深宇宙を旅する〈ハンザ艦隊〉所属の〈探査艦ベルゲン〉は、突如として謎の勢力〈見えざる者〉からの襲撃を受ける。
格闘術に長けた新人警備員メランは、〈見えざる者〉との戦闘で瀕死の重傷を負いつつも辛くも生還。
敵が所持していた〈謎のデバイス〉の
奪取にも成功し、逃走を図るメランであったが、孤立した艦内の端で遂に意識を失ってしまう。
一方、商業区画では、他の艦から体験学習ツアーで訪れていた子供たち十五人が取り残されていた。
彼ら彼女らは崩壊寸前のベルゲンから脱出を果たすことができるのか?
さらに彼らのもとには、メランを捜索しに現れた〈見えざる者〉の工作員と見られる謎の少年の姿が……。
ワープ航法技術が確立した遥かな未来。多数の異星系種族(エイリアン)たちが寄り添い暮らす〈探査船団社会〉を舞台に繰り広げられるアクションサスペンス劇。
メランと子供たちの命運や如何に⁉ 謎の敵〈見えざる者〉の正体や狙いは?
それぞれの運命は見えざる渦を巻いて、やがて全宇宙へと広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 23:20:00
457598文字
会話率:28%
市販の改造キットを取り付けたホビーアイテムが探査機となり、異世界を冒険してその結果を動画で送ってくれる。良い時代になりましたね。貴方はどんな探査機を送り出して、どんな活躍を受け取りましたか?
最終更新:2024-08-30 23:24:33
9008文字
会話率:22%
王立召喚学園四年イシュカ・ヴィーダは、今はもう誰も使わない古い召喚術を有し、複数の幻獣の融合によって強大な力を生み出すことのできる唯一の家に生まれた。
最高位の幻獣たちを友とし、契約による縛りもないまま、彼らを精霊たちの世界から呼び出す
彼女の悩みは――、
「痛いっ、ちょ、噛まないでっ、って、歌うのもダメっ、またみんな眠っちゃ……った……」
召喚した幻獣たちを扱い切れず、落ちこぼれ街道まっしぐらなこと。
汚名返上と、自分と友人の幻獣たちを“使えない”扱いする生国からの脱出を企み、日々成績向上・技能上達に励む、そんなイシュカのライバルは幼馴染の天才召喚士ラグナル・ガードルード(推し)。
自分はラグナルの足を引っ張るだけ――そう気付いて、何年も距離を置いていた彼が、ここにきてイシュカに急接近、無人島での精霊探査試験に一緒に挑むことになる。
精霊たちの世界とこちらの世界の接点『界境』や精霊たちの痕跡を探して、離れていた時間が嘘のように楽しく過ごせていたのに、島の遺跡に異常を見つけたことで、封じられた巨大な界境が開き始め――。
「イシュカを危険にさらしてまで守りたいものなんてない」
「私には私を危険にさらしてでも守りたいものがある――ラグナルだ」
――信頼と無自覚な浅い恋心を寄せ合う二人の召喚士、そして精霊たちの物語。
※カクヨム様でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 23:40:00
110775文字
会話率:44%
昨日と同じ今日、そして今日と同じ明日。同じことを繰り返すだけの毎日に飽きてしまった一人の男子高校生。明日の事を少し考えながら意識を夢の中に託し、夢の世界に入る。その夢の中で見つけたドアの先は広い図書館のような場所になっていて…?
変な
物を飲まされ、何故か幼女化してしまった男子高校生が行く、異世界を転移しその世界を探査する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 01:18:47
83934文字
会話率:67%
人類史上初となる、ブラックホールの有人探査に挑戦するウォーカー夫妻。未知の溢れる世界で多くの発見をした夫妻だったが、ふたりはある脅威とも遭遇してしまう。 宇宙を泳ぐ『それ』から、ふたりは無事に逃げ延びることができるのか?
最終更新:2024-07-25 23:22:57
3062文字
会話率:50%
とある平凡な恒星系に、真っ白い色の奇妙な地球型惑星が存在した。
たんに第五八一号惑星だけ呼称される惑星のこれまでの無人探査は、不可解なことにすべてが失敗に終わり、いよいよ有人での探査が行われることが決定した。
二人の宇宙飛行士は探
査で何を見るのか? そして、その運命は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 12:30:08
14564文字
会話率:69%
宇宙空間で建設が進んでいる巨大な新エネルギー工場に向かって、一隻の正体不明の宇宙船が近づいていた。外部からの呼びかけに応答の通信は無く、まるで漂流しているかのようだった。
調査のために三人組のチームが派遣されたのだが……。
最終更新:2023-03-19 11:00:00
8406文字
会話率:72%
きらめくことなく点々と輝いている星々を背景に、広大な宇宙空間を列隊を組んで宇宙探査船団が進んでいた。彼らの大きな目的は、銀河を脱出して深宇宙への長い長い旅に出ることであった。もちろん、別の生命が住む恒星系を探すのも道中における任務の一つだ
った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 11:00:00
3375文字
会話率:70%
遠い宇宙の彼方にある遠隔の惑星の最上級種は大昔に地球を訪れていたが、我々の祖先との交易は時期尚早であると判断して帰っていった。彼等は地球を塩水の惑星と呼び、惑星探査機関が派遣した探査機が撮影してきた映像を通じて地球の観察を続けていた。
地球の中世時代に鉱物のサンプル採取目的で地球を訪れた最上級種アトオは自分達の言葉を偶然耳にし、その声を録音して帰還する。声の主の調査を命じられたアトオは地球を再訪した際に、自分達の言葉を話す嘴と翼を持つ生き物を発見する。
※全体の1/6程のあらすじです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-26 08:45:14
10597文字
会話率:56%
2173年。人類初となる国境を超えた国際宇宙開発機構IXAの設立から70年あまり。IXA主導の元、宇宙開発は飛躍的に進歩し、人類はその生息域を火星にまで広げつつあった。ある日、IXAの隊員であるマキノ・カケルとソウマ・ミサキは12年前に突如
消息を絶った無人木星探査機「レミー」を捜索すべく、木星へと向かった。しかし、彼らの宇宙機は突如現れたワームホールに巻き込まれてしまうのだった…。カケルが目を覚ますとそこは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 16:43:31
11546文字
会話率:44%
太平洋に浮かぶ小島にゴキブリの帝国がある。宿敵人間との戦いの中で、超技術で人間になり、人間界でスパイ活動をする五木田ブリ蔵は、日本での研修の後ニューヨークに派遣される。
アメリカでは害虫駆除剤の日米共同研究が行われ、ミサイルXというゴキブ
リ殺虫剤が開発された。ブリ蔵は殺虫剤メーカーM社の最上から協力者のコールガール・美樹の助力を得て、マル秘の成分表を入手する。それを基に帝国で超技術を使いワクチンを製造し、全世界のゴキブリに配送システムを通じてワクチンを届け、効き目のないミサイルXは販売不能となる。その次開発されたX2も同じような運命を辿る。メーカー側にも帝国の存在がバレて、探査ロボットでの捜索が開始され、アメリカ南西部で巨大なゴキブリの巣が発見された。メーカー側はワクチン配送システムを破壊し、この巣を凍結しようと企てるが失敗に終わる。
M社は成分表を盗まれないために、支社長が広報部長の直木に命じ、個人名義の銀行のセイフティ・ボックスに保管させるが、ブリ蔵はまたも一計を案じて新開発のゴキブリ殺虫剤ミサイルXXXの成分表を奪い取り、古代ピラミッド建設の時代に火星人から授かり、様々な創意工夫を経て得た超技術のひとつ、配送システムを使い、全世界のゴキブリにワクチンを配送し、ミサイルXXXは販売中止に追い込まれ、M社は倒産する。
直木は一連の営業妨害はブリ蔵と美樹による犯行だと睨み、カリフォルニアに避難していたが、ニューヨークに戻った美樹を拉致し、ブリ蔵に決闘を挑む。スナイパーを雇いブリ蔵の命を狙った直木はスナイパーと共に絶命し、ブリ蔵は瀕死の重傷を負う。
三億年のサバイバルを今後も維持するため、帝国のゴーキー大帝が編み出したのが、予備の帝国建設に加え、あれほど忌み嫌って来た人間との間にゴキブリとのハイブリッド人間を産みだすことだった。
傷も癒えて一命を取り留めたブリ蔵も思い切ったことをしてみたいと、人間の女性・芳恵と結婚する。一年後二人の間に子供が生まれた。ハイブリッド人間の誕生だ。
ブリ蔵はニューヨークでの仮の姿として日本のF放送局のニューヨーク支局に勤務していたが、長期出張から支局長らが戻り、今後に備えてもう一人支局員を現地採用するとブリ蔵に話した。新しい支局員はあの倒産したM社の最上だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 10:38:04
28181文字
会話率:48%
「ヤマト、テラへいく」のあらすじ。
宇宙探査船アマデウスは、未知の巨大宇宙船からSOSの信号らしきものを受け取る。その巨大宇宙船は、赤い惑星であるレビの軌道上を飛んでいた。船長のモンロー、科学者のナカガワ、ロバート、ジュリエット、翻訳ロボ
ットのロビンたちは、小型調査船で、その巨大宇宙船の探索に出かける。ママたちと子供たちは留守番だ。しかし、ミミ、ヤマト、アキラの三人の子供たちは密かに小型調査船に潜り込み一緒に巨大宇宙船に……。巨大宇宙船の中は破壊され、幽霊船のようになっていた。彼らを待ち受けていたのは、最強のモンスター達だった。探検隊の一個小隊の部隊はほぼ全滅し、残りのメンバーたちは、二人の高潔な種族の異星人と遭遇する。そのセミ型の異星人たちは、ロビンなどを通じて、地球人たちと意思を通じ合わせる。一行は、異性人達の脱出艇へ向かうが、途中でモンロー船長、ナカガワ博士、ロバートたちは殺され、ジュリエットとも逸れたりして、気がつくと、ヤマト、アキラ、ミミ、異星人のファーとヒュー、それとロビンの5人と1台だけになっていた。この巨大宇宙船は、レビの軌道上を周回していたが、軌道を外れ、星に激突するカウント・ダウンが開始される。子供達は、最初異星人たちに反発していたが、やがて心を通わせるようになる。ファーとヒューにも故郷の星に子供がいて、故郷の星は文明が発達しており、平和であることを子供たちに語って聞かせる。そして、いつかその星へ行く約束する。果して、ファーとヒューの異星人とヤマト、アキラ、ミミの子ども達は、この宇宙船から無事に脱出できるのだろうか。最後に、ファーは故郷の星への星座のペンダントをヤマトに託す。ヤマトたち、少年・少女達はファーたちの星テラへ行くと誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 10:57:52
28665文字
会話率:34%
22xx年 現代の世界はいくつもの異世界と繋がりを成功させていた。
その様々な異世界から持ち帰った情報により、人類は大きな発展を遂げていた。
異界探査局【クウァーレ】
発見された全12の世界を調査/探索/交渉する機関。
探査局の記録係の
アルバイトの主人公はある日、趣味の絵を描いていると突然開いたゲートに吸い込まれ未だ誰も踏み入れた事のない13番目の世界へ行く事になる。
果たして、存在しない世界で彼が見る者とは…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 19:59:22
3304文字
会話率:22%
近未来。人類が200年前に太陽系外宙域へ向けて送り出した探査機はとうとうその最後のミッションをコンプリートさせるチャンスにめぐり合った。そう、人類以外の知的生命体とコンタクトしたのだっ!
しかし異星人からの問いかけに一切応えず一方的に情報を
発信するだけの探査機に対して異星人は何か重要な事を隠しているのではないかと深読みしてしまう。
そして探査機の飛翔ルートを逆追いして太陽系へと訪れようとした。果たして彼らは人類の敵か?味方か?
一応全8話で終わる予定です。ただ『宇宙人企画』の期間内では難しいかな。
取り合えず2話目までは書けたので投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 12:00:00
41093文字
会話率:30%
星空の下で恵一と悠子は歩いていた。
高校の文化祭の準備で遅くなってしまったのだ。
恵一は地球外知性の事を話続ける。
「この星々のどこかに、知的な意識が存在するんだろうな。僕はそう信じてるんだ。」
悠子は恵一の横顔のシルエットを見ながら少し
勇気を出して言うのだった。
「そういう知的な意識も、私たちみたいに星空を見ながら語り合ってるのかしら?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 19:52:58
1650文字
会話率:46%
枯渇しつつある魔石が戦略物資となった世界では、魔石採掘のために月面探査隊が送り込まれる。
魔石というのは何だろうね?
最終更新:2022-04-24 12:00:00
690文字
会話率:77%
迷宮探査による現代ダンジョン攻略。
あるいは、暴虐に晒されたものによる復讐譚。
もしくは音ゲー。
だいたいは馬鹿話してるだけ。
だいたい午後一時に更新予定。
八万字くらいまでは毎日。
最終更新:2024-05-23 12:50:00
167431文字
会話率:37%
宇宙を探検する探査隊の一行が、ある惑星で緑色の種のようなものを見つけた。開発途上の惑星へ持っていったところ……。
ちょっと怖めの宇宙人のお話です。
しいな ここみ様主催「宇宙人企画」に参加させていただきました。
なお、かわいいもふもふ宇
宙人と出会いたいかたは、「ゆるキャラは異星人」のほうをご覧いただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 13:20:02
8712文字
会話率:37%
地球から派遣された探査員が、噂の「銀河くじら」の正体を明かそうと宇宙の海へ旅立ったが……。
ショートショート。
最終更新:2020-06-20 13:21:00
2801文字
会話率:43%
地球から派遣された探査員が、ある惑星の遺跡を調査していたが……。
ショートショート。3分程度で読めます。
最終更新:2019-07-18 10:15:50
1381文字
会話率:10%
地球から遠く離れた惑星プリモと伴星アネロ。
はるか昔に二つに分かれた人類は再び出会い、それぞれの星に暮らしている。
そんなおり、二千年前に地球を飛び立った惑星探査機がこの惑星にたどり着いた。
赤道祭として浮かれる地球人と、複雑な思い
で地球からの探査機を迎えるアランチオネ人。
ふたりの人類の思いは、交錯していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:10:00
10554文字
会話率:24%
人類が宇宙に進出して数百年。
人類は複数の国家に別れて争い続けていた。
戦艦が船首を揃えて宇宙を闊歩し、
戦闘艇がその速力を以って戦場を斬り裂き、
人型兵器が隊列を整えて砲火を放った。
どんなに人類が進化しようが、
どんなに文明が発展し
ようが、
どんなに技術が進歩しようが、
人間達はその本能に抗うことは出来ずに、今日もお互いに争いあっていた。
しかし、人類にはもう一つの共通の敵が存在していた。
統一規格で製造された人類に敵対的な機械群。
通称“アモス”
誰が造ったのか分からない、この機械達は人類の前に現れては全てを破壊していた。
人類の作った国家の一つ、アルグレン帝国。
その辺境で物語は始まる。
第二〇八辺境パトロール艦隊はいつものように人類が探査済みのエリア外縁で哨戒任務を行っていた。
他の国家と隣接していない安全なエリア。
いつもなら何も問題なく終わるはずの任務の最中に、未探査エリアから飛び出してきたのは巨大なアモスの群れだった。
「ここで奴らの侵攻を食い止めます! 全|機動騎士《ガーディアン》、盾を掲げなさい! 我らは臣民の盾! ここが私達の死に場所と心得なさい!!」
艦隊に所属する人型兵器、|機動騎士《ガーディアン》の女性パイロットは部下達に檄を飛ばす。
背後にあるのは帝国臣民二千万人が暮らす入植惑星。
彼らの絶望的な戦いが始まろうとしていた。
そして、その報告は首都星ソルベリアにも届く。
アルグレン帝国 第六皇子。氷の貴公子と呼ばれた彼は、その報告に自身の艦隊を辺境へと向けて進めようとしていた。
「絶対に君を死なせはしない!」
辺境の、更に辺境の片隅で、後に巨大な星系国家を揺るがす大事件はこうして始まったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:04:03
313260文字
会話率:31%
ある夜、宇宙から何かが地球に落ちてきた。現場は町外れ。大きなクレーターができ、どこか未練がましく空に向かって煙が伸びている。
夜中ではあるが、はしゃぐにはむしろいい時間帯。現場に駆け付けた野次馬を始め、警察消防マスコミ、そして軍や科学者
たちが口々に言う。
「干柿みたいな形だな。隕石じゃないか?」
「馬鹿。どう見ても自然物じゃないよ。ほらあの部分、人工的だろう」
「人工衛星だろう。熱で固まったんだ」
「宇宙ゴミじゃないか?」
「う、宇宙人の爆弾だ! 間違いない!」
「おい。今騒いだ奴をどっかにやっとけ。はぁーあ。しかしまぁ宇宙人か何かは知らないが、夜中になぁ。あー眠い眠い」
と、欠伸をする政治家。ついに宇宙人とのファーストコンタクトのときがと考え、現場に来たのだが肩すかしを食らったと不機嫌気味。
「まあまあ、もしかすると宇宙人の小型探査機。つまり前座。近々、本人が現れるかもしれませんから」と科学者。「いや、あれは巧妙にカモフラージュした他国の軍事衛星だ」と軍関係者。
しかし、事は彼らの予想から外れていた。その落下物には扉がついており、そして開いたのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-08 11:10:00
2052文字
会話率:45%
惑星探査船ビョートル号は暗き航路と暗雲立ち込めていた船内との板挟みになりつつも、ついに目標の惑星へと到着した。
政府の杜撰な計画、無謀だと終始、愚痴を漏らしていた乗務員たちだったが降り立ってみれば嘘のように清々しい気持ちに。
それもそ
のはず。外は自然豊かであり、空気が美味い。底をつきかけていた食料もここでなら補給できそうだ。全員浮かれ気味に、とは言え彼らはプロであり、ここは未知の惑星だ。
そう、未知。目標の惑星へ到着と言っても、初めからここへ来ると決めていたわけではなく、生命反応及び、環境の良い星を探していたという意味。ゆえに情報は一切ない。
ここへ来れたのは全くの偶然。トラブルにトラブルが重なり奇跡的に、というわけだ。
食料を手に入れられそうな星を見つけ、船に積み帰るかそれとも今すぐに引き返し、その帰路で船員同士で食い合うかの二択。それほどまでに追い込まれていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 11:00:00
1793文字
会話率:56%
マスターからの頼みで、荒廃した惑星に派遣されたキャラメル。だが、何日かけても見つからず……
キャラメルによる探査記。
最終更新:2024-03-23 18:00:00
4810文字
会話率:0%
日本が月へ探査機を送る本当の理由を知っていますか。鉱物資源を探し、ニュービジネス(宇宙観光、リゾート)を開拓し、居住環境を整えるためではありません。デフォルター(債務不履行者)「かぐや姫」を逮捕する前線基地を創るためです。捜索は今の続いてい
ます。その顛末をお話しましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 14:31:56
6577文字
会話率:16%