憂鬱な日々から逃げ出すように、秋元樹里は単身渡米。カリフォルニア・ロサンゼルスのアパートに滞在し、気ままに過ごしていた。そんなとき出会ったのが大学講師のライアン。その彼女でシングルマザーのシャーロット。学生のマット・ジェシカ・セシル、そし
て日本からやってきた少女・梨奈からの積極的なアプローチに圧倒されつつも、樹里はその状況を楽しんでいた。しかし、元カレ・城田悠二が姿を現したとき、樹里は再び心を閉ざしてしまう―。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-30 20:00:00
19872文字
会話率:44%
ヨシナカ・クロードは未確認生物の調査・研究を生業とし、弟のトーシローを相棒に日々活動している。ある日、彼らは研究者仲間から依頼を受けて渡米し、とある住宅街に辿りつく。そこで彼らを待っていたのは、変態紳士のようなアレだった。ドMによるドMのた
めのドMコメディの続編。※個人サイトからの転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-18 00:36:16
7172文字
会話率:56%
アメリカ空軍で天空の守護天使と呼ばれた。天才整備士、小野里晶の物語。
作者連載小説『RISING』のスピンオフ作品。『RISING』第一部主人公の一人須藤兼の実妹である小野里晶のアメリカでの活躍を描くストーリー。
若干、8歳で実母と共に渡米
した晶が青春時代を送ったアメリカで出会った人々の回想を交えたエピソードを兄である兼が紹介します。
もちろん、フィクションですのであしからず…
この作品は作者ブログで連載しているものに修正を加えてお送りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-02 00:12:33
19917文字
会話率:67%
高校生で双子の兄妹、朝比奈央子(なかば)と礼(あや)は二人で一人前の霊能力しかなかった。しかも央子は“女子”の霊にばかりとり憑かれるという特異体質だ。そんな半人前の二人を不本意ながらフォローしているのはネイティブアメリカンのクォートである同
じ高校に通う2年先輩の陣内凛太郎。夏休みに入ると凛太郎は休みを利用して渡米するつもりで空港へ、央子はその見送りにと来ていた。だがそこで恋人と別離させられそうになっている気の毒な大学生、田辺豪と知り合う。央子が関わるとロクな事にならないのを知っている凛太郎だったが、気付けば大学生の実家へと向かっていた。
単純な恋愛の縺れ、両家の価値観の違い。そんなものだと思っていた豪の問題は、彼の恋人である一ノ宮信乃の先祖からのしがらみであり、過去にもあった悲恋が現代を生きる彼らにまで降りかかっている事実を知る。
想いを遂げられなかった過去の恋人達を引き合わせる為に翻弄するハメになる凛太郎と央子は、それぞれの能力を如何なく発揮し、解決していく。ただし、今回も央子は女性にその身を委ねて女子化するのだが、自己嫌悪しつつも、やはり縺れた糸を解きほぐし、幸せな二人を見ると「まあ、いいか」となるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-26 17:51:45
27217文字
会話率:46%
幕末維新アメリカ帰りの漂流民ジョセフ・ヒコ(幼名・彦太郎)は、アメリカ領事館通訳として、生麦事件など攘夷派志士たちによる多数の外国人殺傷事件の解決、咸臨丸の渡米時におけるアメリカ側護衛艦隊との打合せ等々、通訳としての目覚ましい活躍をする。ま
た、文化面では、領事館辞任後、わが国最初の日本字新聞を創始し、かつ「新聞」という用語を考案する。同様に、日米の架け橋として活躍する帰国漂流民としてはジョン万次郎がよく知られている。しかし日本歴史に与えた影響という点ではジョセフ・ヒコのほうがむしろ大きいと言える。この食い違いがどうして生じたか。それぞれの時代を背景に、ヒコの境涯をたどりながら明らかにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-20 12:12:02
264926文字
会話率:16%
再会を約束をし、彼女が一家で渡米してから五年。僕の知る限りずっと彼女からの連絡はなかった。当然の如く、僕は彼女との再会をほぼ諦めていた。しかし、彼女の十五回目の誕生日が近づくにつれ、僕は突然悪夢に魘されるようになる。そして、彼女の誕生日を一
ヶ月前に控えた十一月の第二火曜日――その日もろくに睡眠をとれていなかった、そんな僕にクラス一の情報通である谷口敬太は、思ってもみなかった情報を持ちかけてきたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-03-10 10:42:32
2767文字
会話率:46%
ここに、成功本のみを読み歩く男がいた。彼は成功論を読むことこそが成功への近道であると信じていたし、またそれ以外の成功のための努力もしなかった、その男が選んだ結論、それが渡米であったのだ
最終更新:2006-11-29 16:16:09
2922文字
会話率:7%