王国の軍人である主人公は、敵国である人物を殺すことを命じられる。しかし、もう1つの"王国"の公爵の血筋である彼は主人公の手に負えない人物だった。自らを殺しに来た敵を前に、彼は太陽のように明るく笑う。「俺と友達になろう!」
最終更新:2013-08-17 18:24:33
14423文字
会話率:35%
昔、まだこの世界が2つに分かれていなかった頃。
私の祖先達は神の代弁者として、世界を保つ者達の一翼を担っていたそうだ。
しかし、ある事件により神が怒り、その力を振るった。
世界は二つに裂かれ、その境界線には恐ろしい化け物を住まわせたという。
それでも神の怒りは止まることはなく、世界を破壊しようとさえした。
それを止めるべく立ち上がった私の祖先たちは、自ら罰を望みその身に呪いを受けたという話だ。
呪いは未来永劫その血筋に続いていき、少しずつ、だが確実に効力を上げていた。
昔は救世主だと言われたらしいが、今はもう大罪人、愚か者というレッテルを貼られた“物”に成り下がっている。
私もその中の1つとして、今この瞬間も存在している。
じめじめして薄暗い、冷たくて狭い地の下で、私はただ順番を待っていた。
きっと、そう遠くない日に誰かが終わらせてくれる、そう信じて―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-01 00:00:00
491文字
会話率:0%
私は今日もお爺ちゃんの音で目覚める。何一つとして変わらない、何一つとして終わらない。単に生活を営むだけだ。動いているだけなのだ。深い怠惰に沈んでゆこう。死んだ日々を健やかに生きてみよう。
最終更新:2013-06-24 09:39:44
15346文字
会話率:0%
貧乏貴族のお嬢様リーアは、ある日突然、自分が勇者の血筋であることを知らされる。しかも、勇者の剣の所有者は、世界を災厄から救うため、勇者として世界四王国軍を率いて戦いに赴かなければならないのだという。
無理よ、無理無理。何の訓練も受けたこ
とのない若干十五歳の少女に、世界の命運を任せていいわけがない!
慌てて代わりに勇者を引き受けてくれる親戚を探すも、彼らもそれぞれいろんな事情を抱えている。そうこうしている間にも、世界の危機は刻々と迫っていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-28 01:00:00
117127文字
会話率:45%
四方田は社長の言葉を聞いて驚愕で頭の中が真っ白になった。酔ったからと言って社長が口にする言葉ではない。社長は瞑目し、体を揺らせながらこう呟いたのだ。
「俺はいつか四方田を首にするんだ」と。
たまたま同席していた部下の真弓と嘱託の奥園息を
飲み、そのまま固まっている。四方田は瞑目する社長をじっと見詰めた。それまで抱いてきた悔しさや憎しみなど吹き飛び、そうならざるを得ない自分の宿命を受け止めたのだ。
人生には転機となるシーンがいくつも用意されている。そのとき、どう対処するかは、その人の置かれた立場によって異なってくる。理不尽に対して立ち向かうことも必要だろう。しかし、四方田は別の生き方を選択した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-12 06:40:27
47542文字
会話率:53%
チェスター・アーサーは、第一艦隊を率いて宙賊の巡回監視の為、ペルリオン星系跳躍点方面を航宙していた。
その後、模擬戦闘訓練の為、ミールワッツ星系跳躍点方面に移動し、模擬戦闘戦を開始しようとした直前、アーサーは、一瞬何かを感じた。
自分の予感
を信じ、予定より一日早い帰還の途中、首都星「オリオン」より想像もしていなかったメッセージを受け取った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-30 16:47:37
5448文字
会話率:40%
リギル星系より技術供与を受けたアンドリュー星系は、主力戦艦を「オルデベルン級航宙戦艦」から「シャルンホルスト級航宙戦艦」に移行した。
新型戦艦に乗りオフィーリア星系方面の巡回航宙に出ていたアーサー少将率いる第一艦隊第一分艦隊は、物資輸送
艦に近づく宙賊を発見する。直ぐに停止と降伏を命令したが、アーサーの判断ミスにより父の代から第一艦隊に所属していた老齢な部下を死なせてしまう。
戦闘報告を提出したアーサーに星系軍は、判断ミスによるものではないという裁定を下すが、心が癒されないアーサーは、親友によりどころを求める。しかしアーサーの判断ミスだとロベルトは突き放してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-24 11:44:37
6253文字
会話率:27%
第一章 血筋
アンドリュー星系の名門アーサー家に生まれたチェスターは、星系軍士官学校を首席で卒業すると周りの期待を裏切ってマクシミリアン・デリバリーという軍需系運送会社に勤めてしまった。家族は代々続く軍事統括しての家系に切れ目が出る事を心
配したが、当の本人は星系軍士官学校同期でチェスターと同じく、民間運送会社に勤めたロベルト・カーライルと自由に生きていた。
ところが、父であるアルフレッド・アーサーが、警戒航宙中に輸送艦を襲おうとした宙賊に乗艦が撃たれ、本人がけがをしてしまう。けがは大したことがなかったが、これを機に祖父である第七二代アンドリュー星系軍事統括ウイリアム・アーサーが健康上の理由で退任することになり第七三代アンドリュー星系軍軍事統括に就任した。
ここに至ってウイリアム・アーサーは、家系を思い星系評議会を通してマクシミリアン・デリバリーに圧力をかけ、息子を星系軍に入れてしまう。チェスターは、「自分一人ではつまらん」という理由でロベルト・カーライルまでが、星系軍に入る事になった。
以後6年間の間に目覚ましい結果を残し、32歳の若さで少将にまで行き着き、親友のロベルトも大佐になった。第一次ミールワッツ星系戦まで4年まえのことである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-16 16:51:40
5382文字
会話率:28%
とあるお国にお生まれの妾腹のお姫様とその従者、お隣の国の血筋正しく生まれの遅い王子様のお話。
掲げるスローガンは目指せ世紀の大ロマンス(と言う風評)!
最終更新:2013-03-16 00:46:58
85467文字
会話率:37%
人よりちょっと変わった体質で捻くれ者の主人公、咲坂 皐月《さきさか さつき》
彼は妖(あや)しいモノを理解(わか)り引き寄せる血筋の死んだ母親と陰陽師の父を持ち、その両親の血を受け継いだ皐月は妖(あやかし)や霊、妖怪、怪奇現象 (おんみょう
じ)様々なものに付きまとわれる日々を過ごしおりその度に、遠くで仕事をする父親に文句をいいながら弟と二人暮らしをして、引っ越しと転校を繰り返す日々を日常としていた。
そんな彼は中学2年生の春、泣きそうな天使に出会う。
『五月の魔法使い』が恋をすることから始まる…
これはひょっとしたら叶わないラブストーリー
超能力のような まったく違う"力"を持った悩める少年少女のお話。
※大幅な編集作業終了|(詳しくは活動報告にて)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-10 00:14:49
14505文字
会話率:23%
奇跡の血、ブラッドオブエリキシルを持つ少女は、その血故に多くの者から狙われていた。
そんな少女が、一人の影使いの主不在の執事と出会う。
その出会いが、純粋だが、強い心を持った少女とそれに仕える執事の物語。
ナナカレイで敵役として出ていたエ
イジがメインのスピンオフストーリー。
自分のサイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-13 21:41:27
29622文字
会話率:49%
主人公である優は、不定期に周囲を巻き込んでタイムスリップをしてしまう特異体質の血筋であった。
幼いころに母親が行方不明になってしまったのも、同じ能力が原因であった。
それ故自分の能力を恐れ、周囲にそのことを隠してきた優だが
、成長するにつれ
、その気持ちは変わっていった。
「負けるものか」と。
能力と正面から付き合うことを決心した少年は、今日も時空の彼方へと飛び立つ。
能力に翻弄されるのではなく、翼を風に任せるように…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-22 23:18:21
13780文字
会話率:15%
世界的最高峰の魔術幼女。
人では最強のやる気無き図書館の司書。
時の女神の子孫で血筋を受け継ぐ女王。
暇人にして目新しい男の娘。
魔法と機械が同時発達した、
謎多い異世界の産物。
いろんな出来事、パロネタも含み、寄り道して、交錯してゆ
くありきたりの中、善也はこの先どうなるのか?
緩~い冒険が、今 始まってます。
※
上のとおりで嫌気を指しているのかもしれません。
タイトルは仮です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-23 14:23:11
10153文字
会話率:40%
突如目の前に現れた和服の美形達に何故か拉致られ同居ライフをすることに!
美形達の狙いは私の身体…げふんげふん。血筋だった!
どうなる?私の貞操
最終更新:2012-12-02 13:35:58
11797文字
会話率:45%
王都の一町娘が国王陛下に見初められて、今では王の寵愛深い妾妃へ。身分の違いという問題こそあるものの、見事にシンデレラ・ストーリーを駆け上がってみせた妾妃様。
ところがその二年後。二人の愛を嘲笑う様に、国王陛下の元へは隣国から由緒正しい血筋の
とても美しいお姫様が嫁がれました。その内起こる事だとは思ってはいたけれどこんなにも早いだなんて、と悲嘆にくれる妾妃様。慰めてくれる侍女達を遠ざけ、今にもその宝石の様な瞳から涙を零そうとしておりましたが――。
(前作【策士な王妃様】の続編。妾妃を主役にしたお話です。前作を先に読まれたほうが楽しめると思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-27 10:00:00
4695文字
会話率:43%
藤井家は、室町時代より連なる公家の血筋を引いている。その良家に存在する、雅な三人の姉妹。彼女たち、それぞれの憂いを秘めた秋の一夜が過ぎてゆく。はからずも騎道は彼女たちの憂いに巻き込まれ、刺客に襲われる。ミステリアス学園ファンタジー『RIOT
NOTE Ⅱ』。新しい悲運の幕開けの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 21:40:20
14208文字
会話率:41%
黒い髪に緑の瞳。伝説の女傭兵マウリッカの血筋にして、同じ髪と瞳を持つイリュカは14歳になっていた。マウリッカのように、女傭兵として仲間とともに最前線で戦い生きる。それを目指してきたのに。頭領ケイオンの期待はそこに無いと知った。対立し、イリュ
カは命に等しい剣を取り上げられる……。自らの未来を模索するイリュカの運命を、竪琴の音色が強く振るわせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-31 12:00:16
50441文字
会話率:34%
なんでこんな事になってしまったの!?
大陸最強と呼ばれる大国グレンツィアの第一王女シャルロット。彼女は小国アルガセルの王太子の元に嫁ぐはずだった。
なのになぜ。彼女の夫となる人物は貴族の養子ではあるが、出身は平民の騎士だった。
血筋を重んじ
る国の王女と高貴とは言えない血筋の騎士。
二人の不器用な夫婦生活のお話。
本編完結。現在は番外編も完結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-14 01:45:07
42334文字
会話率:32%
豊かで平和な街、ホワイトベル。そこには昔から知らない者はいない、ある言い伝えがあった。
〜ホワイトベルが生きている限り、必ず光を自在に操るもの「=光の者」が存在する。しかし、自分の血筋のある者に「光の者」である事がバレてしまったら、その人
間は闇の身として己を滅ぼすことになる。〜
ホワイトベルの住人である小学生の「リツ」は、プロのサッカー選手を目指す夢多き少年。近くのサッカークラブの中で、かつてエースストライカーと呼ばれていたが、優秀な他の選手に乗っ取られ、リツは誰からも評価されなくなった。
そんなある日、学校の帰り道でリツの友達から「ホワイトベルが近い将来、買収されてしまう」ことを聞く。
リツの祖父にあたる「マサ」にどういう事なのかを尋ねると、マサの口から、衝撃の事実が判明する……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-03 15:12:55
332文字
会話率:0%
王宮の下女として仕えているリア。彼女は目立つことなく、ただ普通の下女として生涯を終えたいと思っていた。しかし、運命はそうは簡単にはいかないもので。彼女が、彼女の血筋が、良かったのか悪かったのか…運命を動かしてゆく。王宮を舞台にした、中世ヨー
ロッパ風ファンタジー。(2012/4/22 完結)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-22 04:36:25
90670文字
会話率:49%
5つの国の王と、その王の血族によって治められる52の国では、かつての神との約束により、王の血筋以外による統治が禁忌とされ、それをやぶったものは偽王として激しく非難されていた。
かつて知らずに偽王となっており、今は王座を追われ国境付近の小
さな村でひっそりと染料を作り暮らしていたディラの元へ、ある日2人の男性が訪ねてくる。
「偽王、ディライエータ・デューベンス・ドニタ。貴様をヘイズハルト王国の彫師(ほりし)誘拐の容疑者として捕縛する!」身に覚えのないディラは否定するも、疑いは解けずに王都へと連行されてしまう。
偽王であったディラに味方や協力者のあてなどおらず、このままでは無実の罪で処刑されてしまう。死ぬ気などさらさらないディラは、自分を捕縛した2人組をあの手この手で言いくるめ、仮初めの協力者に仕立て上げ、真犯人捜しに乗り出す。果たしてディラは真犯人を見つけて、元の生活に戻れるのか?
「犯人とか、ほんとはどうでもいいけど、死にたくないし。とにかく家に帰らせて、引きこもらせて…」 そんな人嫌いで引きこもり体質の、ちょっぴり変わった女染料師(元・女王)が主人公のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-22 01:10:33
1005文字
会話率:45%
三人の娘と二人の男の国境と身分、領域さえ超えてしまう、はかなく美しくありながらも、それぞれの運命のために命をかけて生きる男女の物語…。
最終更新:2012-02-24 16:32:07
45202文字
会話率:61%
県内トップ校に通う、草川蒼真には折からの疑問があった。それは学年主席であり、学生の鏡ともいえる自分が、変人呼ばわりされていることである。
もう一つ。蒼真には折からの秘密があった。それは血筋故に幼い頃から妖怪を見れることだった。そして同気相求
むということか、蒼真の周りには次々と変人(たまに妖)が集まっていくのであった。
そんな中、蒼真は彼らと接するうちに不器用ながらも何かを見出して行く・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-11 01:41:18
2760文字
会話率:34%