典型的なギャルゲーの主人公、……の親友役である十森友也(ともりともや)はモテたかった。
これまでに何人もの親友達の恋愛相談に乗り、時に彼らの背中を押し、時には本気で殴り合い、いつも恋愛成就の手助けをしてきた。そうして何組ものカップルを作
り上げてきた恋愛マスターの彼なのだが、どういうわけかモテなかった。
「……俺も異世界に行ったら、あいつらみたいにモテるのかな」
いつものモテなさ加減に思わずそう呟くと、どこかの誰かにその願いが叶えられてしまった。
異世界で彼が手に入れた能力は、対象を美少女に変えてしまうロマン溢れるとんでも能力。その名も『擬人化(アニメイト)』だった。
よし、これで俺もあいつらに負けないくらい擬人化ハーレムを作り上げる。……となるかと思いきや、どうやら擬人化した相手には思いを寄せる相手がすでにいるらしい。ゴーレムはマンドレイクに一目惚れをし、ドラゴンは人柱となった町娘に本気の恋をする。挙句の果てには魔王の想い人は勇者だと?
……この世界でも、相変わらず恋愛成就の手助けをすることになりそうだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 20:01:38
57160文字
会話率:42%
陰湿で性格の悪い黒野《くろの》勇気《ゆうき》は過去の因果か性格をそうさせていたが周りにわかるわけもなく陰湿な顔が目立ち日夜いじめの標的とされる。
そんなある時、勇気はネットで復讐サークルなるものを見つけてそこに恨みつらみを書き込んだ。
次の
日に勇気のクラスに転校生久遠《くおん》雪菜《ゆきな》が現れた。雪菜は人当たりがよく一躍有名人。そんな傍らに勇気に意味深に浴びせる視線。
勇気は放課後に突如として転校生に屋上に連れてかれる。
彼女はスマートフォンを操作してとある裏サイトを見せた。
「それって、復讐サークルのサイト」
「――災厄さん、私はあなたの願いを叶えに来た復讐サークルの管理人です」
告げられた衝撃的な事実に目を回し証明として彼女はありとあらゆる勇気の書き込みを口にして言った。
そして、管理人としか話していない内容まで口にされ信じ切った勇気に雪菜は手を貸すと同時にあるものを手渡した。
それは無骨な赤黒い形をした拳銃だった。
その会話を盗み見ていた勇気の義姉、黒野《くろの》芽衣《めい》が見かねて飛びだし忠告を言うも雪菜は薄ら笑み、その心情を射抜く言葉を発した。
しぶしぶ芽衣も勧誘されることとなってしまい――それが始まりとなって黒野勇気の復讐劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-31 22:10:43
73522文字
会話率:41%
俺の名前は神田 愁かんだしゅう、低身長.デブ.チキンの三連コンボ、もっと追加したら後の絶たないほどコンプレックスの塊である俺が、二度目の異世界召喚をされた。時は遡ること高校3年の夏休み、暑い猛暑の最中である8月、教室でほほに汗を垂らしながら
補修を受けている最中、いきなり教室が暗転した。気付いたら目の前にテンプレロリ婆、テレサという女神が現れたのであった。アーカナイブ大陸という名前のおとぎ話のような世界であり、エルフやドワーフやライトノベルのようなファンタジー世界だ。
ちなみに俺一人だけ異世界召喚されたのではなく、補修を受けていた城田 勇気しろだ ゆうき、夏目 美紀なつめ みき、相沢 園花あいざわ そのかと俺を含めた同じ学年のクラスメイト4人である。クラスメイトからは俺は醜い豚やら、画鋲に入れたりと、ひと昔前のようないじめを受けていた。まぁ、名前からすんごい勇者っぽくて、イケメンなやつと、その他ヒロイン二人で魔王を倒し、三人は英雄だ神からの使いだなんだと、崇められ、ファンクラブや行き過ぎた宗教まがいなモノまでできた。そんな中あいつらみたいな能力に恵まれなかった俺は王宮のトイレ清掃に勤しんでいる間に、女神のチカラにより4人を元の世界へ返還したのであった。あいつらは元の世界に戻っても、異世界召喚する前と同じく俺のことを醜く罵り、バカにした。それならやってやるさ。絶対やってやる。豚なら豚なりに全てを喰らってやる・・・・次の異世界で復讐してやる。
*初めて書く小説なので、言葉足らずな所や文章がおかしかったりすると思うので指摘して頂けると嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-12 02:33:51
649文字
会話率:0%
この作品はアメブロにも掲載されてます
うつらうつらみる夢の中でなぜか不思議な夢を体感しなくてはならない著者の悩める私小説 超ショートショートの異世界をぜひ読んでみて下さい
最終更新:2017-07-09 08:50:21
886文字
会話率:0%
人間と人ならざる者、互いにバランスを取り合って生きているそんな世界。人に友好的な種族もいれば排他的な種族もいる。そんな中で排他的代表とも言える吸血鬼に対して一人の男が土下座して頼むこんでいた
「ここで、働かせてください!」
最終更新:2017-01-20 20:26:58
2508文字
会話率:75%
ふと、うらみつらみ、悲しみに出会った後に、気づくことが、ある。
最終更新:2016-09-30 00:23:05
484文字
会話率:0%
生者によって齎されるあの世。恨みつらみ。
キーワード:
最終更新:2016-03-30 22:13:56
1509文字
会話率:20%
何万もの転生を繰り返してきた、スーパー転生少女、ハルカちゃん。
そんな彼女が今回、転生したのは女神が管理した、男の子にはちょっと生きにくい世界だった。
この物語は中学生になって、転生仲間達に再会を果たしたハルカちゃんが、訳あり男子達と出会っ
たり、大財閥への騒ぎに巻き込まれたり、女子達の妬みつらみを向けられたり、自らの出生に触れたり、異世界や過去、未来にトリップしたり、女神様とぶつかり合ったり、前世の記憶を振り返ったり……。
とにかく散々な目に遭いながらも、最後には個性豊かな男の子達と婚姻を結び、ハッピーエンドを掴み取るまでの、後に悪女伝説と世界中に語り継がれることになる伝説の、序章のお話である(続くかは不明だよ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-03 17:00:13
9214文字
会話率:41%
天界の神々から洗脳され魔界で王をしている魔王の話
いつか天界の奴、滅したると後々恨みつらみを吐き出すだろう魔王です。
最終更新:2015-05-28 22:04:39
14755文字
会話率:68%
腰が痛すぎる今日という日への恨みつらみ
最終更新:2015-03-09 19:08:06
431文字
会話率:34%
恨みつらみと裏腹に僕は悩むことを恨むことさえ逃げ出したと思いながら逃げ出せない絶望
最終更新:2014-03-03 08:54:01
4350文字
会話率:12%
沢木香穂里先生のお題に基づくお話第二弾です。第一弾とはつながりはありません。焼き直し、組み直し、別編集も一切ありません。 よろしくね! ジャスト200文字の連作
最終更新:2013-12-10 23:00:00
28370文字
会話率:35%
人の数だけ物語がある。
人は恨みつらみ羨み憎み、マイナスの感情をいだく。
全ての嫉妬深い人々へ。
不定期更新、基本一話完結。乱文ですが、どうかあなたに何か届いたら、大変幸いです。
※基本的に、毎回変わる主人公みたいな奴が愚痴るだけで
す。不快に感じる方がいらっしゃると思いますが、最後まで読んでくださったら本当に感謝の気持ちで一杯です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-27 23:34:34
18456文字
会話率:24%
親の厳しい規律に対しての恨みつらみがたまり、ある夏の夜に家出をした少年の物語。
家で先で出会った変な老人CKおじさんや、奇想天外な登場人物が織りなす、作者自身よくわからない物語。
最終更新:2011-03-16 18:20:46
2371文字
会話率:0%
今、巷で話題のものがある。「漆玉」だ。ぬぺっとしていて大きさはピンポン玉ぐらい、色は恨みつらみを詰め込んだような黒。それを握りつぶすと友人家族が全部消えるというものだ。入手方法は誰かが捨てたのを拾うか、いつの間にか持っているか。もちろん、都
市伝説の類だったが、ある日バラエティー番組でお笑い芸人が漆玉を手に入れたといい、それを握りつぶしたところ相方がすこんと消えたのだ。もちろん、次の日からは週刊誌などはその話題でもちきり。ちらほらと漆玉を拾った、握りつぶして家族が消えた、なんて噂も聞こえるようになった。みんな、自分も漆玉を手に入れてみたいと思っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-27 22:55:43
2649文字
会話率:33%
ネットゲーム内で特定の相手に嫌がらせをし、引退に追い込むのが俺の商売。依頼は後を絶たない。え?ゲームの中ごときでの恨みつらみで商売が成り立つのかって?いやいや、依頼主というのはね…
最終更新:2007-04-12 16:28:11
4472文字
会話率:44%