職業が盗人であるユーマは、伝説の勇者の資格である9つの財宝を探すために旅を始める。しかし、彼が財宝を探す本当の意味は…
最終更新:2014-07-25 21:43:35
8936文字
会話率:63%
「どこへ行った?」
「あっちだ!」
バタバタと複数の足音が遠ざかる。時折聴こえてくるシャラシャラという清い音が頭をずきずきと響かせた。傷だらけの自分の腕を撫でた。滲んでいた血がじわりと広がった。
ここまでか。
多勢に無勢。随分傷を負ってしま
った。今はいいが、いずれはここに隠れていることもバレてしまうだろう。
ねえ、大好きよ
透き通る水のような声が蘇る。さらさらと流れ、滑り落ちていく。
もうあの声を聴くこともないし、自分にはその資格はない。
彼女の隣にいられる唯一の証の羽根は真っ黒に染まってしまった。シャラシャラと頭痛を呼び起こす音が近付いてくる。ロザリオの鎖が揺れる音。かつては自分も愛していた美しい音だというのに、今やそれは自分の消し去る存在だ。
誰かが目の前に立ちはだかった。シャラン。鎖が揺れる。
「早く」
手を差し伸べられた。
「逃げるよ!」
それは、鈴がコロコロと転がるような声だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-21 16:11:49
34687文字
会話率:39%
ポストにチラシが入っていた。チョコレート工場で社員を募集しているという。応募資格は、「とにかくチョコレートが好きな方」。わたしは、ご飯にチョコレートを載せて食べてもいいと思っているくらいなので、すぐさま応募する。
最終更新:2014-07-08 19:39:49
1803文字
会話率:29%
タイトル通りこのオレ(カイト)はドラゴンバスターっていうのになりたくて仕方がない。そこで、オレの友達をつれて人助けしながら、自分の力を伸ばして行こうっていうのがこの話。
剣と魔法のファンタジーものだよ。
※この話は作者が中二の時に考えたもの
なので、話がこじれてくることがあります。長く温かい目で見てくれるとありがたいです。
ドラゴンバスターとは、
カイト達の世界ではドラゴンが急激に増えてしまったので、それを討伐する人の事。大体お供に訓練されたドラゴンがついている。そのドラゴンは扱いによって危険性が高まるので、乗るために資格が必要になることが多い。
簡単にまとめると、ドラゴンに乗ってドラゴンを倒す簡単なお仕事。
この説明も、小説内で詳しく説明されるので気になる人は是非とも読んで貰いたいです……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 12:56:26
6474文字
会話率:42%
魔法。魔人。魔獣など、昔は架空、空想とされてきたものが当たり前の存在となったこの時代。人は魔法を覚え、魔人は人間界で暮らす者もいる。ごく少人数の人間は魔人との共存を望むものもいるが大抵の人間は魔人を敵対視している。人間と魔人の力の差は明白で
、圧倒的に魔人が上。その力に対抗するため、人間は魔人を倒す人"魔滅人"を生み出す。魔滅人とは名前のとおり魔を滅する力を持つ人。普通の人間に魔を倒す魔法やすべを教えるための学校は今では少なくない。そしてその学校に通うものは魔滅人になる資格を得ることができる。そうして魔滅人は増えていった。しかしその魔滅人が1000人束になって勝てるかわからない魔の者がいる。それは"魔王"と"魔界十二貴族"だ。とくに魔界十二貴族の中に"魔界大四貴族"とよばれる種族もある。その者たちは人間から拒まれ人間界に踏みいることを禁止された。魔王たちは自分たちの正体を隠して人間界で人間の生活をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-28 18:24:31
722文字
会話率:58%
都立光川学園の中でも、問題児ばかりが集められた「特別支援学級」。
高校2年を迎えた春、カウンセラー資格を取得したばかりの宇佐美信也は、一流のカウンセラーを目指すために、この問題児だらけのクラスへ転入する。
「だって、私は人殺しだから。」
人殺しを告白する少女、牧野雫との出会い。
転入早々から予想だにしない問題が次から次へと…。
これは、様々な問題を抱える少年少女たちが、社会の理不尽へと立ち向かうお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-24 00:33:39
239文字
会話率:20%
気が付くと、少年は【ソレ】を手にしていた。
【ソレ】は彼に世界を救えと言う。お前には資格があると。
だが、問題があった。
――何故なら彼は町人Aだったから。
果たして彼は町人Aから変われるのか?
そして、彼は本当に
世界を救うのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-23 13:19:22
79366文字
会話率:28%
蒼太が入学したのは全国でもトップの名門高校。
そこは優秀な者が優遇される高校であった。
みんなが1番を狙いにいく競争率の高い名門高。そして今年も1位のもには新入生代表の挨拶の資格が与えられ、電話がかかってくる。
そして、蒼太に新入生代表を
お願いしたいと学校から連絡が来たのだが、実は。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-06 00:36:50
598文字
会話率:54%
ジリアン女大公様は『王立魔法学院』を10年経っても卒業できませんでした。こんなことは学院創立以来初めてです。しかたがないので、身柄はご実家に戻し、学院から家庭教師を派遣することになりました。
家庭教師として派遣された『わたし』とジリアン
女大公様が、何とかして学院卒業資格を得るまでの話。
※ 結末は決まっていますが、途中が完全未定です。どうしましょう。
※ ということで、不定期連載になると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 00:00:00
22350文字
会話率:37%
魔法世界サンアイガーに住む16歳の少女ラネリー・ソロン。彼女は擬竜牧場の一人娘であり、人間の父親とハーフエルフの母親の間に生まれたクォーターエルフである。ラネリーは「魔法使用許可者・第二種」の免許を持つ、れっきとした童魔士だが、将来の夢は”
物語り書き”という変り種だ。
ラネリーは日々、魔道具屋でバイトをしつつ、店長であり、魔法の師匠でもあるマゴリトと修行に明け暮れていた。父親とのある約束を果たすために。
ある日、彼女は旧王都へ出掛けるマゴリトに思いがけず随行することとなる。そこで出会ったラネリーと同い年の不思議な少年。横柄で乱暴で世間知らずだが、大金を持っているらしい。とても働いているようには見えないのだが……。しかしラネリーは、童魔士として彼の依頼を受けることになる。それがラネリーと魔法世界サンアイガーの将来を、大きく左右する始まりになるとも知らずに……。
※ 重複投稿あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-29 18:00:00
21516文字
会話率:40%
この世界のどこかにある雑貨屋橙花堂。魔術師である店主が魔術品を集めて売る店である。店主の科子(シナコ)は最近何故か体調が思わしくない。住み込みアルバイターの小春や、古い友人三夜(ミヤ)、客のカリンや真一とやりとりをしているうち、自身が店主の
資格を失いつつあることを知り……。 2013年夏 pixiv初出折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-11 21:05:47
17038文字
会話率:0%
魔女の旅――。それは、魔の力を持ち人を喰らう化物が“生きる事を許される為”の旅。魔を狩る教会が彼女達に与える選択は二つ。火刑か、旅か……。大陸中の教会で許しを請う巡礼の旅。両手を手錠でつながれた少女達は、修道士と共に旅を続けた。エトリアの魔
女と呼ばれた幼い少女もまた、自らが生きる資格を得るために旅に出る。人を喰らい魔の力を持つ魔女……しかし少女の本性は、人よりも余程優しい無垢なものだった。これは幸せを求めて旅をした、優しい魔女の物語――。完結しました。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-10 07:34:57
221010文字
会話率:47%
地球で死んだ者の魂は『心世界・マナーリア』へと辿り着く。マナーリアへと辿り着いた『とある』一つの魂。その魂は『マナーリア』にて『小さな世界』を創造する『創世者』足る資格を持っていた。その一つの魂は『ロキ』と名づけられ、新たにマナーリアへと足
を踏み入れる。……という堅い説明を噛み砕いて説明すると、主人公が領地経営みたいな事をしながら旅をする、荒唐無稽・ファンタジー(笑)な娯楽活劇なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-30 11:33:48
25029文字
会話率:23%
銃火器所持を許された特殊ボディガードの資格と、『鷹の目(イーグル・アイ)』と呼ばれる力を持った俺『柳瀬孝浩』は、生活費を稼ぐ為日々学生ボディガード部でスナイパーとして活動をしている。が、毎回クソみたいな仕事ばかり入ってくる。迷子の猫探し、取
り込み忘れた洗濯物入れ、バイトの臨時出勤。金は貰えるが、ボディガードが主体の依頼は全く来ない。が、最近ちゃんとした依頼が入ってくるようになった。
クソみたいな依頼ばかり来る俺に、良いお仕事を下さい。
※個人の感想であり、部活動には一切責任はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-19 13:39:10
118276文字
会話率:50%
――絶体絶命の時、ボクを守ってくれたのは大剣を持った騎士だった。
でも彼が本当に守りたかったのは……。
11歳の王子センは、王の資格を得るために、北の神獣のもとへと旅立つ。
仲間は、最も信頼する従者である女魔法使いのカラル。
最強の騎士団
、エンジェの騎士クート。
そして大剣を持つ褐色の傭兵ザガン。
4人の冒険の先に待つモノとは……。
剣と魔法とモンスター住む世界が舞台の感動系ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-08 23:13:04
26881文字
会話率:38%
この世界に似ている、でも異なる世界。
その世界では、科学の他に世界の理に関わるものがあった。
超能力。
それは科学で成立している法則を無視して行使される力。
才能による差こそあれ、誰にでも使えるあおかげで世界中に溢れかえった超能力は、
危険極まりない代物だった。だから。
扱うためには資格が要る。
その資格を交付されない落ちこぼれ、トシオと、殆どの能力を扱ってみせる美少女転校生、利奈が出会った時、物語が始まる。
4/27より、読みやすくなるよう、つじつまの合うよう、書き直しております。
4/27 第1話完了。
5/10 第2話完了。
この作品では、超能力バトルと、"近未来っぽい現代"の社会を楽しんでもらいたいと思っています。
始めての作品です。
矛盾指摘、誤字脱字、評価などありましたらよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-28 23:41:58
108629文字
会話率:36%
エブリスタ、暁にて同名小説を執筆しておりますぬ。エブリスタには表紙絵も御座いますので、そちらもどうぞ。
絶対に不可能な事だって、世の中には無数に存在する。
それは俺が俗に言う『勇者』とか『主人公』の力と言うか、その様なモノが欠如しているから
だろう。
そう、例えば『あれ』は俺がそのような能力を持っていれば動にでも成っていた、と言わざるを得なかった。
やはり力を持った者こそが正義だ。凡人には絶対に有り得無い超絶無敵のセンスを兼ね備えた者が世界を救い、大切な人を守り、幸せに出来るのだろう。
そこはセンスを持ち得なかった凡人は絶対に介入出来ない別次元なのだ。
そう、努力を何倍、いや何十倍何百倍しようが。
叶う訳は無いのだ。
……だが。
「精一杯やる前から投げ出す人に、努力云々言う資格はありませんね」
旅の途中。
ある一人の少女との出会いが、俺の価値観を破壊して行くのだった。
《こんな自分に、出来る事》
主人公のしてやったりにご刮目下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-25 21:41:53
2746文字
会話率:22%
あらゆる欲望を巻き込んで開催される祭典――英雄典。
参加資格は国民であること、ただひとつ。
あるものは、豊かさを手にいれ、己の主張を証明するために奮闘し
あるものは、愚かにも真しやかに囁かれる噂を信じて鍵を捜し
あるものは、突きつけら
れた真実に苦悩して己を見失い
あるものは、罪なき己を信じ抜き罪人を演じ続け
あるものは、復讐を誓う。
「優勝したその先にあるものとは、天国? はたまた地獄でしょうか。知るものは僅か。強欲どもよ、集まり目指せ、高みを」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-02-17 01:06:02
19695文字
会話率:53%
幼い頃、保母さんに憧れた“入野うらら”。
夢を抱き続け、ついに保育士の資格を得る。
晴れて、春から保育園に勤務することになった為、墓参りにきた。
可愛がってくれた祖父母に、就職の連絡をするのだ。
ふと、気になって、墓近くの鳥居をくぐる。
子
供の頃から存在は知っていたが、少し怖くて足を踏み入れたことがなかった。
空を覆い尽くすほどの葉を茂らせた立派な大木の前で、五百円を賽銭箱に投げ入れた彼女は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-15 23:40:03
96688文字
会話率:35%
はじめは友人の好きな人でした。
でもね、あれから私は惹かれてた。
君の優しさ、笑顔。
スポーツしてるときの真っ直ぐな瞳。
好きです。
素直に伝えたくなる。
でもね、私にその資格はないの。
ごめんね、伝えて。
苦しませてごめんね。
泣かせてごめんね。
明日には知られるかな。
その前にバイバイ。
☆学園、青春咲き誇る
☆純愛で切ない
☆そんなラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-31 11:02:51
719文字
会話率:27%