大堂青司は中学入学を機にオタクになった。
小学生の時、想いを告げる事ができず転校してしまった幼なじみの少女へのやるせなさから、それを払拭するかのようにアニメやゲーム、特撮にのめり込みオタクになったのだ。
そして高校受験を控えた中3の冬、彼は
自分と同い年ぐらいで小太りの少女と出会う。
最初は誰だか分からなかった青司だったが、高校入学日、自分のクラスにその少女が見違えた姿で現れた事でようやく彼女の事を、幼なじみの立花春美だと認識した青司。
青司と春美の止まっていた青春が今動き出す…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 12:00:00
59836文字
会話率:61%
高校二年生になった魚戸勝助には二人の幼馴染がいる。五十嵐歩翔と百瀬文香。三人はとても仲が良く、多くの時間をともにしてきた親友であった。
日常にわずかなやるせなさを感じながら生活していた勝助はある日、歩翔から衝撃的な告白を受ける。
「俺、
魔法少女になったんだ!」
変わらないと思っていた日常。変わらないと思っていた関係。この日を境に三人の青春が大きく動き始める。これは、心優しき少年少女が織りなすとある青春の1ページ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 18:02:38
49814文字
会話率:53%
ー水面元ー
(みなもと)今作の主人公。
女流刑事。テキパキと仕事をこなすシゴデキ刑事。いつも案山子に仕事でちょっかいを出されるがなんやか仕事を進めている。案山子へは仕事の軒では付き合いも長く少し信頼はしてる。しかしプライベートでは会ったり遊
んだりは絶対にしない。タイピング世界一位ならしい。
ー案山子ー
(かかしこ)水面元の相棒
なんやか学生時代の感覚を抜け出し切れていない社会人不適合者。仕事はきちんとこなすので叱られはしないが、どうもやるせなさからだらしなくみえる。
ー不審者ー
物事を触れることで存在を消し去ることができる。いわゆる超能力者。しかし人の記憶までは消えず、ただ今ここで世界から追放するだけ。しかし事件においてはやっかいで、証拠品をすべて消し去ることができるのだ。そりゃやっかいである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 20:40:25
4889文字
会話率:32%
「わかっている、許されることじゃない」
彼は寂しそうに、ぽつりと呟いた。
恐らく、俺がここにいることには気づいているのだろう。気づいていながら俺に向けた、言葉。
「私の愛しい血縁。あの子の幸せを誰より願っていたのに・・・自分の感情のため
に、そんなことのために今・・・あの子の望まぬ殺戮をさせようとしている。私は最低だ」
珍しく俯いている彼の表情は見えない。わずかに揺れる肩と吐息が、彼のやるせなさを教えてくれる。
「幼い頃から傍にいてくれた貴方に怯え、それなのにどこかで嘘だと言う自分がいる。そんな迷いのために、あの子たちを、どこに送ろうとしている?貴方のために、一人のために、あの子たちの命を・・・!」
全身を震わせて怒りに耐える。
俺は、ここにいないほうがいいんだろうか?
「生きて帰ってこられるかどうかわからない。私が貴方を殺していれば…あの子たちは生きていられた。それなのに私は、何をしている!?」
そう言うと、ばっと上を向いて空を睨み付ける。
「貴方が反逆したら、貴方だけではなく・・・あの子たちまで失ってしまう。私はこの手で、大切な者たちを殺そうとしている・・・!誰か・・・!」
叫びは虚空に消え、無力な人間が一人、残る。
「・・・私を殺してくれ」
物陰に立っていた俺は、そっとそこを離れた。
一人残された彼は、まだ不安定な10代の人間。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 19:00:00
77821文字
会話率:61%
中学時代から『バックシャン』と嘲られた私は、通勤電車内でしばしば痴漢に遭う。
このやるせなさをいったいどうすればよいのだろうか……
最終更新:2024-06-14 13:52:27
668文字
会話率:5%
時は少しだけ昔。
連続殺人鬼の話題で、巷は賑わっていた。
そんな中、一人の女が殺人を目撃した。
時の人として扱われるもあっという間に話題は変わり、やるせなさだけを覚える女の元に一人の客がやってくる。
※カクヨムにも掲載しています
最終更新:2023-06-19 01:01:15
2550文字
会話率:8%
ある男の、やるせなさと人生への答え
最終更新:2023-05-14 05:30:56
1466文字
会話率:0%
『アリエッタは最強の魔法使いだ』
大学4年生になる鈴木花子。将来への不安や、今の自分に対するやるせなさが日々を暗くさせていました。
そんなある日、眠ると異世界に飛んでしまうようになったのです。しかもアリエッタという最強と言われる人物と花子
は瓜二つでした。魔法でさえ同じの能力だったのです。特別な魔法を持て、自分をほめたたえてくれる世界、優しくしてくれる仲間と共に魔族を倒すという明確な目標もできました。異世界には、現実にない高揚感が異世界にはあったのです。対し、現実では否定されるばかりで自分の居場所はありませんでした。
そんな中、現世から逃げるように異世界に惹かれる花子でしたが、徐々に異世界と現実の真理に気がついていくのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 22:00:00
85020文字
会話率:51%
やるせなさがどうしようもない。
みんな変化のない日常を継続したがっているが世界の端っこから崩れ落ちてきてる。
それを見ようとしない。
死を見つめることができない。
最後はみんな死ぬのにね。
死にたくないんだったら仙人修行すればいいのに。
最終更新:2022-12-18 20:46:40
623文字
会話率:0%
こちらのお話は全て現実によく似た異世界のお話です。
新プロレタリア文学とは近代平等主義主義の矛盾が生んだ、排斥階級の悲しさややるせなさを私の主観で表した文学であります。
マジョリティにかき消された私の内に秘めた怒り、叫びであります。
あるのに無いかのように扱われる心、苦しみ無いものとさせてたまるものか、そんな空虚な願いから放り出してきた短編がこちらになります。
なおここで言われる"女"及び"女性"は現実のものとは全く異なるもので、現実のいかなる団体および個人とも関係ございません。
もし私の文章の削除を要求するというのならば、現実の女性がこちらで掲載されているものと同じであると認めた、その結果生じたということになります、ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 00:00:00
5302文字
会話率:9%
朝、僕の部屋の机の上に置かれていた1枚のDVD。
そこに映されていたのは、僕の最愛の恋人であるはずの女性、観世雅恋(かんぜみやこ)さんが、あられもない姿でアイツと交尾している様子だった。
寝取られビデオレター。
大切なパートナーが自分以外
の誰かに落とされて、肉体関係を結んでいる様子を映した悪趣味な映像。
僕に送られてきたのは、そういう最低の贈り物だった。
白い簡素なDVDの表面には、黒のマジックペンで『九曜火継より』と書かれていた。
どうやら送り主はアイツ、九曜火継(くようひつぎ)。というか僕らしい。
正確には、昔のトラウマのせいで生まれてしまった僕のもう1人の人格。
ディスプレイに映る最低の映像に、僕という人格を裏切って、アイツという人格と幸せそうに交わる彼女の姿に、言い表せないやるせなさを覚える。
僕は雅恋さんと別れることを考えるんだけど......。
※一部、過激目な話になっていますので、ご注意ください。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 17:00:00
16582文字
会話率:25%
ソーシャルディスタンス以降のぼくらの時代、人間の日常と非日常、息苦しさとやるせなさ、出会いと別れ、告白とお断り……たくさんのすれ違いで苦しむし、劇的なことなんてあんまり起こりはしないけれども、それでも語れる物語がある。
1日に1アイデア
。それを3000字程度でくるんでお渡しします。退屈な昼下がりに、勤め帰りの手持ち無沙汰に、憂鬱な通勤電車の中でも、まずは5分、10分のストーリーを召し上がれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 11:00:00
74932文字
会話率:32%
争いを忌諱する王妃が主人公の小説を書いてます。
戦争が起こりました――
なんもできないね…というやるせなさを感じつつ、それでも何かを訴えたいと思った…
最終更新:2022-02-26 04:32:14
1267文字
会話率:8%
【あらすじ】 ※ 結末までの描写あり
担保に取られた記憶の買取資金のために戦う雇われの女傭兵・『傷物』は、前の大戦で遺棄された巨大人型兵器・ピレネーを回収するために惑星ホルガに降り立つ。だが、母艦の役割を持つピレネーの中にはこの星に逃げ
込んだ異星人・ジョシュ族が住み着いていた。
種族のリーダー・アスタにピレネーから立ち退くよう懇願する『傷物』だが、彼女らはこれを受け入れない。説得のため交流を続けるうち、『傷物』は次第にアスタたちと親しくなっていき、同時に帰る場所を持たない自分にやるせなさを抱く。
ある日、「ジョシュ族を排除せよ」という本隊からの指令を当のアスタたちに聞かれてしまう『傷物』。しかし逆にアスタから、本隊を襲って記憶を強奪しようと提案される。
雲を割り、軍の基地を急襲するピレネー。戦火に包まれる街。記憶の奪取に成功した『傷物』たちだが、そこで『傷物』は人造人間だと知ってしまう。
あれだけ渇望した背景は、自分にはなかった。しかし、それでも生きることを選ぶ『傷物』は追手を振り切り、アスタたちと宇宙の彼方へ逃走する。
【登場人物】
傷物(17歳・女性):惑星ウィッカの女傭兵。記憶を人質に取られている。
アスタ(22歳・女性):ジョシュ族の生き残り。グループのリーダー。
ピュウ(10歳・女性):アスタの妹。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 03:56:24
15096文字
会話率:32%
入居者減に頭を悩ます近未来の老人ホームで起死回生の策がとられることになった。それはいま現在すでにだれもが脅威に思うC国に頼ることだった。しょうがないとは思うものの、やるせなさを禁じ得ず、しかし自業自得のなれの果て、だまって受け容れるしかなか
った。かくしてC国老人は本邦のきめ細かく配慮の行き届いた待遇を享受することになるのだが、そのサービスの未来は危うい。
(似たようなものツイッターに投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 03:43:05
308文字
会話率:100%
最近、小学生の広輔が不機嫌なのは父とふたりで住むこの家に、父が親しくし始めた母娘を招待したことが原因。
幼い頃に他界した母親の面影が、家の至るところにあり、もう朧げではあったが母親の姿は、彼の中に生き続けている。
当然のこと、他人が好き勝
手に振る舞うのは、彼には許せない。
彼にとって、二人は招かれざる客であり、母親の在りし日を脅かす侵略者。
何としてでも追い出す決意で、飼い猫とある少女を巻き込み同盟を発足するのだが……。
のんきな家猫ドラが語りべの、小さな冒険ストーリー!
些細な騒動や衝突、失敗や挫折など日常で起りうる切なさ、やるせなさ。手をとりあい共感し感化し合える喜び。
結び合い、そして希望を以て、各々の道へと歩を進める別れ、等々を。
家猫の斜め下から目線で綴ってゆきます。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 22:20:44
20160文字
会話率:49%
中原 重音は、冴えない人生にやるせなさを覚える大学三年生……つまり、世界にたくさんいるモブの一人。
しかし、突然の事故に巻き込まれ命を落としてしまった彼は、ふと目を覚ますと中学時代に熱心に読み漁っていた『世界最強の大魔導士、現代ファン
タジーに転生して無双する』というライトノベルの世界に転生してしまっていた!
冴えない人生から一転、華やかなファンタジー生活が幕を開くと思っていた彼の転生先は――
「って!!!!!!!!!!! 誰だコイツッッッッッッ!!!!????」
なんとモブ!?
秀でた才能はなく、ライトノベルに出てくる主要キャラクターとの関連性はゼロ……このままでは前世の二の舞に!
そんな絶望的な第二のモブ人生に、しかし、重音はめげない。
冴えないままに終わった前世を後悔していた彼は、今度こそ輝ける人生を歩くために、モブであっても走り出す!
……あのとき、あの瞬間。 あの青い日々の中、本の向こう側で俺を魅了したあなたに、今度こそ愛を伝えたいんだ。
※挿絵があります。挿絵がある回はタイトルに《挿絵あり》と記載があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 19:00:00
208036文字
会話率:29%
エルフのカンターティオは一ヶ月前、祖母を亡くした。悲しみが退屈と混じってやるせなさを感じていた彼は、一人で外出することに。
退屈のあまり何気なく入った路地裏にいたのは、下等生物でカンターティオの住んでいる地区にはいないはずの人間だった。
※差別要素があります。苦手な方はブラウザバック推奨です。
また本作は、カクヨム様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 18:31:31
14036文字
会話率:23%
これは誰にでも起こりゆる話し。
無力の先に見えた世界。
最終更新:2021-05-09 21:00:00
1391文字
会話率:0%
寒さから来る自分の やるせなさを
感じながらも
最終更新:2021-01-11 11:42:21
351文字
会話率:0%