ーー世の中には、コイツだけは怒らせちゃならねえって奴が何人かいる。
自分に余程の自信が無いのなら、喧嘩を売っちゃならねえ、肩をぶつけるのもいけねえ、目だって合わせちゃいけねえって奴だ。
そう言う奴の一人がこの俺、御子神恭也さんだーー。
最初は、ただのガキ同士の喧嘩の筈だった……。
ワガママで狂暴、大の女好きの主人公“御子神恭也”は、ある喧嘩を切っ掛けにヴァンパイアとの闘争に身を投じていく事になる。
この国の闇に暗躍するヴァンパイアに対し、これを迎え撃つ政府直轄の極秘組織と密教の総本山である高野山が暗闘を繰り返すなか、事態は政府や人間社会全体を揺るがす大事件へと発展して行く。
この国と、人間社会の存続を根底から揺るがす『真の神宝』とは。
序盤の軽いノリから、章を重ねる毎にハードな内容になっていきます。
尚、
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-25 15:50:27
501064文字
会話率:31%
二十一世紀。海面上昇により首都を失った日本国家は解体され、米国、中国、ロシアに分割統治をされていた。そんな時代。難民として存在を切り捨てられた者たちの中で生まれたジムは、市民権を手に入れるため、FBIの犬となって、同じ難民の中から生まれたテ
ロリストを相手に暗闘していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-13 04:42:13
67535文字
会話率:34%
十六世紀。ひとりの背教者がヴァチカン市国の地下最深部から奪い去った禁忌の呪物「ライカンスロープの心臓」をめぐって、世界最大宗教・カトリックと《月に吠える獣の軍団》の、知られざる戦争の幕は開いた──。 そして現代。四世紀の長きに渡って一族を縛
り続ける獣人狩りの宿命と、世界史の陰で続く人間と獣人の果てしない暗闘を終わらせるため、名誉と栄光なき苛烈な戦いに踏み込んでゆくのは、ヴァチカン特設・武装エクソシスト兵団のトップ・ハンターである二人の少女たち────。
●この小説は、ガチッとしたものを読みたい方に向いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-02 14:22:02
98900文字
会話率:43%
新選組隊士・神楽祐平は、ある事件を境に己の生き方に疑問を覚えるようになる。事件をきっかけに出逢った女性、由衣と過ごす時間の中に囁かな安らぎを感じる神楽だったが……。幕末の京都。組織の暗闘に翻弄された、とある男女の物語。
最終更新:2009-03-31 13:02:27
5865文字
会話率:25%