美しいものが好きな神様は、宇宙という何もない世界に退屈していた。
そんな神様がある日思いついたことは...
最終更新:2012-09-26 22:07:52
499文字
会話率:0%
新奈はクラスメイトの志保から、一緒に整形をしないかという話を持ちかけられる。醜いものは幻覚をみる、美しいものにこそ価値があると主張する志保。戸惑う新奈に、隣の席の湊がぽつりと呟いた。
「……醜いもの自体が幻想だったりして」
コバルト短
編小説新人賞「もう一歩」作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-03 14:02:37
8948文字
会話率:51%
忘れてはいけない人がいます。その時間を、いつまでも美しいものであるために
キーワード:
最終更新:2012-06-23 22:12:26
214文字
会話率:0%
住宅街から少し離れているひっそりとした林の入り口に其処はあった。
映画で観たことがあるような、白壁の大きな屋敷《パレス》。
隅々まで手入れが行き届いた、花々で敷き詰められている広い箱庭《ガーデン》。
重厚な柵と扉を開き出迎えてくれ
た、まだあどけなさの残った端整な顔立ちをした男の子の使用人《サーヴァント》。
窓際に腰掛け、窓の外の何処かを眺めながら迎え入れてくれた若い女主人《ランドレディ》。
今にも語りかけてきそうな、愛らしい赤い衣装《ドレス》を纏った骨董人形《アンティークドール》。
…美しいものたち。
彼女は小さな好奇心から放課後の制服姿のまま此所へ足を踏み入れた。
この物語の主人公になってしまうだなんて知らずに…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-26 12:50:05
635文字
会話率:14%
どんなに小さな話であっても紡がれればそれは物語。
どうでもいい日常や異世界での旅、普通の恋や特殊な恋。どれも素晴らしい物語であって、世界でもある。
お互いに繋がるものはなく、一つの物語としては長くない話。その孤立した物語は、例えるなら
一つの砂つぶだろうか。
しかし砂つぶと言っても、そのどれもが光り輝いている美しいものだ。
ここはそんな砂を集めて保存しておくための容器として存在する。
集めた砂はいずれ価値を見出せるのか……。
それはきっと誰にもわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-03 09:38:46
1115文字
会話率:8%
滅び落ちた楽園より美しいものはない。決してイカサマではない。
最終更新:2012-03-11 12:00:00
775文字
会話率:0%
アデアは美しいものが大好きな竜だ。今の一番の宝物は、森で拾ったスールシャルゥの青い瞳。
最終更新:2012-02-26 23:39:24
6600文字
会話率:44%
樵と木のお話。
一方的に築かれていくその絆は果たして美しいものなのだろうか。
いや、結局は独りよがりなのだ。
最終更新:2012-01-31 22:49:57
2786文字
会話率:21%
人は美しいと思える時が一生の内に何回あるでしょうか?
そのうちの一つを皆様に届けます。
最終更新:2012-01-16 18:06:00
695文字
会話率:0%
世界で一番のものを。
世界で一番、美しいものを。
ひたむきにそれを追求し続けた男。
そして、彼が生み出したものは。
最終更新:2011-11-14 18:23:23
2221文字
会話率:0%
今日は人生で初めてのデート。大好きな彼との待ち合わせに心を躍らせる。
こんなにも世界は美しいものだったのか。
――それなのに。私の馬鹿。
最終更新:2010-01-08 13:32:24
2018文字
会話率:8%
今日は何て良い日だろう。
だが、青い空、美しい花々、軽快な鳥のさえずり・・・美しいもの目にし、耳にしても、俺の心は一向に晴れない。
こんな日は自由に気ままに・・・そう、あの鳥達のように好きなようにしていたかった。
・・・なのに。
せっかく
の宴の誘いを断って、供を一人連れただけで馬に揺られること1日。
どうしてあんな場所に行かねばならないのか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-19 10:00:00
20483文字
会話率:29%
赤かった血潮は黒く凝結し、ピンク色の十二指腸が乱暴に噛み千切られて細断されていた。肉は赤い筋とピンクの柔らかそうな肉に分かたれていて、湯気を立てるほど新鮮なそれらがこれから裸体の少女の晩餐に供されるのだろうと窺える。
俺はその捕食という行為
に美しいものを感じながら、生理的な嫌悪感から喉に胃液が逆流した。それはとても最悪な――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-22 18:06:02
13350文字
会話率:36%
人を愛すること
それはものすごく
美しいもの
最終更新:2010-11-20 23:36:35
1258文字
会話率:100%
神蝶の化身である少女を、王は魔法の檻に閉じ込めた。
ただ美しいものとして鑑賞する為に。
少女は絶望し、彼の真意など知らぬままに正気を失っていく。
谷山浩子さんの「七角錐の少女」とポルノグラフィティの「アゲハ蝶」のイメージで書いた、ファンタ
ジー小説。
※TIINAMIより転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-16 15:39:15
6034文字
会話率:22%
地球は汚れていて、綺麗に感じる事なんて無い。
でも、僕が暮らしている場所はとても綺麗だった。あの桜の木は文句無しの美しさだった。彼女と出会うまでは……。
彼女の綺麗な瞳を見て、彼女の綺麗な声を聞いて、彼女の綺麗な髪に触って、彼女の綺麗な笑顔
に出会って、僕は世界で一番美しいものを見た気がした。それは、確信に近かった。
僕は彼女の夢を叶える事が出来るだろうか……。そもそも彼女の夢は何だったのだろうか。
桜の花びらに包まれた二人の少年少女の夢物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-08 23:47:40
4636文字
会話率:44%
“美しいものに目がない少年”がいる。彼に狙われた幼馴染である、安斉くれはを護衛することとなった双葉敬介の話。
キーワード:
最終更新:2010-01-04 09:50:40
8413文字
会話率:24%
「堕落」をエッセイにしました。
堕落といっても美しいもの。
お嬢口調で美学を語っています。
倦みつかれた私の毒を吐いています。
ブログから抜粋。愚痴多(特に学校)。
気分を悪くなさいませんよう。
-とある少女の青春-
最終更新:2009-11-19 00:45:10
4379文字
会話率:3%
見えるものと見えないもの・・・人は押しなべて前者しか見ない。
最終更新:2009-08-31 23:52:09
683文字
会話率:20%
「この世で一番美しいものは何か知りたくないか?」――ヴェルナンド探偵と自称"優秀なお手伝いさん"のリーシャは、ある手紙がきっかけで双子の兄弟に力を貸すことに。不可解な謎を解きながら二人は意外な結末を知る。そしてそこから考
えた真相はそれぞれの解釈によって異なるものだった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-13 20:21:36
18864文字
会話率:57%
人間嫌いの主人公が織り成すネガティブストーリー。彼は人間を嫌うが故に、自分を嫌い、自分を嫌うが故に、生きることに絶望する。そんな彼が、ある日この世から消えてしまおうと試みたことから全てが始まる。その出会いは必然か、偶然か、それを知る者は誰も
居ない。――この世には、美しいものなんて何もないんだよ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-03 22:48:49
11696文字
会話率:24%