昔、昔あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。
ある日、お爺さんが山へ柴刈りに行くと、竹が光輝いておりました。
お爺さんはその金色に輝く方向へ足を向けると……そこには、黄金に輝く、大きな竹があったのです。
お爺さんは手にしていた斧で竹を
慎重にたたきました。
すると折れた竹の中から、この世の者とは思えないほど美しい赤ちゃんが、スヤスヤと眠っているではありませんか。
お爺さんは竹の中から赤ちゃんをそっと取り出すと、すぐに家に連れ帰りました。
子供がいなかった二人は神様からの贈り物だと、とても喜びました。
そうして二人は赤ちゃんに[なよ竹のかぐや姫]と名付け、大事に大事に育てました。
これはそんな美しいと謳われた、なよ竹のかぐや姫がもし男だったら……のお話です。
※冬の童話祭2018の参加作品となります。
ハッピーエンドな竹取物語を書いてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 22:00:00
5228文字
会話率:13%
冬の童話祭2018 提出予定の作品です。
公式企画への参加は今回がはじめてなので、楽しみにしております。
企画内イベントの「ifの話」にも参加します。そう、『桃太郎』のおばあさんがきびだんごを知らなかったら……というものです。
そして、こ
の作品では、おじいさんが大活躍します。
まれに見る、おじいさんが活躍する『桃太郎』を読んでみたいという読者のみなさん、集まれーっ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 18:52:51
3362文字
会話率:43%
のんびりと浜辺で暮らしていながらも、近隣の子供に恐れられる系ヒーロー浦島太郎。
そんな彼は、ひーちゃんと呼ばれる純朴な少女と一緒に釣りへ行きました。
そこで若干のゴタゴタがあったものの、その数日後。
彼は竜宮城へ招待されました。
そして、そこで待っていたのは、何故か『ノーフェイス』の顔隠しをした乙姫様でした───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 17:53:05
6142文字
会話率:65%
命を狙われて、森の奥深くに逃げ込んだ白雪姫。
小人達と静かに暮らしていた彼女の秘密 とは……?
最終更新:2017-11-30 13:28:24
3343文字
会話率:27%
桃から生まれた桃太郎は、村で悪さをする鬼を退治するために、鬼ヶ島へ向かう決意をする。そこで桃太郎は、旅に向かう前にお婆さんに"きびだんご"を作ってもらうようにお願いした。しかし旅立ちの日、お婆さんが桃太郎に渡してくれたものは、きびだんごとい
うにはあまりにきびだんご然としていた。
これは、聖戦"キビウォーズ"によって苦しむ人々のため立ち上がった桃太郎と、きびだんごに選ばれた3匹の、まだ見ぬ旅立ちの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 15:06:33
3604文字
会話率:55%