曖昧な記憶。繋がらないそれに翻弄され、沈む。
最終更新:2013-02-12 02:23:45
688文字
会話率:23%
格子模様のどレスに格子模様の髪、格子模様の瞳、時計じかけの大きな鎌。
少年の前に、突如現れた奇妙な少女は〈死神〉だった。
プリュヴィオーズと名乗った彼女は、笑顔で告げる。
「残念ですけど――あなた、あと三分で死んじゃいます」
最終更新:2012-05-17 01:03:03
8145文字
会話率:40%
とある病棟の一室である。四方の古びた白壁と鉄格子の嵌められた小さな窓。狭苦しい板敷の部屋で「私」は何も知らず、ただ籐椅子に腰を下ろしていた。ただ一つ分かることと言えば、私の居るその部屋の名が「七号室」ということだけだった。
最終更新:2012-04-02 12:00:00
17246文字
会話率:9%
竹林と開けた花畑。
交わされた約束は、いつのものだったのだろう。
(ブログにて掲載済)
最終更新:2011-12-20 00:59:39
1460文字
会話率:7%
仕事から帰って、シャワーを浴びてご飯を食べて、就寝。
…したはずなのに、目が覚めれば暗い暗い牢屋の中だった。
ご飯は不味いしトイレは粗末だし、そもそも人は来やしない。
しかたがないので筋トレして鉄格子で懸垂して、カミヤスリで鉄格子をピカピ
カに磨く。
ああ、暇で暇でしょうがない!
そんな主人公の、二重生活と力の秘密について細々と連載中。
長いプロローグがようやく明けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-19 01:29:13
38745文字
会話率:15%
この世の罪はあの世で償うのが当たり前。生前の罪を償う為に鉄格子の中で暮らす幽霊と、それを成仏させるお節介な看守の話。
最終更新:2011-05-10 19:07:23
1822文字
会話率:34%
鉄格子の向こうに、男が一人。今日も、笑っている。
※直接的ではありませんが、残酷描写が含まれております。ご注意ください。
最終更新:2010-11-15 22:49:33
435文字
会話率:17%
古びたお屋敷に庭師として雇われた男は、広い庭で迷い、不思議な土蔵を見つける。不似合いなほどに頑丈な鍵、窓には鉄格子。まるで誰かを閉じ込めているようだ。すると中から、若い女の声が彼に話しかける。すぐに執事に見つかり、叱られ遠ざけられたが、ど
うも気になる。もしかして先程の娘さんは、無理に、あの土蔵に入れられているのではないか…?
数日後、庭仕事の素振りで、男はまた土蔵に近づいた。木に梯子をかけ、窓を覗いてみる。鉄格子の隙間から見えた美しい娘の姿に、一瞬で心を奪われて………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7441文字
会話率:57%
空。雲。鎖。鉄格子。独房。
この世の全てには自分を表す名前を持っているけれど私には、私を表す名前がない。
いや、昔はあったのかもしれない。
この独房に閉じこめられる前は・・・。
記憶が欠損した少女と日本刀を持つ少年が歩む、ダークファンタジ
ー。
※一部に血などの過激な描写があります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-29 22:34:08
4544文字
会話率:20%
ある小さなうさぎの、名もない一生です。実話をもとにしました。
最終更新:2010-07-03 14:27:32
1558文字
会話率:14%
鉄格子をはさんで交わされる、囚人と看守の会話。罪はいかにしてその形を成したのか?罪の名を知ってしまったからには、『僕』はもう戻れない。
最終更新:2010-04-21 23:38:55
4111文字
会話率:38%
2つのグラフの格子点が交わるとき・・・「ただの二従兄妹」という、いつの間にか決め付けていたレッテルが、崩れる―――前作「比例×反比例〜格子点〜」を先に読んでください。
最終更新:2008-07-15 22:06:19
37715文字
会話率:30%
あいつが運んできたもの、美味しい食事と、それから――
最終更新:2008-06-17 20:01:09
627文字
会話率:0%
(事情により、IDとペンネームを変えて再投稿しています。申し訳ございません。)彼に対しては最初、子供を想う母親のような気持ちを向けていた。だけどそれは、日数が増えるごとに変化を留まらせなくて、加速度だけを増すばかり。―――日数と比例して、気
持ちとは反比例して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-05 20:26:37
14447文字
会話率:30%
サスペンス?風短編です。(ヒトの関係も道路のように、どこかで誰かとつながっています。)
キーワード:
最終更新:2006-10-26 01:54:09
1632文字
会話率:0%
私の家の風呂は、一風変わっている。多分、こんな風呂、どこの家にもないだろう。といっても、別に浴槽が広いわけでも、深いわけでもない。地下から温泉を汲み上げて使用しているとか、名湯をわざわざ有馬からトラックで運んできてそれを使用しているとかいう
訳でもない。床が大理石とか、砂利がしきつめてあるとかいう訳でもない。見た目は、ごく普通の風呂だ。青いタイル張りの壁に、白い浴槽。小さな鏡と、いつも水が溜まっている石鹸置き。高い位置にある格子のついた窓には、錆びかけた銀色の枠。カワックもジェットバスも、それどころか湯沸かし器すら付いていない。けれど、私の家の風呂は特別だ。何故かって?それは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-08-31 15:46:48
7731文字
会話率:12%