僕等が小学生の頃、作って流行らせた怪談噺『ヨルヨルさん』
最初は誰も怖がっていなかったし流行ってもいなかったと思う。僕等の時の怪談噺と言ったら『トイレの花子さん』が主流だったから
張りぼての様な幽霊に怖さなんてまるで感じられな
かっただろう。
僕等の幽霊は、幽霊として不完全な存在だった。出来損ないの幽霊だった。
だから僕等は、確か【恐怖度】というのを作り、ヨルヨルさんという幽霊に信憑性を高める為の方法に▵4さふぃう◆sdふぃ―――――――。
そのお陰で念願だった僕等の学校に幽霊である『ヨルヨルさん』は学校の七不思議に付け加えられたんだ!
『花子さん』を越えることはできなかったけど『ヨルヨルさん』は、その次に確かな恐怖を持った幽霊になった。
小学校の同窓会で16年ぶりに再会を果たした僕等は、その話をした。『ヨルヨルさん』を覚えてる奴がいたから。しかし僕等が作ったあの幽霊のことを細部まで覚えてる奴はいなかった。ヨルヨルさんの提案者である僕がヨルヨルさんのことを全く覚えていなかったせいもある。
そして僕達は、二次会ついでに母校である小学校に青春であった思い出を拾いにいく為、訪れたのだった。
あなたは、ちゃんと自分の思い出を覚えてあげていますか?
------ねぇ、ヨルヨルさんって知ってる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-27 14:52:18
1326文字
会話率:10%
夜半にメキシカンフードの屋台を訪れた剛は、営業中のはずの店に誰もいないのに首を傾げる。そこへ偶々やって来た男は、パニック状態で、無人の屋台を見た者には災厄が降りかかると告げ、車で走り去る。直後に響いた衝突音に慄いた剛は帰ろうとするが、車の
エンジンが掛からず、携帯も使えない。災厄が自分にもやって来たのを感じつつ、助けを求めて剛は歩き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 12:16:08
4812文字
会話率:28%
オレの通う学校に伝わる七不思議の一つ、「特別版・番長皿屋敷」家庭科室からお菊さんの皿を数える声が夜な夜な聞こえるらしい。
どうして「特別版」なのかというとなんでも、有名か決め台詞が微妙に違うみたいで、数え上げた皿の枚数が八十枚越えもしばしば
。
オレとしてはしょせん噂、程度に思ってたんだが、秋元に誘われ夜の学校に忍び込んで知ってしまう。
お菊さんは実在した、と。
ちょっぴりギャグテイストな青春ホラー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 20:00:00
6434文字
会話率:32%
学校の七不思議を写真に収めようと集まった5人。肝試しなんてはしゃぎながら一人一人、それぞれの場所に向かう。すると突然メールが届く。仲間の惨殺体の写真と共に。皆の脳裏に一人の少女が浮かぶ。これはイタズラなのか、その少女なのか。それとも別の何か
なのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 12:19:51
7937文字
会話率:55%
とある高校の廃部寸前の民族学研究部。
『僕』は今日も先輩(師匠)と勧誘のチラシを配ったり七不思議に巻き込まれたり。
そんな、新入部員を増やすために奮闘する魔法使いとその弟子の物語。
最終更新:2012-07-05 00:01:47
3354文字
会話率:40%
七不思議、というものをご存知だろうか? 僕ら五人は町内にある七不思議を解明しようとしていた。しかし、七不思議は六つしかなく、流れで最後の一つは僕らで作ることに。
そして、最後の一つを作るとき、僕らは光とともに異世界に引きずり込まれる。そ
れぞれバラバラに飛ばされた僕たち。なんだけど僕は飛ばされてから早速クライマックス。果たしてどうなるんだ僕! よくある異世界ものです。主人公は徐々に強く、しかしパーティメンバーは最強 (最恐?)です。ハーレムとかは……作れるといいかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-09 11:59:25
5109文字
会話率:48%
どこにでもある七不思議。それのたった一ツ目。
最終更新:2012-05-10 21:49:26
5066文字
会話率:2%
「ねぇ、ごみ置き場の裏って何あったっけ?」
「え?工事中の看板でしょ?」
「そうじゃなくて、工事が始まる前。」
「あ~。えーっと、小屋、みたいな・・・なんて言うんだっけあーゆーの、ほら、」
「ほこら?」
「それそれ!で、それがどうした?」
「祠壊しちゃったよね・・・。」
「まあ、敷地広げるためだもん。しょうがないよ~。」
「工事終わった途端、学園長入院したじゃん・・・?」
「もう年だしね~。」
「祠って、壊しちゃいけない、って言うよね・・・。」
「ホラー映画の見すぎ~。」
「で、でも、最近、七不思議できたじゃん!」
「違う違う。あれ七じゃなくて八。」
「え、八不思議目があるの?」
「うん。」
「何なに?」
「一不思議目が、音楽室の・・・」
「七まではいいから、八不思議目教えてよー!」
「しょうがないなあ。八不思議目は、―――――」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-07 00:26:18
17110文字
会話率:40%
人生は筋書のないドラマである。
そんな言葉なんか、実感する必要がないし、実感するような機会なんか、普通に生活をしていればないに決まっている。そうルナ=ラクスラシスは考えていた。
けれど、そう思っている人間に限って、一般的にいう「普通の
生活」からかけ離れた状況に容赦なく放り込まれていくのは、果たして「学園」を「舞台」にした「人生」と言う名の芝居の「シナリオの上」なのだろうか……?
サン・クロウリア学園に語り継がれるどこか不自然な七不思議を「シナリオ」に、ルナと変わり種ぞろいの仲間の、歯車の狂った学園生活が幕を開ける……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-05 14:36:57
44622文字
会話率:55%
整形によって普通の顔を手に入れた口裂け女は、他の怪談たちにそのことを自慢するが、もうそれ口裂け女じゃないじゃん……ってことで、ハブられてしまうお話。
最終更新:2012-04-01 03:31:32
2046文字
会話率:52%
とある少女達が、学校の七不思議スポットに出掛けて……?
心霊スポットに行く行かないは、誰かの自由ですけど。
行った時と同じまま帰ってこられるという保障は誰がしてくれるのでしょうね?
最終更新:2012-02-21 18:27:50
1358文字
会話率:12%
とある小学校で七不思議を体験した少女と少年のお話。
冬だからこそ、ゾクッとするお話を・・・。
最終更新:2012-02-06 09:00:00
19375文字
会話率:53%
夜城高校で起きた不可解な不審火事件。
人々はそれを、亡き兵隊のたたりだと噂し、七不思議となった。
頭のキレる美人ミステリー研究部部長、如月智香と唯一の部員、藤崎日向が学校の七不思議に挑む!
最終更新:2012-01-11 17:05:24
10113文字
会話率:54%
「妄想学園」六話目となるこのお話は、おそらく一~五話まで読んでいないとキョトンとなるような仕様です。是非そちらを順番にお読み下さい。そして身内ネタが多数混在しております。年末という事もありちょっと悪ノリな部活動のお祭りだと思って、生温く見守
っていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-01 22:00:00
6402文字
会話率:36%
※妄想学園の5話目としてお読みいただくこと推奨いたします。
読書愛好会の部員であり遅刻魔である少女と、その彼女を見守る少年の心温ま……げふんげふん、ココロアタタマルお話です。
最終更新:2011-12-01 21:00:00
2783文字
会話率:33%
妄想学園三年八組のみんなが一丸となって大学受験という試練を乗り越えようとする、愛と友情の物語です。・・・え?ちがう?
※この後も妄想学園シリーズ23時まで更新続きます☆
最終更新:2011-12-01 18:00:00
5816文字
会話率:61%
とある事により見つけた『青い羽』が、彼らの人生を大きく変える・・・・。
最終更新:2011-11-13 01:16:16
7653文字
会話率:50%
これは私の学校で集めた記録の掲載です。
学校の七不思議と記録者との物語です。
最終更新:2011-10-30 21:47:03
802文字
会話率:52%
犯罪クラブのメンバーの一人、ハルルンから学校の七不思議のことを聞いたメンバーはちょっとした疑問から七不思議の捜査を行ない始めた。操作をしていくうちに、15年前にこの学校で起こった密室殺人事件が起きていたことを知り…。
最終更新:2011-08-12 02:12:58
18489文字
会話率:47%
高校生最後の思い出作りとして高校で七不思議をする事となった主人公と3人の友人。だが、最後の不思議”サヨナラの鏡”を試した結果、主人公たちはばらばらに異世界に飛ばされてしまう。主人公はこの世界にいると思われる友達を探しながら、元の世界に戻るた
めに”魔女”と契約をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-04 22:10:29
1646文字
会話率:45%
ジャンル&テーマ
学園ホラー
グロい系
怪談
ファンタジー
ホラー
古びた図書館
最終更新:2011-07-26 17:16:13
4594文字
会話率:61%
いくつかの問題を解決して、意気揚々と文化祭に臨んだTCCのメンバー。一日目は恙なく終了したのだが、事件は二日目に起こった。それは文化祭の最中しか通用しない魔法の言葉『文化祭の七不思議』から始まる複雑怪奇な事件だった。
最終更新:2011-07-10 00:00:00
60336文字
会話率:57%