高校生の城田夏希は、町の小さな美容室にやってきた。 友達の七海がイジメにあい、命を絶ってしまった事で、3年間の思い出を全部切ってほしいと、美容師の岡嶋潤にカットを頼んだ。 自分の切られた髪がゴミに捨てられていくのを見ているうちに、思いが溢れ
てきた夏希は、その場で泣き出してしまう。 潤は東京でバンドを組んでいたが、3年前に解散し、彼女の美里の元で、ヒモの様な生活をしていた。 いつもの様に彼女の帰りを待っていた潤だったが、美里は通り魔に襲われて亡くなってしまった。 1人になった潤は、美容師となり、やっと自分の店の開店資金が用意できると、美里が育った小さな町で、美容室を開いた。 ある日の夕方、1人で家に帰る夏希を見つけ、潤は車に乗せた。 今度は自分がイジメられると言った夏希に、辛かったら逃げてくればいいと、逃げろというメッセージを渡した。 高校を卒業し、地元を離れた夏希は、高校の同級生の青田と付き合っていた。 卒業が近づくと少しずつズレ始めた2人の恋は、やがて終わりをむかえる。 夏希は青田との思い出を捨てたくて、潤の美容室に行こうとするが、人気店となっていた潤の店は、なかなか予約を取ることが出来なかった。 夏希と再会した潤は、夏希の髪を切っていくうちに、本当の気持ちに気づき始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 04:06:45
52239文字
会話率:55%
美貌の王太子ジェラルドが婚約者を選定することになった。
子爵家の長男クリストファーは、新人の王太子補佐官として婚約者選びのサポート業務に励んでいる。
そのクリストファーには重大な秘密があった。
それは、その正体が実は双子の姉・クリスティー
ナだということ。
極度の人見知りゆえに土壇場で出奔した双子の弟の替え玉として、クリスティーナは男装してクリストファーを名乗り、王太子ジェラルドに仕えているのだ。
上司であるジェラルドや同僚達との関係も良好で、仕事が楽しくて仕方がないクリスティーナ。
けれど、替え玉がバレたら自分も家族も破滅する。
正体を隠し、自分の本当の気持ちにも気づかないふりをして、クリスティーナは仕事に励む。
(許される限り殿下にお仕えしたい。私はそれで満足……)
そう思っていたのに――。
「クリスと一緒に過ごすのは心地よいな」
ジェラルドの様子がだんだんおかしくなってきて……!?
*ノーリアリティ、ご都合主義てんこもり。
*2万字程度で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 22:16:31
37033文字
会話率:29%
三人兄弟の空士(そらし)はぶりっ子な可愛い彼女がいるも童貞である自分に引け目を感じていたが、ある日、本当の気持ちを知るのだった
最終更新:2024-10-31 22:57:01
30392文字
会話率:38%
しずくは恋人である常盤の愛情を少し重たく感じることもあった。それは水の中で息が苦しくなることと似ていた。
ネオンテトラの水槽を見て、しずくは常盤のことを美しいと思っていると気が付く。そして、どこか人間味がないとも思う。
クリスマス当日、待ち
合わせに遅れて来た常盤を見て、しずくは自分の本当の気持ちを理解する。
※本作品はnoteでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 11:52:13
8701文字
会話率:40%
魔法の国アルティアで、アリスは隣家の幼なじみ、レオンと共に無邪気な日々を過ごしていた。レオンは美少年で周囲からチヤホヤされていたが、侍女に襲われたトラウマから引きこもりがちになる。そんな彼を天真爛漫でお節介なアリスが励まし、彼らは徐々に心を
通わせていく。
しかし、アリスは成長するにつれ「恋をしてみたい」という気持ちを抱き始め、学園に入学を機に彼氏を作る決意をする。レオンはアリスの幸せを願いながらも、彼女の恋愛を応援する立場に苦悩する。アリスは無自覚にレオンの溺愛を受けていることに気づかず、他の男性との交流を深める一方で、レオンの嫉妬が抑えきれなくなっていく。
果たして、アリスは理想の彼氏を見つけることができるのか?そして、レオンの本当の気持ちにアリスはいつ気づくのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 15:49:09
5368文字
会話率:42%
愛を知らない主人公の須藤遼(すどうりょう)が、自身の親友である橘瑞希(たちばなみき)達を通して本当の愛を知るための物語。
須藤遼には同じクラスの美少女である橘瑞希と親友である。お互いがお互いを意識しておらず、距離感が近くとも決してカップル
ではない。と、そう思っていたのは須藤だけだったのかもしれない。
仲の良すぎる男女はお互いを意識しないなんて本当なのか?いや、ありえない!少なからず意識をしていく内に少しずつ本当の気持ちは見えてくる。
そしていずれ答えが出る
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 02:20:40
7445文字
会話率:46%
自分の本当の気持ちに気づき、自由にピアノを楽しむ喜びを感じたエッセイです。
キーワード:
最終更新:2024-09-24 07:28:24
793文字
会話率:0%
高校受験の頃、心の底から好きだった黒羽天音に嘘をついてしまった主人公、水無月透。彼の人生は、その瞬間から嘘で塗り固められていった。自分にも、周りにも嘘をつき続け、ついには大きな後悔を抱えたまま、人生を無意味に過ごしてしまったと感じる透は、全
てを終わらせようと決心する。
しかし、死を覚悟したその瞬間、彼の身体は突然時を巻き戻し、12年前の高校受験直前の自分へと戻っていた。再び訪れた天音との再会。そして、過去の選択をやり直す機会。
透は、このチャンスを活かして天音との未来を変え、自分の人生を取り戻そうとするが、再び彼は嘘をついてしまう。自らの弱さと後悔、そしてタイムリープの謎に向き合いながら、透は自分の本当の気持ちを伝えることができるのか――。
タイムリープを通して、過去の過ちを取り戻すために奮闘する主人公の葛藤と成長を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-20 12:00:00
5126文字
会話率:29%
高校受験の頃、心の底から好きだった黒羽天音に嘘をついてしまった主人公、水無月透。彼の人生は、その瞬間から嘘で塗り固められていった。自分にも、周りにも嘘をつき続け、ついには大きな後悔を抱えたまま、人生を無意味に過ごしてしまったと感じる透は、全
てを終わらせようと決心する。
しかし、死を覚悟したその瞬間、彼の身体は突然時を巻き戻し、12年前の高校受験直前の自分へと戻っていた。再び訪れた天音との再会。そして、過去の選択をやり直す機会。
透は、このチャンスを活かして天音との未来を変え、自分の人生を取り戻そうとするが、再び彼は嘘をついてしまう。自らの弱さと後悔、そしてタイムリープの謎に向き合いながら、透は自分の本当の気持ちを伝えることができるのか――。
タイムリープを通して、過去の過ちを取り戻すために奮闘する主人公の葛藤と成長を描いた物語。
ーー俺は、もう!君に嘘をついて離れたくないんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 09:22:55
2977文字
会話率:13%
知らない国に単身嫁ぐ令嬢。元気を装っているけど、せめてあなたには本当の気持ちを伝えたい。一度しか会ったことのないあなたに。
今より少し昔、個人の自由より集団の利益を優先させなければ生き延びることが難しかった時代。誰もが自由恋愛を謳歌できる
ようになる少し前の時代。それぞれの役割を全うしつつ、それでもなお魂を解放させたいと願った男女の、恋と呼ぶには余りにもささやかな、でも確かにそこにあった話。
イメージとしては19世紀から20世紀初頭の架空世界のヒストリカル(魔法などの要素なし)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 12:20:00
4964文字
会話率:44%
幼馴染の二人はいつも一緒だった。小学校から高校までずっと一緒だったはずなのに、来年からは別々の道を歩むらしい。早紀(さき)はきっと大学でまた大恋愛をするんだろう。私の気持ちも知らずにいつも「慰めて」という彼女は、私の本当の気持ちを知らない。
最終更新:2024-08-16 11:28:00
1156文字
会話率:58%
高校三年生の鎌戸灰光(かまとはいこう)は、平凡な学生生活を送っていた。しかし、妹の詩羅(しら)が同じ高校に入学してきたことで、彼の日常は一変する。
灰光は昔からシスコンの傾向があったが、詩羅の入学を機に、その感情がより複雑になっていく。美
しく、聡明で人気者の詩羅に対して、灰光は保護欲と嫉妬心、そして言い表せない感情を抱くようになる。
学校では、灰光の親友である愚楽(おろか)が彼のシスコンぶりをからかい、詩羅の新しい友達である間敷美堂(ましかみどう)が二人の関係に興味を示す。
灰光は、妹への複雑な感情と周囲の目を気にしながら、最後の学生生活を乗り切ろうとする。しかし、詩羅との距離感に悩み、自分の本当の気持ちと向き合うことを避けている。
この物語は、兄妹の絆、初恋、友情、そして自己発見をテーマに、灰光が成長していく様子を描く。彼は果たして、妹への想いと向き合い、真の自分を見つけることができるのか。
笑いあり、涙あり、ときにはドキドキする展開で、読者を楽しませる青春ラブコメディ。兄妹愛の境界線を探りながら、高校生活の喜びと苦悩を描き出す、心温まる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 10:04:19
8258文字
会話率:52%
初恋の淡く苦い思い出と夏休みの懐かしい思い出と謎解き要素ありのややホラーな短編。
小学1年生の夏にタイムリープ?してしまった中学生の少年じぇい。今はなき、懐かしい駄菓子屋や商店が存在していた。そして、死んでしまった人間しかその世界にはいな
いらしい。夢なのか、普通ではない特殊なタイムリープなのか。
そこの世界には「し」という文字が存在しない。発音することも文字として存在することもない。「し」のない世界だった。
(※会話の中の〇は「し」を表します。)
目の前に現れたのは初恋だった行方不明のままとなっており、未解決事件に巻き込まれた当時小学一年生だった石戸野奈香(いしどのなか)。通称ナカ。
彼女が自分の居場所を見つけてほしいと創った世界が「し」のない世界。そして、彼女の居場所と犯人が彼女の創作した世界の暗号によって導き出される。
「し」という言葉を抜いたことで、彼女の本当のメッセージが現れる。彼女が抱く本当の気持ちは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 00:14:33
5748文字
会話率:38%
信じてたのよ。大好きだったの。
ううん、今もまだ好きだから、……最後に一度だけ。
お願い。本当の気持ちを見せて。
最終更新:2024-07-21 10:20:00
6399文字
会話率:24%
本当の気持ちを伝えるのには、勇気がいる。
でも、僕にはその勇気がない。
だから。
最終更新:2024-07-02 21:07:40
245文字
会話率:100%
霞んでく、本当の自分。
何が強くて、何が弱いのか。
それすら見えなくなりつつある。
ただ、キミという存在だけが光。
僕はいつか、立ち上がれるのか。
キミに、「ありがとう」を伝えるためにも。
最終更新:2024-06-26 06:43:35
517文字
会話率:4%
泥んこになって親友と遊んだ、幼少時代。
永遠の友情を約束した二人は、10年後に再会する――。
「ここは『お前、女だったのか!』ってなるのがお約束では!?」
「何言ってるんだ、アレクは男だろ?」(ギュッ)
親友が女であることを頑なに認めな
いまま、女嫌いの騎士団長は幼馴染を甘やかす!
その奥に眠る本当の気持ちに、自分でも気づくことのないまま――。
無自覚溺愛の女嫌いな騎士団長×恋愛面がポンコツな女性騎士のラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 15:07:21
101325文字
会話率:39%
心の奥底の本当の気持ち
それが力を与える世界
最終更新:2024-05-20 20:46:55
13815文字
会話率:52%
小野塚奏多は隣人の野中葵に淡い恋心を抱く平凡なサラリーマン。しかしその気持ちをなかなか伝えられない日々を過ごしていた。一方で、美少女フィギュアに情熱を傾けてもいた奏多は、恋が実らずとも、このまま平凡で穏やかな毎日が続いていくのも悪くないと思
っていた。
そんなある日、彼方の前に美少年・陽羽(ひいろ)が現れ、自分は奏多に可愛がられている美少女フィギュアでそのお礼として、恋を実らせに来たキューピッドなのだと告げる。陽羽は葵との恋の成就を条件に奏多と一緒に住むことを要求する。初めは渋っていた奏多も、陽羽から現実離れした出来事を見せられ、また、葵との恋の成就は自分一人だけでは到底叶えられないことも分かっていたので、結局は同居することを許すことになる。
奏多が思いを寄せる葵は、実は人間ではなく、この世に未練のある幽霊であり、「恋を成就させた者と成仏すること」が目的であり、自分の存在を認知してくれた奏多を試すために近づいていた。同じく人間ではない陽羽に早々に正体を見抜かれ動揺する葵であったが、「恋人になるのかならないのかは奏多の自由だ」という陽羽の言葉を聞き、納得した彼女は奏多を振り向かせる努力を続ける。
恋のキューピッドである陽羽の力も借り、奏多と葵は着実に恋人の関係になっていった。
奏多は純粋に葵に恋をしていったが、葵は奏多を好きになればなるほど「未来を奪いたくない」という気持ちが現れ始め、本来の願いとは全く逆の気持ちに悩んでしまう。
ひょんな出来事から気まずくなっていた二人は、一度は「友達」に戻っていたが、そんな曖昧な関係に奏多は痺れを切らし、ついには葵に本当の気持ちをぶつけた。同時に、葵も奏多に自分の本当の正体、醜い願いを伝えてしまう。
葵の正体が幽霊だと知った奏多は、それでも葵の事が好きだと伝え、葵と共に現世を離れることを決意する。
奏多には内緒で葵と賭けをしていた陽羽は、誰にも気づかれない存在として、またフィギュアにも戻れない体となり、現世に留まっていた。
無事、恋人同士になれた二人は幸せな時を過ごしていたが、そんな中で葵は「最愛の人である奏多の未来を守っていくこと」が今の自分の本当の願いだと気づき、奏多に未来を生きて欲しいと伝え、強制的に現世に奏多を戻す。
そうして戻された現世で、ひとりぼっちになっていた陽羽と再会し、奏多は以前と変わらない生活を続けることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:10:49
62480文字
会話率:61%
次々に問題が起きて自信喪失になった時に、庭の〝作業部屋〟に発生したダンジョンを見つけてしまう。査定料を払うお金も、保護者への連絡も困る。迷いながらも幼なじみと一緒に未踏のダンジョンに入ることに。
怪我などはしなかったものの、〝レンジャー〟の
知識もダンジョンのこともよくわかってないと感じ、国の所有する大型ダンジョンへと赴いた。知れば知るほど、家にあるダンジョンは、一般的なダンジョンと違うもののようで……。
傷つくことに臆病だった少女が、レンジャーとして成長していくにつれて、怖がっていたことの内にある本当の気持ちに気づいていく物語。
#5話まで続けて、その後不定期更新
#他サイトにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 22:00:00
158085文字
会話率:38%
母親の魔力を吸い取って産まれた魔蛭。そう呼ばれて生きていたルアルは、誰にも必要とされることはないと諦めていた。そんな彼女をはじめて必要としてくれた存在────それが、三歳年下で王家に伝わる伝説の聖剣が抜けないリュナ王国の王子、セイアッドだっ
た。彼と一緒なら、どんなことでも乗り越えられる。そう思っていたある日、ルアルはセイアッドに告白されてしまい、戸惑った彼女は告白そのものを誤魔化して受け流すことを選んでしまった。
けれど魔物との戦闘の末、何者かに不意をつかれ大地の裂け目に突き落とされたルアルは、死を目前にしてセイアッドに向ける己の本当の気持ちに気付く。
激しく後悔するルアルの前に、災厄の象徴である邪竜が現れ、取引を持ちかけてきてきたのだが………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 21:18:09
27721文字
会話率:38%