今年初めての雪が降る。
思い出すのは一年前の今頃のバレンタイン。あなたに手渡した碧いセーターとチョコレート。
ふと振り返れば銀世界、点々と続くふたりの足跡……。
本作は、銘尾友朗さま主催『冬の煌めき企画』参加作品です。
最終更新:2021-02-09 07:34:49
407文字
会話率:0%
「制服の胸のボタンをください」
卒業式の日。桜の樹の下で三浦咲来は、楠城中学を卒業するリコーダークラブの先輩で初恋の人・河合匠吾にそう告げている。
これは、その時から約一年前の咲来、中学一年生の時のリコーダークラブでのお話。
そして、咲来の
告白に、匠悟先輩は……。
2018年7月に投稿した同タイトル作品の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 07:05:09
22308文字
会話率:36%
一年前の紅葉の季節、突然あなたがいなくなった……。
本作は、遥彼方さま主宰「紅の秋」企画参加作品です。
最終更新:2018-09-12 13:11:49
248文字
会話率:0%
一年前の私、とっても好きだったんだね
最終更新:2021-01-19 12:00:00
1681文字
会話率:0%
一年前に書いたものです。本人にも理解できません。一年前の自分も他人なのかもしれません
最終更新:2020-11-05 22:32:45
477文字
会話率:0%
目が覚めたら高村郁代は、1年前に3週間ほど遊んだだけのMMOでのキャラ、猫部ミケとなって異世界に転移していた。あまりにもうろ覚えすぎて、ゲームの仕様すらロクに覚えていないけれど、それでも上位職までは育てたキャラクター。ここがゲームの世界なの
かどうなのかも分からないまま、3週間分のレベルと一年前の記憶で生きていこうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 18:38:17
70058文字
会話率:32%
日曜日の午(ひる)下がり、いつものバーで午下がりのビールを2杯飲んだあとの散歩。夕食の時間までと区切った中での長い散歩は、月曜を持つ身の上にはちょうどいい贅沢な時間。
ハッとするくらいの綺麗な親娘、小路の中の解体現場、後期高齢者の大将、
黒猫、魚屋、力強い鍵盤の音など、短いオムニバスに並べてみました。
日曜の晩酌前にでもお読み下されば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 09:33:51
4914文字
会話率:0%
6月8日。
高校二年生の片喰胡蝶(かたばみ こちょう)は、転校先のクラスで一人の女生徒と出会う。名は葵キスツス(あおい きすつす)。
「私は明日死ぬだろう」
その花言葉を戴く花と同じ名のキスツスが、毎日のように自殺を図り失敗しているこ
とを知った胡蝶は、キスツスの自殺を留めるために説得を試み、その過程で一年前の6月8日に自殺した自分の兄のことや、それによって始まり今なお続く自分たち遺族の苦悩を話して聞かせる。
しかし確たる信念をもって自殺の決意を語るキスツスの翻意は得られず、そのために反目した果てに、胡蝶はそれを断念させるべく、どんなことでもしてやると持ち掛ける。
それを聞いたキスツスは胡蝶に対し、自身が自殺をやめる条件として、胡蝶が自殺することを求めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 00:00:00
69155文字
会話率:54%
黒羽出雲十五歳。
出雲は一年前の十四歳のある日、親に捨てられ路頭に迷ってしまう。突然捨てられたことに戸惑う暇もなく、出雲は一人で生きていかなくてはならなくなった。家を失い、親から捨てられ、行く当てもなく町を彷徨っているとどこかの町の河川敷に
辿り着いた。そこでは初めは雨風を防ぐ段ボールもなく濡れたまま過ごしていたが身体的、精神的に一人では限界が来ていた。しかしホームレスの人に話しかけて頼ることによって、段ボールや食料を分けてもらって生きることが出来たが、成長期の出雲には食料が足らなかった。日に日に痩せていく出雲はある日、河川敷にある橋の下で段ボールに包まっていると、目の前の景色が突如見えなくなってきた。
何が起きたかと出雲が考えていると、それは衰弱死する前兆であると察することが出来た。出雲はやっと死ねる、やっと楽になれると考えて次の人生は楽しく毎日を過ごしたいと思っていた。立ち上がるのさえ難しくなった痩せ細った足で辛くも立ち上がると、霞む景色を頼りに川の中に入って死のうと歩き始める。そして震える足で死ぬために歩くと、足元にあった小石に躓いて倒れてしまう。出雲は倒れたまま顔を上げて震える身体に鞭を打って起き上がって見た景色は、いつも見ていた眼に入る景色とは違っていた。
似ているようで似ていない世界。出雲はその世界で自身のため、出会った人達のために新たな世界で人生を懸けてやり直していく。
本作品は、他社サイト様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 01:00:00
262949文字
会話率:46%
一年前の出会いを回想した崔護は扉に詞を書き付けた。
最終更新:2020-08-28 17:48:10
200文字
会話率:0%
勇者サイレーンが魔王ガニメデを倒してからおよそ百年。
魔王と共に現れたモンスターはいなくなるどころか増え続け、彼らは生態系の一部として自然界に溶け込むまでになってしまっていた。
一年前の大規模殲滅作戦の最中、とある大事件により、国家は
モンスターの絶滅に伴い発生する大きな弊害を認識。
国は国家公安部第四課、絶滅危惧モンスター保護管理課を急ぎ新設し、これに対応した。
この物語は駆け出しの剣士アインが偶然出会った第四課の当代最強の女剣士ジェシカに誘われ、国家公務員となり、様々な人やモンスター達と出会って行く中で、一人前の剣士として成長していく、そんな物語。
第一部 旅立ちと出会い編 1-8話
第二部 試験編 9-連載中 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 06:02:38
159772文字
会話率:37%
今や世間ではVRギアを着けながら歩くのが当然となっている。そんな世界で最も人気のあったゲーム、“Deamons of War”通称“DW”で、飛鳥と言う少年はトップクランを率いて、自身もトッププレイヤーとして君臨していた。
だがそれも一
年前の話。とある事件がきっかけでVR嫌いになった飛鳥は、幼馴染の陽祐、永遠と共にVRギアを外していた。
そんな中ある都市伝説のゲームを入手したことから、ゲームに熱中している人達の願望が生み出したゲームの中の世界――『電脳世界』に迷い込んでしまった三人は、そこで魔王が自分たちが住んでいる世界を壊そうとしていることを神アポスから聞くこととなる。
世界を救う為、そしてVRギアを人々の顔から外させるため、三人は電脳世界で勇者として魔王退治に赴くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 00:24:21
78695文字
会話率:56%
あの発泡剤とバリウムの一年前の出来事。
蘇る発泡剤とバリウム伝説。
最終更新:2020-06-09 13:50:56
1971文字
会話率:0%
お笑いから手を引くと決めていた三十歳の最後の年でM-1グランプリ準々決勝まで進出していた俺たち。極度の緊張と不安にさいなまれていた中で舞台に上がると突然目の前が真っ白になり、気づいたら十一年前の高校生時代にタイムスリップしていた。俺はそこで
相方と出会い、文化祭のステージで漫才を披露する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 16:10:13
13768文字
会話率:42%
一年前のが、なんかあったので、とりあえず出すだけ出しとく感じで。
最終更新:2020-03-31 13:29:00
206文字
会話率:0%
彼女は小さい頃、桜の押し花しおりをよく作っていた。
その年は早くに桜が咲き、さっそく花びらを集めて仕込みを始める彼女。
けれど、不意に誰かに呼び止められる。振り向いたけれど、影も形もない。
不審に思いながら一夜を明かした彼女は、自分が一
年前の我が家にいることに気がついた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 23:10:49
3123文字
会話率:11%
電車の中で今も好きな人と遭遇した浩章。決して届かない思いを託した方法とは。
最終更新:2020-01-19 01:03:55
1813文字
会話率:13%
俺、有村穂高。海凛大学バスケットボール部所属の4年生。無事に内定もらって最後の一年を満喫中。概ね大学生活には満足だけど、一つだけ気がかりなことがある。十日後のバスケ部の親善試合でプレイ出来るのかってこと。一年前の怪我が原因でシュートのイップ
スにかかったままなんだ。気が進まないなと思いつつ、それでも何とか出るんだけどね。やっぱりけりはつけたいからさ。バスケと腐れ縁と、あとはちょっとした約束に。
−−これはある大学生のバスケを通して描く、爽やかでほろ苦い青春の一コマのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 16:37:07
19644文字
会話率:19%
皆さんは、約一年前のあの「バカ騒ぎ」を覚えていますか?
あの、渋谷のハロウィンを。
沢山の被害が出て、警察沙汰にもなりました。
この小説は、私が見た夢を交えて、事件に触れていきます。
最終更新:2019-10-10 00:00:00
3218文字
会話率:33%
生きることが、僕の「罪」なら
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一年前のノートに書いてあった物です。
此処に僕の罪を置いていきます。
どうぞ、拾った方は水面に投げ棄てて下さい。
最終更新:2019-09-26 10:04:36
355文字
会話率:0%
十六歳になった年の夏。年に一度、青く輝く月が昇る夜に空を飛ぶ。それが、一人前の魔法使いとして認められる唯一の手段である。その式典が開かれる街イニトゥーワには、多くの若い魔法使いたちが、自分の箒を片手に集まっていた。その人ごみの中、箒を持たな
いものが二人いた。一人は、長い前髪で表情を隠した少年。一年前の事故が原因で飛べなくなった”元天才”。もう一人は、ある施設から逃げ出してきた盲目の少女。箒もを持たない二人の出会いが、やがて『式典』の行方を大きく変えることになる。
二人は、自分たちの夢の為、そして仲間の未来のために空を飛べるのか―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 12:52:09
14275文字
会話率:26%
過去の行動を書き換えることで、過去を改竄できる日記、過去日記。
第一章
長い梅雨が明けた七月、高校二年の僕、八坂ひろは一年前の文化祭を思い出していた。その日、僕は幼馴染である桜木千鶴からアイドルを目指したいと打ち明けられた。長年、彼女のこ
とを想っていた僕は臆病から告白することができず、アイドルの夢を応援してしまう。結果、彼女は高校を辞め、誰もが知るアイドルグループで活躍することとなった。ある日、僕は出来心で日記の一年前の文化祭の記述を『告白できなかった』から『告白した』へと書き換えてしまう。瞬間、意識が遠のき、次に気がつくと、目の前にはここにいるはずのない千鶴がいた。さらに彼女は、僕たちが一年前から付き合っているのだという。どうやら日記で書き換えた通りに過去が書き換えられたようだ。束の間の恋人という関係を楽しむ僕だったが、彼女のアイドルという未来をとざしてしまったことに罪悪感を抱く。来たる一周年記念の日、僕は彼女とのデートの末、書き換えた過去をもとに戻す。
翌朝、いつものようにテレビを点けるとそこには彼女の名前があった。だがそれは、アイドルとしての姿ではなく……。
『昨夜未明、人気アイドルグループの桜木千鶴さんが住宅街の中で刺され、死亡したことが確認されました。』
第二章
千鶴の死が受け入れられない僕は、日記を使って彼女の死をなかったことにする決意をする。僕は友人である月見秀一と高島詩織に協力を求めた。だが、ひょんなことから詩織が日記を使って世界を書き換えてしまう。そこでは、友人だった僕と詩織は赤の他人となっていた。その原因を探るため、一週間後に開催される文化祭に向けて、詩織と一から関係を築くのだった。
第三章
ある日秀一が父親と口論になっている現場を目撃する。その後秀一は僕から日記を騙し取り、世界を書き換えてしまう。そこは一面焼け落ちた世界。木は燃え、建物は煤け、人々は喘ぐ。そんな狂った世界で出会ったのは一人の金髪の少女。少女はこの街にミサイルが落とされたと語った。焦がれた世界の中、秀一の闇を探る。
第四章
幼い頃、重度の記憶障害を患っていた僕はあらゆるものに絶望していた。そんな中、僕は一人の少女と出会う。
第五章
事件の真相の解明に動き出す中、僕は千鶴の殺害の容疑から警察へと連行されてしまう。これまでの情報を全て集め、僕は真犯人の痕跡へとたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 21:00:00
215322文字
会話率:32%