今から約100年前の“種族戦争”では人間側として参戦し、約50年前の“世界大戦”でもそれぞれの国で大きな活躍を見せた。その一方、歴史的に迫害されることの多かった“魔法使い”を報いる為“世界連盟法”で各国で“魔法使い専用の地域”を設けることが
定められた。
だがしかし気づけばその地域は事実上の“首都”になっている国がほとんどになっており、普通の人間よりも単純に強力である“魔法使い”が国家そして世界の治安維持などの中核を担うようになっていた。
そして各国に“魔法使い”の土壌ができたことにより、“魔法”に関する技術開発が急速に進むことになる。
技術開発の1番の成果は、“魔力はあるが魔法は使えない”普通の人間から魔力を上手く引き出せるようになり、“魔法使い”と呼べる水準まで魔法を使えるようになることだった。
そして人々は自分に秘められている能力を開花させる為に魔法使いに憧れることになる。
そしてより多くの魔法使いを持った国ほど強力になっていくのだ。
このストーリーの舞台である日本の首都は、本州から少し離れた島にある。通称“首都島”。
日本はもともとの人口に加え、近隣の“人口は多いが世界連盟に加入してない為魔法使い専用の土壌がない国”からの魔法使いの流入も多い為、魔法使い人口は、欧州連盟、合衆国の次に多く、「世界三大首都国家」と呼ばれている。
戦争の時代に比べると言うまでもなく世界全体で死者数が減り、生活水準が軒並み上がった。
いろんな分野での技術開発も進み、その中日本は世界でも有数の大国になった。
だがしかし常に変わりゆく不安定な情勢の中、世界は、そして一見平穏に見える日本のぬるま湯もゆっくりと、誰も気づかない速度で熱湯になっていくのであった。
混沌の世界の中で、主人公たちは何を思って動くのか。
それぞれのTrue North(信じる方向・目的地)を目指す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 00:39:45
8219文字
会話率:53%
死者を復活させる技術が発達した世界。
帝国と共和国の長きに渡る戦争は、技術大国である共和国の復活者による死者数零の兵団に帝国は圧倒されていた。
そんなある日、出世コースを走っていた男レィエと帝国で蘇生科学科を学ぶ天才ヴィクタヌスは出会
う。
新設される対共和国のための対策チーム第零部隊蘇生科学科研究班。
わけありな面々が集まった時、帝国の反撃の狼煙が上がる。
週一で出せたらなと思います。
初めての戦争物です。がんばります
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 23:13:19
16638文字
会話率:42%
慶長五年(西暦1600年)の関ヶ原、血の臭いと喚声に支配された平原に、一人の男が立っていた。男の名は嘉助。駿河の漁村出身の貧相な身なりをした男だ。嘉助は、徳川方の武将である田中吉政の雑兵として、関ヶ原に参戦していた。嘉助は、十年前に故郷を出
奔し、大坂や京で日雇いの仕事をしていたが、大規模な戦闘が行われるという噂を聞き、傭兵としてこの戦いに参加したのであった。死者数千人を数える壮絶な戦いが終結した時、嘉助は十年来の仲間である正吉を失っていた。悲嘆に暮れる嘉助。そんな中、嘉助たちは一つの任務を申し付けられる。それは、戦場から逃亡した敵の総大将である石田三成の捜索だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-07 21:27:51
8719文字
会話率:38%
20歳以下の年間死者数の5%が異世界に転生されるという世界てま異世界に転生された主人公が繰り広げる楽しげな日常、恋愛、友情の物語
最終更新:2017-07-16 21:17:20
1936文字
会話率:47%