わせなこの世界を人々は皆、口を揃えてこう呼ぶのだ
―――≪アルストネリア≫―――
初の一次創作です。投稿ペースはゆっくりですが完結目指してがんばります!!
暖かい目で読んでいただければ幸いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-12 15:00:00
3830文字
会話率:53%
ドイツ郊外に人知れずそびえるエンデ精神病院。他に例のない異常な精神疾患「クックーランド・シンドローム」の患者たちが、そこには隔離されていた。罹患者は自らの妄想世界に閉じこもり、その世界に踏み込んだ者は誰一人として帰ってくることはなかった。あ
る時、唯一治療法を知るという黒衣の医者ドクター・ドアマンは病室のドアを開く。姿も能力も異なる六の人格と、ある秘密を携えて、彼は妄想世界「カッコーの国」へと消えて行った…。(少しばかり残酷な描写が含まれますので、不快に思われる方は閲覧をお控えください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-06 15:35:42
45932文字
会話率:48%
合気道を学ぶ修平はある日、一人の少女が男に絡まれている場面に遭遇する。助けようと一歩を踏み出しだ修平の目前で少女は寒気のするような技で男を叩きのめし、駆け去って行った。ここから始まる少しだけ剣呑な日常生活。
最終更新:2012-10-02 05:48:37
4161文字
会話率:33%
伊勢崎藩主の子孫として生まれた民子は、医師である
父牧人と小学校教師である母の3女として生まれた。
高校の修学旅行で北海道の旅に観た摩周湖が、
忘れられずに札幌の中学校に赴任したのだ。
その時の摩周湖は霧に包まれて、残念ながら湖面は見る
ことが出来なかった。
心の残りの湖水をもう一度見たかった想いが、北の地で
働きたいと思ったのだ。
札幌の中学校に赴任した民子は、札幌は寒いと思ったが
学校の先生方も、アパートの住民も、みんな親切で
暖かかった。
そこへ別れた筈の初恋の慎也が札幌へ突然訪ねて行った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-24 13:58:12
19542文字
会話率:4%
宇宙の中心近くにある銀河系の第四惑星であるαは太陽の恵みを受けた、資源の豊富な星だった。
だが、人々は争い、つねに小さな国は出来ては消えて行った。
そんな小国の一つであるシーマールは、窮地に立たされ、宇宙へと逃げることを決意する。
一方第五
惑星βでは、貧困に苦しむ人々が、宇宙へ旅立つ事を決意する。
そして、お互いたどり着いた地球に移住することを決意するが、そこには人類がすでに住んでいたが先人類と共存を願いお互い地球へと降りたとうとするのだが、α人の策略で、ヒーローに阻まれる。
そんな悪役とされたβ人側のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-16 22:57:36
12272文字
会話率:23%