地球に氷河期が訪れた。過去に類を見ないの寒冷は世界中の作物を凍らしていった。草食動物も肉食動物も雪の下敷きになった。寒さに耐えられたものも次第に息絶えた。かつて空を走ったトナカイも、落ち葉の上を駆け巡ったリスやキツネもみんな、過去の生き物
になってしまった。でもそれはヒトも例外ではなかった。
だれもいなくなった世界に生きる二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 21:00:00
4675文字
会話率:46%
秋になって線路際の桜並木の枯れ葉が、北風に誘われていろんな所へ旅立っていきます。‥そして、最後の一枚になってしまいました。北風は「君はどこへ行きたいの?」と言います。でも、最後の枯れ葉は「私はずっとここにいたいんです!」と言います。困った北
風は‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 15:52:46
2844文字
会話率:39%
猫チップな俺 サイドストーリー:大学祭のミスコンでの倉田 美優との事件
主人公の《猫チップな俺(オレ)》は理系大学修士課程2年の室籐(むろどう) 哉(はじめ)が自分の脳をスキャンしたデータを組み込んだ実験・研究用の自意識を持った人工知能チ
ップだ。
二〇二三年六月十一日の猫チップな俺がまだ起動する前のまだ人間だった時、大学祭でミスコンの参加者の倉田 美優と出会い、頭の落ち葉を取ってあげた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-12 00:13:27
2888文字
会話率:12%
★剣? 魔法? 魔物? 依頼? 討伐?
そんなものよりも微生物。
そもそもの話、僕は微生物を愛でていたいのだよ!★
三度の飯よりも微生物の観察が大好きな院生は、地球ではない場所の、土薫る雨上がりの草原にいた。土の香りがする、これは
非常に重要なことだ。実は雨の後に漂うあの匂いは、土に住む微生物の産物だ。その匂いを感じる、それはつまり、ここにも微生物は間違いなくいるということなのだ。
草原に残る水たまりを覗けば、様々な微生物たちがいた。この星の微生物たちも、地球となんら変わりなく神秘的な造形をしている。光に透けたもふもふの繊毛、水をかき回すように力強く振るわれる鞭毛、水に漂うことに適した無駄のない形……試験やレポートの心配もなく、ひたすら微生物の観察できるこの世界は――
――あぁ、なんて幸せなんだ。
「こんなところで何をしているんだ?」
「……観察の邪魔だ、あっちへ行けよ」
邪魔をしてきた人物を睨み付けたが、視界に入ってきたのは馴染み深い哺乳類な人類ではなく、鱗を持つ爬虫類型の人類だったのだ!
「――あ、これは常在菌かな」
彼の鱗に住む微生物を発見した。初めて獣人に出会ったが、それはとにかく、やはり微生物は良いものだ。
「……俺の鱗がそんなに気に入ったのか?」
★★★
世話好きな獣人(竜種)や、相棒となった精霊(液体)、いたずら好きの妖精(草花)といった者たちに観察の邪魔されつつも、「現代知識」と「神に願った3つの能力(道具がなくとも微生物を見ることができる能力、食事の時間も惜しいので飲食不要、体調不良で観察できないのは困るので過酷な環境に対する耐性)+オマケ(筆記用具など)」を活用しつつ、欲望のおもむくまま、気の向くまま、町で部屋で草原で森で洞窟で、ところかまわず微生物の観察をし、微生物をスケッチしたり、微生物を培養したり、微生物の観察をしたり、微生物を観察したり、アウトドア系インドア派なマイペース生活を満喫しようとする、微生物にしか興味が無い者の、ぐだぐだまったり日常系な話。
★更新は、落ち葉が醗酵して腐葉土になる並にゆっくりです。気長にお待ちください。★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 22:22:02
424667文字
会話率:41%
ひとりごと的なエッセイです
最終更新:2016-11-22 15:48:48
822文字
会話率:0%
散文詩。流れる月について。
最終更新:2016-09-26 16:08:43
244文字
会話率:0%
それは、自然な木の白い色をした、美しい削り箸だった。◆妻に先立たれた男が、箸を買いに行くだけの話です。
最終更新:2016-06-02 21:51:19
2194文字
会話率:15%
自己紹介についてのお話
最終更新:2016-06-02 08:36:47
1073文字
会話率:5%
高木真理は結婚を約束していた相手、新井貴司に一方的に別れを告げられる。
その日から、真理の幸せになりたいという願望から生まれた、疑問と怨讐の日々がはじまった。
最期に、彼女が得た結末とは?
(注:ホラーが苦手な方は、読むのをご遠慮ください)
【2010年に公開していた作品の加筆・修正版です】
【再投稿のため、評価とレビューを受け付け停止にさせていただいています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-03 20:00:00
4023文字
会話率:9%
失恋した女の子が落ち葉を見て失恋したことを実感する、ような話です。
最終更新:2015-11-22 07:00:00
295文字
会話率:0%
恋愛2回目の挑戦
着物の似合う女の子の感じを表現したかったのですが…
キーワード:
最終更新:2015-11-15 18:23:02
509文字
会話率:0%
十一月は銀杏の木。黄色い落ち葉は鎮魂の舞手。
ひらりひらひら祈りを込めて。 銀杏の生は人よりも長く。
友よりも長い。ひらりひらひら祈りを込めて。
銀杏は友に鎮魂の歌を。
題名の銀杏は「いちょう」とお読みくださいませ。
植物が主役の読み切
り短編《樹花草綴り》
短く繋がりなく刹那の樹花草物語。
樹花草綴り 第九話《 鎮魂の銀杏 》お届け致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 07:00:00
313文字
会話率:0%
【第25回フリーワンライ】
本日のお題:金木犀/落ち葉/かえる(返る)/縺れた鎖/告白当日
ジャンル:オリジナル・恋愛
pixivにも掲載中。
創作メモをつけてます。
最終更新:2015-05-26 21:06:25
2444文字
会話率:15%
死んだ人間の魂を燃やすこと。それが落ち葉拾いという組織の仕事。はたして生きている人間と死んだ人間の魂に価値の違いはあるのだろうか。
もともと携帯版のホームページを利用していましたが、こちらでも掲載させて頂こうと思いました。元のHPはこちら
。
http://id12.fm-p.jp/203/inuitakahiro/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-25 13:39:26
2594文字
会話率:50%
主人公・[白銀(しろがね)斬彦(きりひこ)]が妹たち[烏(からす)][雀(すずめ)][燕(つばめ)]の三人にVRMMOを勧められ、ソロでのんびり?プレイをする話※作者のハートは落ち葉なのですぐ破けますので気を付けてください※似た作品がありま
すが、別ものです※内容がすごいグダグダですが気にしないで下さい※投稿日は気まぐれですので期待しないで待っていてください※1話1話短いです※誤字脱字の報告はありがたいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-22 02:00:00
8523文字
会話率:71%
落ち葉全てが枯れ葉とは限らない。
青々とした若葉も枝を離れれば落ち葉となって転がる。
嵐が吹けば多くの若葉が落ちる。
若葉全てが嵐に落ちれば、木は陽光を得られない。
最終更新:2014-12-04 09:00:00
28663文字
会話率:21%
落ち葉舞い散る林の中、二人の武芸者が互いの命を賭して対決する。
最終更新:2013-12-23 19:40:09
2932文字
会話率:24%
「3個の友情お題ったー」で出たお題「『落ち葉』・『今更だよ』・『飲みにでも行こうよ』」で書いた。
最終更新:2013-12-11 00:05:36
400文字
会話率:62%
帰り道。赤い落ち葉と真っ黒に長く伸びる影を踏んで歩く。
「ぷにっぷにで、いや、ぷるんっぷるんなんだよ! しっとりしてて、多分今くらいの時期が一番良い感触じゃないか?」
「何でそう表現がエロいねん」
「落ち着けよ茅原。海藤も関西弁封印し
たんじゃねェの?」
ほら。下がった眉が頼りなくて嫌い。
「俺のサヤカちゃんマジスゴいから!」
「解ったから茅原は声落とせって」
「解ってない! サヤカちゃんの肉球は世界一なんだぞっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-22 23:54:54
200文字
会話率:56%
書いておいて何ですが、本当に腹が減ってたら落ち葉の一つでも口に入れてみると思うんですよ。
最終更新:2013-11-21 17:17:33
3145文字
会話率:57%
光り輝く髪に悩む少女オチバは家出の末、陽気な少年テグと出会った。人と違う能力をもつ二人が出した各々の結論とは…。
最終更新:2013-10-15 22:45:08
8549文字
会話率:51%