竹から生まれたかぐや姫。
彼女は月に帰るはずだった。
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バタバタ書いたらこうなりました。
かぐや姫が月に帰らないお話です。
最終更新:2018-01-17 23:18:50
3146文字
会話率:11%
昔、昔あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。
ある日、お爺さんが山へ柴刈りに行くと、竹が光輝いておりました。
お爺さんはその金色に輝く方向へ足を向けると……そこには、黄金に輝く、大きな竹があったのです。
お爺さんは手にしていた斧で竹を
慎重にたたきました。
すると折れた竹の中から、この世の者とは思えないほど美しい赤ちゃんが、スヤスヤと眠っているではありませんか。
お爺さんは竹の中から赤ちゃんをそっと取り出すと、すぐに家に連れ帰りました。
子供がいなかった二人は神様からの贈り物だと、とても喜びました。
そうして二人は赤ちゃんに[なよ竹のかぐや姫]と名付け、大事に大事に育てました。
これはそんな美しいと謳われた、なよ竹のかぐや姫がもし男だったら……のお話です。
※冬の童話祭2018の参加作品となります。
ハッピーエンドな竹取物語を書いてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 22:00:00
5228文字
会話率:13%