神秘の力が満ちる大陸ロスディーズ。
アニマと呼ばれるその力は全ての生物に宿るものの、生物を征服、殺害することで奪うことができた。だから、その世界はこの上なく不平等で無慈悲だった。
その世界の理を変えようと、ソフィア=アレア教国が新しく
立ち上がった。弱者救済を謳うその国は、人の意思に応えるアニマを信仰に載せて、教主ソフィアに集めていた。そうして力を蓄えながらも、弱者を殺しアニマを簒奪する無法者に、教主ソフィア=アレアはまだ抗えないでいた。
そんなソフィア=アレアを仇と憎み狙う青年の出現が、ソフィア=アレア教国に危難と力をもたらす。
必要に応じて修正を考えているので、感想など頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-06 00:03:56
62910文字
会話率:33%
ある発見により世界は数十年前から劇的な変化を見せ、それまでとは大きく一転してしまったという。その発見の詳しい時期については明らかではないがある人物が全世界に向けて一斉に発信したある一言が事の発端だった。
『人間には神秘の力が眠っている』
当
初それは誰にも信じられず、馬鹿にされ、批難され、誹謗された。しかしその人物は自らの手で世界に能力の存在を証明した。その能力は科学という範囲を越え、物理という法則を壊し、それまでにあり得ないことをさも当たり前のようにやってのけた。その日から非現実は現実へと変貌したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-14 08:09:24
4175文字
会話率:44%
神の加護が満ち、魔法という神秘の力が発展したとある異世界『ソーサリー』。
数々の国家と様々な人種、ファンタジーお馴染みのドラゴンなどが普通に存在する世界。
その世界の中心には『死の世界』と呼ばれるほどの異常な環境の場所がある。
空は漆黒
の雷雲に覆われ、大地は毒々しい紫の沼地が点在する生命の欠片も存在しないような荒野。
超高位の災害級死霊系の魔物が徘徊し、疫病の元が蔓延するその場所はこの世界のあらゆる国々から嫌われている危険地帯である。
そして、その危険地帯の中心にはポツンと一軒の家が建っている。その家の主人は変わり者であり、人との交流を絶つために辺鄙な場所に住んでいるらしい。
これはそんな場所に住む変わり者の主人と、側に付き従い主人に忠誠を誓う死霊の使用人の物語である…………かもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 22:09:15
5550文字
会話率:56%
大学一年の澪(みお)十八歳は勉学とアルバイトに明け暮れていた。バイト先の頼みごとを引き受けてしまったばかりに事件に巻き込まれていく。一方で王位継承の儀式を経て、二十歳の若さで即位した青年王クラウドは初めて国外に出ることが許される。そこで困り
果てていた澪と出会うのだった。地球上にはあるけれど世界地図にはない、神秘の力に封印され守られたセアルギニア王国の第二部のお話です。第一部はクラウドと澪の子供たちの話です。※誤字脱字等で訂正することがあります※
【最近忙しいので更新頻度が遅れがちになります。長い目で見守っていただけると嬉しいです】
※※※第一部と第二部の文章の書き方が違うのはなぜ?とお問い合わせを頂きました。十八歳の女の子視点というか、主人公の澪ちゃん視点でわざと軽い感じに変えて書いています。それに合わせてレイアウトをパターンBで設定し直しました。ご連絡頂きありがとうございます。※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-02 20:25:16
26038文字
会話率:14%
地球上にはあるけれど世界地図にはない、神秘の力に封印され守られたセアルギニア王国。王位継承の儀式のため、十八歳の誕生日を前にしてジェシカ王女の試練が始まります。そんな彼女に片想い中でおさななじみの騎士エイセルがこの物語の主人公。ケタ外れに強
いオネエ言葉の謎の青年や王女に心酔の近衛長官、Sっ気の強い団長などを通して、果たして王女は次期女王として認められるのか。ジェシカ王女の成長物語です。
【初投稿の作品】
※誤字脱字、セリフの改行などで少し訂正しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-05 22:25:41
48608文字
会話率:29%