平成最後の秋の夜、一人の女性が自宅のリビングで殺害された。彼女は《Bar HIMAWARI》の常連客であり、現場にはバーでもらって来た食用のヒマワリの種が、手付かずのまま残されていた。犯人は、彼女と同じ店の常連客の誰か。例により共通の友人
からの依頼を受け、緋村奈生と若庭葉の二人が、この「大輪の謎」に挑む。緋村の推理が冴え渡る、モラトリアム・ミステリシリーズ初の「国名シリーズ」。(難易度低めの犯人当てです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 16:11:57
25643文字
会話率:46%
暗証番号と専用の鍵により厳重に管理されていた次村家の金庫から、保管されていた現金が盗み出された。友人から事件の話を聞かされた若庭は、例により協力を拒否した緋村に代わり、捜査に乗り出す。果たして、犯人はどのような方法で、この「堅牢な金庫」を突
破したのか。モラトリアム・ミステリシリーズ短編第四弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 19:31:02
36263文字
会話率:49%
大学教授の元に送られた一編の推理小説。その作中には、彼の中学時代の友人たちの名に混ざり、ある「異物」が登場し──。いったい誰が何の目的でその小説を書き、彼に送り付けたのか? ラプラスの悪魔の如き存在が書いたとした思えない奇妙な小説に隠された
、意外な真実とは? 緋村と若庭のコンビが様々な事件の謎に挑む、モラトリアム・ミステリシリーズ第三弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 12:07:58
22589文字
会話率:47%
そうなるとこの生ごみどもの見方も少しは変わってきてすこしくらいはモラトリアムという免罪符のもとにニート生活をおくらせてもいいんじゃないか、そんな考えも出てくるかもしれません。
これだけです、本文中で学生ニートを擁護したのは。
最終更新:2020-10-10 08:50:00
1425文字
会話率:0%
勉学にバイト、これといった努力をすることもなく朝から朝までネトゲにソシャゲにラノベ――
志(オタク)を同じくする友人たちとモラトリアムな大学生活を生活を送り社会人3年目の男、
長船 周(おさふね あまね)25歳
ふわふわと行っていた就
職活動をギリギリ終えるも、要領も会社からの覚えも悪ければ毎月の給料では生活がカツカツで自己肯定感が低くなるスパイラル
学生時代にもっと積極的に物事に取り組むべきだったと後悔するも先立つことはなく、人生に悲観的な毎日を送るもこれといった案もないのでもちろん行動に移すこともない……
自業自得、怠慢怠惰の極みの周にも転機が訪れた。
最近ネットで局所的に話題になっている2095年から来た未来人がウィーチューブで警告する動画をアップしていた
パワースポットに行くな、どうなるか分からない――
――これはチャンスだ
未来人が偽物でも本物でも構わない、大学を卒業し社会人になって真の意味でモラトリアムに苛まれる男が藁にも縋る思いで取った行動はパワースポット、足繁く通う有名な神社の神様に異世界転移を願掛けすることだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 23:30:46
95961文字
会話率:38%
西ユーディア大陸。ここではかつて『魔法大戦』と呼ばれた戦乱の時代があった。
後に、多くの魔法、技術が失われた時代の空白期と呼ばれ、多くの歴史学者達が挑み続け、挫折する謎の時代。
西ユーディア大陸が他の地方と断絶していたこの時代。この物語は魔
法大戦の終焉となった「造神機戦役(ゴーレム・ウォー)」を戦い抜いた者達の物語である。
※本作は自作「英雄までのモラトリアム ~竜は気ままに暮らしたい」と同じ世界の物語となります。(舞台、時代は大きく違います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 07:52:58
25830文字
会話率:46%
バイラス・ケイは何不自由なくモラトリアムに興じる日系アメリカン人だった。
彼は就職活動が面倒だったので、長野県の祖父の家にお世話になっていた。
最終更新:2020-08-16 01:47:47
5890文字
会話率:1%
大学の夏休み、モラトリアム、アルバイト。
最終更新:2020-08-12 01:06:19
848文字
会話率:0%
他者は私なのか?いや私だけが私。
最終更新:2020-06-06 20:39:15
339文字
会話率:0%
大きな大きな大きな樹
最終更新:2020-05-21 09:33:11
219文字
会話率:0%
ありふれたことだと思うけどあえて文字にしてみました。
最終更新:2020-05-17 20:25:15
235文字
会話率:0%
理系大学生の僕はエナジードリンクを毎日飲んでいた。それこそ中毒のように。チート能力もないごく普通の大学生。異世界なんて興味ない、と言いたいところが来ちゃったんだよなぁ…え?ここで無双するのに必要なのはまさかのエナジードリンク⁈ならなんとかな
るかもしれねぇ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 17:28:06
6475文字
会話率:24%
「幸福の青い鳥は本当に家にいるのか?」
鳴海は人生のモラトリアムを謳歌する大学4年生。
ある日エイリアンに、同級生の青山旭を幸福にできなければ地球が破壊されると知らされる。
しかし旭は想定をはるかに超える変人で、一筋縄ではいかなかった。
鳴海はエイリアンのナポリタン、旭の叔父でポルノ作家のユウキと協力しながら彼を幸福にしようと試行錯誤する。
迫り来る地球破滅の期日、3月1日までに鳴海は旭を『幸福』にできるのか?
*注意*
・完結済み(1日1話投稿)
・一部センシティブな表現、設定が含まれます。そこも踏まえて読書を楽しんでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 17:18:08
81416文字
会話率:50%
大学四年生の、ノリ・敦・兼保・絵梨花。
学部も趣味もサークルも、すべてが違う四人。
それでもなぜか、いつも大学生活を共にし、等身大の青春の日々を送っていた。
絵梨花に想いを寄せるノリであったが、絵梨花には「大切な人」がいることを知り、意気
消沈。
それでも、今の楽しい日々が変わらず続いてくのなら、このままで良いと考えていたが……。
絵梨花が、通学中に不慮の事故に見舞われる。
それはあまりにも突然すぎる悲劇であった。
残されたノリと敦と兼保が取った行動は。
絵梨花の「大切な人」を探し出し、「代わりに好きだと伝えること」であった——。
※この小説はmonogatary.comさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 21:15:35
73834文字
会話率:40%
荒れた東ノ方市で学校生活を送る牛岡翔。消極的に生きる彼とは反対に、彼の周りではいろいろ起こり続け、自然と巻き込まれていく今日この頃。時間の経過とともに、今までの日常が亡くなることを理解していながらも、自ら動くことは無い。
自称:怠惰の化身。
努力を嫌い、生を嫌い、ただただ時の流れを感じ、時間をドブに捨てている。行動をとるときも感情的になったときのみで、無こそ彼のニュートラル。
彼は自らは動かない。ただ周りが動くから、それに伴って行動するだけ。そんな人に対して、周りと呼べるものが消えていくと、果たしてどうなるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 02:41:31
89377文字
会話率:62%
”武門の名家”と呼ばれる下級貴族のオーガスタ家に生まれたアイルは武術よりも魔術の勉強が好きだった。
しかし騎士団長の父からは騎士を継ぐことを強要され、市民には武術が下手なことを嘲笑われる。
そんなアイルの元に圧倒的自由さを持った女剣士ナユ
タが現れる。
彼女は生まれに囚われたアイルの価値観を破壊し、人生に救いをもたらすが……
他人に救いを与えることが出来ても、自分に救いをもたらすことが出来るとは限らない。
※「カクヨム」と同時更新です
8万~10万字ぐらいで完結予定(完結済み書き溜めがあるので必ず完結します)
タイトルで察していただけると思いますが、あまり明るい話ではないです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 15:13:00
86783文字
会話率:44%
開け放たれた窓は、清々しいほどの青空に通じていた。
未来を互いに託し合おうとする3人の少女たちと、学習支援員の若い男のお話。
季節外れかもしれませんが、新型コロナウイルス騒ぎにもうんざりしてましたし夏が恋しかったので。
※冊子に掲載した
ものの再掲です。他サイトとの重複投稿も行っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 13:16:56
4571文字
会話率:32%
美術部の崎代くんが好意を寄せている最中の、読書家作ちゃんと、お友達のMIOちゃんからチョコレートを貰う、関係性云々を巻き込んだ青春中の少年少女的お話。
最終更新:2020-02-16 03:53:56
4627文字
会話率:28%
「私の歌を、愛してください」
バンドという音楽形態は、かつての輝きを失いつつあった。
そんな時代に、うだつの上がらない大学生バンドマンの朔は、特別な歌声を持つ少女、玲と出会う。
どこまでも愛しくモラトリアムな大学生活という日常の中で、
くすんでしまったバンドの世界を、もがきあがいて楽しみながら進んでいく。
いつか、見たことのない景色に辿り着けると信じて。
特別な存在になり損ねた朔たちと、特別な存在である玲は、何を選び、何を捨てていくのか。
何が正しくて、何が間違ってるかなんて、そんなこと誰にも一生わからない。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
この作品はカクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 20:06:00
539856文字
会話率:64%
ド田舎の高校で将来の夢も見つからない平凡男子高校生の入江裕太は、新聞部(?)副部長の美少女とのひょんな出会いから新聞部入部を決める。そして女っ気のなかった裕太の前に、次々と個性豊かな女子生徒が現れ……。一方、裕太も新聞部での活動を通して将来
について思案するようになる。高校生というモラトリアムを享受してきた裕太は、漠然とした将来への不安感を払しょくできるのか。
ハチャメチャヒロインとの掛け合いをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 07:36:30
6346文字
会話率:56%
エンゲージブルーみたいな?そんな言葉あるのかな?
最終更新:2019-12-08 01:24:17
742文字
会話率:36%
目の先に映る世界は凄惨な光景で埋め尽くされている。
手からは生き物が動脈を小突く一定の鼓動が伝わり、そして目には、まだ手沢のついていない一抹のナイフを通して地面に流れていく体温が映る。出水した赤の液体は、絶えず流失し続け地に大きな水たまり
を作っている。人間というのは、体内から半分以上の血液が出ると致死する可能性が極端に高くなると言われていることを思い出すに、目の前の血だまりがとうにその致死量と呼ばれるものを超えていることは火を見るより明らかだった。
さっきまで雨を降らしていた霧がかっていた雲は一時顔をそらし、代わりに覗かせた月がより鮮明に景色をはっきりとさせていく。月明かりに照らされてらてらと輝く赤黒い水たまりは、かさを増しやがて足下にまで及ぶ位になった。この乱れた呼吸は誰のものだろうと口をつぐむとそれは紛れもなく自分から発せられたものだった。他人から発せられる腐った鉄のにおいに脳漿がくらくらと陶酔し一歩退く、するとどろどろでネチャネチャとした粘液が足に絡んで思うようには動けなくなる。手元に残ったままの確かな感触を引き抜けば、そこからは止めどなく血が流れていく。
鈍く光ったナイフを見る。半液体から、反射された己の顔は酷く歪んでいる。
そうしてその肖像画を眺めていると、ばたりと眼前の人間だったものが肉塊に変わって崩れ落ちていった。
今日僕(私)は、人を殺めた。
あらかじめ準備していた高尚な動機も今となればほんの一縷のあまりたいしたことではなかったように、僕は思う。
あれだけ殺したくてたまらなかったはずなのに、殺したくはなくなってしまった私は、この事実を呪う。
神よ、願わくは変えられない物を受け入れる勇気を僕に。
願わくは、変えられない物を変える勇気を私に。
少年が、少女を殺してしまったことによって始まるピカレスク小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 20:41:52
123933文字
会話率:39%
ーーーーーーーーーーーーー
『なんで電話くれたの?』
潮風にあたりながら何気なく尋ねてみる。ずっと気になってたこと。
『あ?…だって、店員がお前が泣きそうな顔で出てったって言うから…』
『…あんたって私が思ってるよりずっとイイ男なんだね』
答え、期待してなかったっていったら嘘になる。
返事を聞いて改めて電話してくれたことが嬉しくなった。
『お前に言われなくたって自覚してるから』
相変わらずなところは以前だったら無視するところだけど。
今日はなんだか笑えた。
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12月の戀紬、第二弾。
学生時代の苦い思いをさらっと綴った短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 22:00:00
6583文字
会話率:28%
彼女は機械と話すことを、私は歌を詠うことを、それぞれを魔法にする。
モラトリアムの終わりに怯える結衣が、ゲームクリエイターを目指すあさきに出会うお話です。
カクヨム、pixivにも同内容で掲載しています。
最終更新:2019-11-03 20:02:38
17667文字
会話率:39%