桜の花を家紋とする王族が治めるキルシュ国。その国には昔から愛され続けている【創国の英雄譚】という実話を元にした物語があった。
それは遥か昔、キルシュ国がキルシュ国になる以前のお話。とある小さい国は軍国という好戦的な国に負け、国を支配され
てしまった。そして小さい国の王子だった青年は、国の期待を背負い一人逃げ出す。
国も、民も、家族も失い、全てを失った若き王子は必ずや軍国を退け、母国の再建を誓い、旅に出る。そして、とある農村で一人の青年と出逢う。
魔物が跋扈する時代。何処の村の男手もそれなりに剣を扱えたものだったが、その中でもその青年は飛びぬけて剣の腕が立ち、誰よりも高潔で崇高な意志を持った誠実な青年だった。
そして、若き王子は青年の前に跪き言った。
「祖国を取り戻す為に、その剣を、力を貸してくれまいか」と。
そして、農民だった青年は若き王の騎士になることを誓い、王と共に様々な困難を退け軍国を追い出して、母国を再建し、キルシュ国を創国したという、ありがちな平民の立身出世を描いた英雄譚。
この物語は【創国の英雄譚】に憧れ、全てを捨てて【英雄騎士】になることを本気で目指した馬鹿な三人の少年が、キルシュ国の王子と出逢いその命を救い、国に蔓延る盗賊を壊滅させ、隣国の姫君を助け、ドラゴンを倒し、軍国からキルシュ国を守り、【第二の英雄騎士】【救国の三騎士】【三華の騎士】と呼ばれる英雄になるまでの、夢を追い続けた少年達の立身出世の物語。
以前書いていた話を最初から書き直している最中だったのですが、息抜きに書いていたらプロットが完成してしまったので、こちらも書いてみました。息抜きに書いているので、更新は遅くなると思います。
また、この小説は自分の趣味に走ったもので、ありきたりな英雄譚を目指しているので、設定自体はよく見かけるものばかりだし、話のどんでん返しもありませんのでお気を付け下さい。
あらすじ通り、騎士を目指して家出同然で出てきた少年達が、王都で王子様と出逢い、王子様を主君とし、盗賊を倒したり、お姫様を助けたりするお話です。主人公達ご都合主義で進んでまいりますので、そういった物語がお嫌いな方はご不快になるかもしれませんが、暇つぶしにでも読んでいただけると幸いです。
タグの二次創作は保険でつけさせていただいてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-30 20:39:37
33809文字
会話率:40%
物語の中のお姫様にあこがれていた林堂ルネ。
だがそれは昔の話だった。
高校1年生のルネは過去のトラウマで男嫌いに。
これはそんな主人公の生み出した『名もない物語』。
最終更新:2013-05-25 22:39:32
1923文字
会話率:26%
「魔王討伐から帰ったら結婚しよう」なんて信じた私が馬鹿だった。帰って来た途端、お姫様と結ばれめでたしめでたしな勇者様に振られ挙げ句に魔物に殺されちゃった可哀想な私。だけど今世は可愛いお姫様に生まれ変わり、いい家族に囲まれて幸せな一生を送れる
!と安心したのも束の間、隣国からアイツがやって来た!嫌だイヤイヤ何か知らないけどアイツ大嫌いなんだもん!
【ご注意下さい】本編はコメディですが《番外編》はシリアス&ちょっとネタバレ含みます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-30 13:59:32
39611文字
会話率:23%
かなり凶暴な白雪姫と、ひょんなことで紅茶が嫌いになった王子。そんな二人が出会うと、どうなるのか!?
最終更新:2012-10-07 14:37:17
4737文字
会話率:58%
ある国には、王子様が21人いました。彼らは生まれながらにして、その生まれた順によってそれぞれの将来を定められていました。―――この物語はそんな国の『22番目の王子様』の物語。とある城下町にて目の前の嫌いな少女から逃げ出すためだけに、彼はお姫
様を探すべく何の当てもない旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-30 16:52:24
14551文字
会話率:30%
香奈は花森中学の2年生。ある日、大嫌いな陸に学校の裏山に呼び出されたのだが・・・・・・・いきなり、へんなじいさんに異世界へつれさられ香奈は姫と呼ばれ陸は恋人の王子だという。いったいこの二人はどうなってしまうのか……………
最終更新:2011-10-17 19:10:52
10911文字
会話率:63%
昔々、とある国に一人の王子様が生まれました。魔物ような容姿をした王子を見な忌嫌いました。けれど、優しい闇の魔法使いがかけた呪いの所為で誰も王子を殺す事は出来ません。しかし、王子は十五歳の誕生日、錘に刺されて長い長い眠りに着きました。彼を真に
愛する者が現れるまで、長く長く―― (2011/11/30:『さあ、幸せの歌を歌おう。』を少し編集しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-08 15:28:45
6816文字
会話率:44%
私は白雪姫の生まれ変わり。でも容姿はごくフツーの女子高生。さらに林檎嫌い、王子も嫌いの白雪姫らしからぬ私。そんなある日、日常が消え去る。※白雪姫の本来の筋書きも使っているため、残酷な表現があります。
最終更新:2011-07-10 06:09:24
4059文字
会話率:46%
「私を救ってくれたのは、あなただった――」
平日の黄昏時。家が嫌いで、新しい家族にも馴染めない“ころん”は、逃げるように毎日その水族館に通っていた。
いつもの水族館、いつもの深海魚のスペース。それはころんのお気に入りの場所。けれど“その日
”は違った。
いつもの場所で出会った一人の青年の言葉に、ころんは青年の手を取った。
人魚姫をモチーフにした、海に憧れる陸のお姫様と孤独なお姫様に気付いた海の王子様の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-10 06:28:17
9949文字
会話率:38%