今日も眠るために目をつぶる
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最終更新:2022-05-26 03:21:19
313文字
会話率:0%
「――お前に教えられることは、もう何もない」
それは、ひとりの少年に告げられる。これがもし、自分以外の者に向けられていたならば、免許皆伝。おめでとう。これ以上ない賞賛の言葉だっただろう。しかし、少年に告げられたのは、残念ながら賛美ではなく「
限界」だった。
そこは光と影の世界。影の恩恵を受けた人は、皆、己の「影を操る能力」を持っていた。
そんな【影法師】と呼ばれる能力者たちの中でも強者だけが暮らす秘境の里【桃幻郷】で、【太陽に背かれた子】といわれる無能の少年がいた。
無能は相対的弱者。体術だけなら村で一番の実力を持つ彼だが、信頼していた師範にもついに限界を告げられてしまう。無能は弱い。それが現実だった。
バケモノが跋扈する外界のせいで、里から出ることも許されない彼。外を夢見て鍛えてきたが、その望みが叶う見込みはほぼなかった。
しかし、そんな彼に転機と出会いが訪れる――。
これは、ひょんなことから影を操る力を手に入れた少年が、国で一番安全な場所にマイホームを持つことが夢だと騒ぐ恩人の少女と、その相棒のしゃべる狼犬に影を操る能力や世界のことを学びながら、強く生き抜く成長譚。
――少年は力を得て、やっと公平な土俵に上る。
※同じ世界観で書き直すか迷っています。序盤だけ投稿して、やっぱり面白くないことが分かったら、作品を削除すると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 15:52:43
74685文字
会話率:36%
【NPC:non prayer characters】
それは誰かの影法師。いつか見た夢の欠片。世界に眠る記録の残像。
神の創造した『新しい世界』を正しく運営するために選ばれた最初の人類。新世界の開拓者たち。
欠落し、ツギハギだらけの彼ら
が歩む、誰でもない誰かの物語。
────彼らは神に祈らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 00:00:00
6692文字
会話率:35%
誰かを恨んでいるのなら、ばらから様に願えば懲らしめてくれるよ。安心して。ばらから様は、それはそれは美しい少女なんだ──
ある町で語り継がれてきたそれは、単なる都市伝説ではない。
最終更新:2022-02-07 01:41:46
4326文字
会話率:58%
秩父事件 人物群像の残像の影法師 追悼
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最終更新:2022-01-27 15:00:01
2627文字
会話率:3%
ふと夜空を見上げたことはありますか?
昼の空が晴れとは限らぬように、夜の空は星空ばかりではないでしょう。
夜の曇天がそこにあるとして、それならばこそ、気づくこともあるでしょう。
最終更新:2021-05-17 21:14:22
775文字
会話率:0%
とある町に住んでいる普通の高校1年生『旭昇』
彼は『虚界』と呼ばれる世界に通じる穴に入ってしまい、『陰』の力によって生み出された怪物『影』と呼ばれる存在に襲われてしまい、その最中に出会った謎の少女『修羅』によって『陽』と呼ばれる特殊な能力に
目覚める
そして、その能力を駆使して様々な強敵に挑んでゆき、通常の世界と虚界…2つの世界の真相に迫っていく…
たまに友情あり、たまに恋愛あり(多分)の異能力バトルファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 01:33:51
10084文字
会話率:74%
影というものは、よく、日陰のことだと勘違いされがちだ。
しかし、古くは影には、「光」という意味があったのだという。
影法師のボクと、光のキミ。
本当はどっちが影なのか判らない。
最終更新:2020-08-08 16:49:26
615文字
会話率:3%
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。こちらは、過去作になります。
はてさて、今回は、密やかに
囁かれる“都市伝説”の物語――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 18:00:00
363文字
会話率:0%
シナリオが最大48のルートに完全分岐する小説、通称ルート小説の紹介。
手に汗握る迫力満点の戦闘、選択肢による物語の自由度、今までにない物語の圧倒的な深みへ。
最終更新:2020-07-25 16:26:16
735文字
会話率:0%
中学校までの目立たない地味な自分を変えたくて。
不肖、篠山透、高校デビューします!
最終更新:2020-05-12 03:11:25
1128文字
会話率:42%
ぼくの影は薄く、彼女の影は濃かった。
最終更新:2020-03-29 12:00:00
305文字
会話率:34%
夢の中で走っていたのは 自分よがりな君とぼく
別々の世界に生きていたのに 交差点でときどきハロー
その顔は幻影なんかじゃなかったはずなのに
後ろ姿は知らない影法師
……
最終更新:2019-12-07 13:49:00
420文字
会話率:0%
「みんなうわさしたよ。あそこには鬼が住んでる」
1993年。『鍵っ子』――家庭の事情で、学校から帰宅しても家族が自宅にいないために、自ら家の鍵を持つ子供――のぼくたちは、夏休みの間じゅう、小学生の託児施設“児童館”で遊んでいた。そこでは「
影ふみ」の遊びが大流行りで、ぼくたちは飽きもせず毎日毎日駆け回っていた。
けれど最近、児童館にひとりの女の子が来るようになってから、少しずつ日常が変わりはじめる。その子の家は鬼が住んでると評判で、だからその子は悪意を込めて「鬼っ子」と呼ばれていた――。
まとわりつく影、踏みこむ影。ノスタルジックな真夏の短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 16:50:57
4578文字
会話率:33%
日差しが照り付ける夏真っただ中の、少しぞわりとするホラー。
最終更新:2019-09-27 18:00:00
1167文字
会話率:23%
『この街の半分は優しさで出来ています』
全てを放り捨て、ここではない何処かを求めた主人公シイナが辿り着いたのは、何かが変な街。
善意によって立つこの場所で、世界の成り立ちに迫っていく、ようなことはせず、
帰りの船代を求めて行き当たりばったり
な生活を送ります。
ヤマなしオチなしまったり進行、ほんのちょっぴり曇り空。
お付き合いいただければ幸いです。
ぐるぐる回る影法師 追えば逃げる 逃げれば追う あなたは、だあれ?
※「カクヨム」様並びに「アルファポリス」様にも投稿中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 17:00:00
105564文字
会話率:81%
五十路を前に惑う女の話。
最終更新:2019-09-08 09:10:11
536文字
会話率:34%
あたしはおヘソに金平糖をひと粒、落とした。
ふたつ、みっつ、よっつと落とし、部活仲間を埋めて帰った。
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最終更新:2019-08-01 01:04:39
10105文字
会話率:29%
うだるような暑さの中で、深夜に目が覚める少年。二度寝する気にもなれずなんとなく外へ向かう。そこでは日中には確かになかったはずの屋台が。普段なら気にも留めないがなんとなくその屋台へ向かう。その屋台にはシャドウを名乗る青年、マスターと呼ばれる
黒い影法師のような何か。そんな不思議な空間で少年は真っ黒なかき氷を食べる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 23:06:03
2686文字
会話率:52%
一度魅入られたら、もう離れられない。
最終更新:2019-07-11 06:46:36
1093文字
会話率:12%