世界各国の上空に現れた未確認飛行物体は、各地の軍事拠点を攻撃、各国政府機関の主要施設を破壊した。国連指揮下の地球防衛軍日本支部に所属していた『進士直道』は、事前に接触していた地球外生命体の亡命者『ドクターX』の協力を得て、日本上空の未確認飛
行物体を撃墜する。
しかし、その影響で未確認飛行物体に搭載されていた次元干渉装置が暴走、数多ある三次元の平行世界同士が衝突を起こし、時空の混乱が引き起こされた。その結果、未確認飛行物体群は姿を消したが、地球は様々な平行世界がつながり合う時空が混乱した世界へと変貌を遂げることになる。
そして、本来別世界であったはずの地底帝国、海底王国、ファンタジー異世界(仮)、魔界、昆虫軍団、ロボットワールド、電脳世界、といった並行世界の住人達が次々と名乗りを上げ、地球防衛軍日本支部に対して宣戦布告を行った。
地球防衛軍日本支部司令官となった『進士直道』は、復興第一を掲げる国策のため、人員確保に窮していたが、反社会的勢力・団体、社会不適合者、アウトローに無法者、社会的弱者等々の人々を大量採用して人員を増強する。
そうした人材を専門分野に特化した九つのチーム『非道』『外道』『鬼道』『修羅道』『色道』『餓鬼道』『邪道』『魔道』『極道』に分け、九つのチームの総称を『九頭(クズ)』、下っ端構成員を『下衆(ゲス)』と呼称した。
そして新任特務官『天野正道』、改造人間の開発を夢見る一条女史、性格は男前なのに恋愛には一途な乙女の財前女史、すぐ胃が痛くなる気弱な政府交渉担当真田ら幹部連、『九頭(クズ)』のメンバーと共に、様々な騒動を起こしながらも奮戦していく。
時には、国内の非戦派を中心に人権擁護団体、環境保護団体、動物愛護団体などの各種組織を取り込み、マスメディアも巻き込んで大きな大きな発言力を持った国内組織『ピース9』と世論の主導権争いをしながらも、奇想天外、荒唐無稽な作戦で異世界勢力と戦って行く。
この物語は、地球防衛軍日本支部が人類最後の日を阻止するまでの長い道程と、メンバーの本当はゆるい日常を記したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 00:27:05
181145文字
会話率:38%
宙暦0113年。
宇宙へ進出した人類の科学力は飛躍的な進化を遂げていた。
そのせいもあり、巨大企業が政府と同等か、それ以上の権力を持ってしまっていた。
更なる発展を望む上位層がいる一方、で、過酷な労働を課せられる最下層の人々。
そのカースト
制度は次第に歪み、そしてついに彼らは独立した自治権を確立する為に行動を起こす。
下層の生まれである主人公クロムは、大切な人々を守るため、この歪んだ人々の思惑渦巻く宇宙戦争に身を投じることとなる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-15 11:42:29
7088文字
会話率:47%
企画名 架空戦記創作大会2017春 「架空のプロパガンダ」投稿作品。
アンダリット王国のパン不足による民衆の不満は遂に王都に達し。
暴徒は宮廷を占領。国王は処刑された。
暴徒達は社会主義、共和主義を叫び王国は長い内戦の戦火に焼かれ。
多くの血によって新しい国家が出来上がった。
貴族主義、王政からの開放と民族の共和を目指す暴徒達は、セルー人民共和国を名乗り。
その新しい国家は政争と力によって新たな価値感を創造し。
世界革命を国家の宿命に選択した。
セルー人民共和国は嘗ての支配者階級を犯罪者としての引渡しを各国に要求。
特に。革命により追われた多くの亡命者を受け入れた隣国イズヤ帝国に犯罪者としての引渡しを求めた。
イズヤ帝国は、歴史上、幾度もアンダリット王朝とは血縁関係にあった。イズヤは新興国家であるセルー人民共和国の要求を拒絶。
回答期限を越えたセルーはイズヤに宣戦布告。
セルー人民共和国との戦端が開き。
列強各国は同盟と密約により戦火の炎が広がるコトになった。
嘗ての騎兵と砲兵が戦列により征した大地を。
機関銃と航空機の登場により、一瞬で広大な塹壕戦へと様変わりした。
しかし未だ科学技術の発達は新しい戦場を欲した。
それは新しい時代の戦争の形なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 08:00:00
17348文字
会話率:50%
人類が進化を繰り返し、人類は前世の記憶を15歳のときに思い出す事が出来るようになった。
そして近未来化が急激に進み、地球は機械の星となった。
だがそんな中、前世の記憶を思い出すことが出来ない、運命から逃げた者『亡命者』と呼ばれる者がいた。
亡命者の一人である白髪の少女、珠葉はある朝『ヨルアゲハ』のニュースを目にする。
関係無いと思っていた事件は、少女と星の運命を変える事件になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-03 23:00:00
855文字
会話率:0%
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ネタバレ注意
多数の文明の混在する世界に、異世界からの亡命者によりさらに高度な技術が与えられたという設定のある時代。
主人公、須賀谷士亜(す
がやしあ)は17で既婚という生い立ちをもつ騎士学校の生徒であったが学内でも有数の権力者により目を付けられ特進から降格され、普通科に追放されてしまう。
さらに横暴者ポジションの黒岩田に妻でありエリートのイフットを略奪宣言され、心身ともにボロボロに叩き落とされた。
だが失意の底の奈落の中、イフットを諦めきれない須賀谷は異世界からの侵略者との戦闘の結果大怪我をしていたところで左遷という『俗に言う出世道』を教師に潰されて未来を砕かれた昨年の元エースだった留年生、順と出会う。
須賀谷は条件付きで順に弟子入りし共に新たなタッグを結成した。
自分の妻を取り戻す為、教師や黒岩田に一泡吹かせる為、順は自分の名声と仇を討つ為に学園内大会へ立ち上がる事となった。
決勝戦の相手は、筆頭教師の陰謀により黒岩田とイフットが組んだものとなっていた。
須賀谷は舌戦の末に心を折られそうになり窮地に達するが、順が見抜き育てていた欲望を力に変える才能をついに開花させる。
本来では黒岩田と接近戦で圧倒的な実力差があったものの順に鍛えられたお陰で、須賀谷は勝利を収め黒岩田の首を踏み折った。
だが、大会そのものの裏にはさらなる悪が暗躍していた。
異世界からの侵略者の少年、それがこちらの世界への脱走者を追ってきていたのだ。
順は異世界の技術で出来た強化鎧を纏うが、少年に再び敗れる。
だが必要以上に覚醒した須賀谷は異世界の技術で出来た剣にイフットの魔力を結集し、なんとかほぼ相打ちで撃退をすることが出来た。
大会後、学校内でクランの設立が決まる。それがクラン、ヴァルヴァロスとなる……
キャッチコピーは
「俺は、勝ってやる!」
続編http://ncode.syosetu.com/n6635bn/
HP内に特集を作りました。一枚絵その他を追加していきます。
http://hibiki0dura.web.fc2.com/zs.html
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-19 06:49:28
119474文字
会話率:47%