押し入れの中のスケッチブックによって連れてこられた、剣や魔法の世界の中で巻き起こる。中学二年生の無表情系男子の白羽六連(しらばねむつら)とその仲間たちの異世界冒険譚!
行く先々で童話のヒロインそっくりな少女たちとの出会い。共に世界を周るこ
とを誓い。知らぬ間に巻き起こる魔女の刺客と戦い。そして進む自らのチートっぷり。
行く先々で面倒事があるけれど、一応地球帰還目指して頑張ります。
いつもは緩くバトルはシリアス。バトル多めでやっていきます。
更新ペースは週一目安です。あらすじも本文も描写が下手なのでちょくちょく変わります。
現在他の作品に集中していて凍結中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 16:07:18
92062文字
会話率:40%
帰り道。赤い落ち葉と真っ黒に長く伸びる影を踏んで歩く。
「ぷにっぷにで、いや、ぷるんっぷるんなんだよ! しっとりしてて、多分今くらいの時期が一番良い感触じゃないか?」
「何でそう表現がエロいねん」
「落ち着けよ茅原。海藤も関西弁封印し
たんじゃねェの?」
ほら。下がった眉が頼りなくて嫌い。
「俺のサヤカちゃんマジスゴいから!」
「解ったから茅原は声落とせって」
「解ってない! サヤカちゃんの肉球は世界一なんだぞっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-22 23:54:54
200文字
会話率:56%
エライモノを見てしまった。努は姉から貰ったコンビニスイーツの割引券を見下ろし溜息を吐いた。
手芸好きな姉の手によるマイバッグを手に家に帰ると、怨念が籠もった打撲音が響いている。怜夏は少女趣味な己の部屋にサンドバッグを持ち込みたくなく
て、努の部屋に置いていた。
絆創膏や飴、裁縫キット等、男が持たない可愛い柄の女らしい品を押し付けて来たりと、後者は姉心でもあるのだろうが、前者は横暴さと凶暴さが滲んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-21 23:29:37
200文字
会話率:34%
「ちょっと、堀田!? ヘバッてないでシャキッとしなさい!」
「へ? わ、ハイ!?」
ランニングから戻って剣道場に転がっていた堀田はガバリと身を起こし、正座した。
「何やってんだ堀田」
「解んね。斉木の俺への当たりが強くてつらたん」
「
バカだから何かやったんだろ」
「え、俺何もしてねぇし」
「無神経だからな。まあ、強く生きろ」
バシバシ頭やら肩やら背やら遠慮無く叩く部活仲間は、気付いて見ぬフリをし、ニヤニヤ笑っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-20 22:42:40
200文字
会話率:17%