異世界ヴァーシュ 飛空歴2677年
異世界ヴァーシュにおいて幾度となく大戦が行われてきた。人間と魔族の戦いである。人間は勇者を求め、魔族は魔王を求め両雄の激突が世の常であった。勇者の勝利は人間世界の安寧を、魔王の勝利は人間世界の蹂躙を意
味していた。
時に飛空歴2677年。この時代の勇者であり現代の日本からの転移者であるツラキ・サクラメはいま正に死にかけていた。
この時代の勇者と魔王の関係はどうも違っていたらしい。魔王が勇者を倒す。それは時代考証するに何ら疑問はない。しかし、変わっているのはその状況だった。たった1人の勇者を魔王が囲っていた。その魔王の数20人。
ツラキの死の間際、あまりの状況を見かねた神が助け船を出す。気がつくと見知らぬ草原に、ツラキはいた。そこで、神と名乗る老人が語り出す。
本来ツラキの時代の魔王は1人のはずなのだが、残りの19人の魔王は過去の時代の魔王なのだという。この状況に神が提案した打開策はツラキは過去の時代に跳び、各々の時代で負けてしまった勇者たちを助け、19人の勇者に助力を求めてくるというものだった。
是非もなくツラキは了承し、三毛猫のエルを連れて異時代勇者の物語の改変を初める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-20 22:20:39
4129文字
会話率:54%
「君を英雄だとは認めない」「ならば、否定してみろ」対立する理想と現実。親が英雄であれば、子も英雄でなくてはならないのか。人々に望まれて英雄となった者の姿は、英雄を目指す者達にはどう映るのか。親から子へ。次代の継承は、英雄と怪物と人間が織り成
す時代の中でどう移ろうのか。理想と現実の間で揺蕩う英雄である者達と英雄を目指す者達の英雄譚。
この小説はエブリスタ様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-29 01:52:30
127504文字
会話率:27%
「君を勇者だとは認めない」そう宣言したのは、英雄――そして、その極みである勇者を志す若者達。彼らは自らの理想とする英雄となるために、力を求めて奔走するのであった。だが、彼らに突き付けられた言葉は「勇者なら、俺達の事を守ってみせろ」。突き付け
られる冷たい現実に、理想は屈しなくてはいけないのか。この話は最後の英雄譚の続きとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-22 22:52:30
11755文字
会話率:29%
誰もが憧れる英雄の象徴ともいえる存在、勇者。
その姿が書かれる物語は誰しもが栄光に満ち、読んだ誰しもが心熱くさせる。
しかしそれは解釈・プロパンダの結果であり、必ずしも事実に沿うとは限らない。
勇者である主人公、ロイド・マークは初めて同行
したパーティとの冒険で、悲惨な経験を体験、目撃してしまう。
そこで失ったもの、得たものは彼を何にかに変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-29 01:18:02
5384文字
会話率:15%
目が覚めると異世界にいた。状況説明をしてくれる人も無く、見つけた武器は錆びてボロボロ。そして周りに広がるのは鬱蒼と茂る森。パワーアップした肉体だけが頼りのこの状況で、戦う事など考えた事も無い彼は、元の世界へ戻る術を探すが…………なんですけ
ど、元の世界(?)に戻ったあたりで作者が力尽きて2年前に放置しちゃいましたよ。それを(自分だけでも納得させる形で)完結させます。27話までが小説。28話はその後のあらすじ。29、30話は昔書いた、彼の本作終了後(短編)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-02 21:00:00
144771文字
会話率:39%
2300年前に世界を救った英雄は、自らの命と引き替えに魔王を打ち滅ぼし死んでいった----はずだった。
舞台は2300年たった未来。仲間も友人も大体が死亡した世界で元英雄はもう一度世界を救うのか?それとも世界を滅ぼすのか?大規模なぼっち系
主人公がひたすら戦ったりフラグをへし折ったり、自分のぼっちさに程よく嘆くだけのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-01 18:46:32
2723文字
会話率:50%
桜の花を家紋とする王族が治めるキルシュ国。その国には昔から愛され続けている【創国の英雄譚】という実話を元にした物語があった。
それは遥か昔、キルシュ国がキルシュ国になる以前のお話。とある小さい国は軍国という好戦的な国に負け、国を支配され
てしまった。そして小さい国の王子だった青年は、国の期待を背負い一人逃げ出す。
国も、民も、家族も失い、全てを失った若き王子は必ずや軍国を退け、母国の再建を誓い、旅に出る。そして、とある農村で一人の青年と出逢う。
魔物が跋扈する時代。何処の村の男手もそれなりに剣を扱えたものだったが、その中でもその青年は飛びぬけて剣の腕が立ち、誰よりも高潔で崇高な意志を持った誠実な青年だった。
そして、若き王子は青年の前に跪き言った。
「祖国を取り戻す為に、その剣を、力を貸してくれまいか」と。
そして、農民だった青年は若き王の騎士になることを誓い、王と共に様々な困難を退け軍国を追い出して、母国を再建し、キルシュ国を創国したという、ありがちな平民の立身出世を描いた英雄譚。
この物語は【創国の英雄譚】に憧れ、全てを捨てて【英雄騎士】になることを本気で目指した馬鹿な三人の少年が、キルシュ国の王子と出逢いその命を救い、国に蔓延る盗賊を壊滅させ、隣国の姫君を助け、ドラゴンを倒し、軍国からキルシュ国を守り、【第二の英雄騎士】【救国の三騎士】【三華の騎士】と呼ばれる英雄になるまでの、夢を追い続けた少年達の立身出世の物語。
以前書いていた話を最初から書き直している最中だったのですが、息抜きに書いていたらプロットが完成してしまったので、こちらも書いてみました。息抜きに書いているので、更新は遅くなると思います。
また、この小説は自分の趣味に走ったもので、ありきたりな英雄譚を目指しているので、設定自体はよく見かけるものばかりだし、話のどんでん返しもありませんのでお気を付け下さい。
あらすじ通り、騎士を目指して家出同然で出てきた少年達が、王都で王子様と出逢い、王子様を主君とし、盗賊を倒したり、お姫様を助けたりするお話です。主人公達ご都合主義で進んでまいりますので、そういった物語がお嫌いな方はご不快になるかもしれませんが、暇つぶしにでも読んでいただけると幸いです。
タグの二次創作は保険でつけさせていただいてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-30 20:39:37
33809文字
会話率:40%
私の二度目の人生は、神の代行者として世に放たれる事が目的とされているようだ。
なんでも遠からず起こる危機に備えるためらしいが、幸いにも私一人でどうにかする必要はないらしい。何せ私を含め八柱の神の代行者が全員揃うという、この世界においては数百
年ぶりの出来事が起こるからである。
さて、『天空の評議会』の円卓末席、『薄明の化身』が代行者トワ・ウォルカはここに宣言する。
この物語は私の生活と仕事と、私と同じ代行者である友人達との無遠慮な会話が中心であり、あの戦争の詳細な顛末を描くような戦記ではないと。
あなたが尤もらしい英雄譚を好むならば、酒場にでも行って吟遊詩人にでも尋ねれば良い。
むしろ毒にも薬にもならぬ薄明代行の日常と、代行者達の下世話で馬鹿馬鹿しい話を知りたい方は、しばしお付き合い頂ければ幸いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-20 22:00:59
11189文字
会話率:32%
二人の少年が異世界におっこちた!武器をもらったわけでもなく、神サマから能力もらったわけでもない。あるのは己と相棒のみ!
若干ドライな戒(かい)と、明るくて優しいけどキレると怖い蓮(れん)
そんな、一癖ある主人公二人が異世界で巻き起こす英
雄譚をごらんあれ・・・【この物語は、主に主人公二人の視点で語られます。視点がころころ変わるのでご注意を】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 22:02:59
6835文字
会話率:61%
「ムシャクシャしたからやった」――ムシャクシャのはけ口で起きたA氏(仮称)殺人事件。
だが、真実の追求の果てに事件は思わぬ展開へ……。
そして立て続けに起こる第2、第3の殺人事件。
悲しくも、おかしい、時代が産んだ英雄譚?
(自サイトで公開
したものを加筆・修正したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-04 23:11:07
7940文字
会話率:19%
剣と魔法が支配するアルクスゲムマ大陸。その大陸の中でも剣闘士の闘技会が盛んなグラディウス王国に一人の魔女がいた。最高位の魔法を繰る実力を持ちながら国に属さず、貴族の誘いにも首を縦に振らない変わり者。
名をステラという。
一六歳という若
さでありながら一流の魔法使いである彼女の下には一人の奴隷がいた。黒い髪と黒い瞳。アルクスゲムマ大陸の神話において主神イーリョスと女神フェガリスの加護を得られなかった色。そんな不吉な色をした髪と目を持つ奴隷。
名を武田仁という。
異世界の日本から理由も目的もなくやってきた彼は奴隷剣闘士――剣奴として生活の糧を得る日々を送っていた。
これは英雄譚ではない。白い魔女と黒い剣奴の物語である。
プロットの段階で躓いてしまったので、中止します。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-31 22:43:08
7585文字
会話率:19%
ボーダー・ガーデン
そこは、現実にて非なる場所だった。
現実のようであって、違う、場所。
身近に生と死がある。
その世界で、戦った者達のお話。
現実では決して、名前の出ることのない英雄譚。
それが、この物語。
最終更新:2013-07-20 01:16:57
77118文字
会話率:38%
現代における正義の味方とは、WHMに登録された人間の事を指す。
WorldHeroManagement.彼等によって世界中から生み出されたヒーローは、正義も悪も理想も理念も無く、ゲーム感覚で世界の危機と戦い続ける。
ヒーローとは何か。正義と
はなんだったのか。そんなことより歌でも歌っていろと言うのか。
これは、友人に誘われてヒーローになってしまった少年、東雲海里のヒーローとしての活動日記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-18 18:43:12
38720文字
会話率:1%
勇者とは別で、偶然異世界に迷い混んでしまった少年の話。
最終更新:2013-07-14 16:26:25
1341文字
会話率:39%
幼い頃、自分は何でもできると思っていた。
きっかけは些細な事。でも彼女は気づいてしまった。――自分は『特別』なんかじゃない事に。
だけどどんなに努力したところで、一握りの『本物』には敵わない。
それでも運命に負けたくないと思う事を、は
たして愚かと呼んでもいいのだろうか?
――そして彼女の世界は崩れ始める。
これは、バットエンドから始まる『彼女』の為の物語。
『特別』になりたかった少女が紡ぐ、どこか歪な英雄譚。
6/22 最新話更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-07 01:00:34
109556文字
会話率:21%
ヒーローになりたくありませんか?
突然現われた金髪美少女、リア。そのリアにヒーローになって、世界を救ってほしいと頼まれた不動獅子雄こと、レオ。彼女の歯に衣を着せぬ物言いに振り回されながら、ある時は友のため、ある時は家族のため、ある時は自分
のために傷つき倒れながらも立ち上がり、強大な敵に向かっていく。
一つの出会いから、非日常へ誘う英雄譚。新たなヒーローの誕生に喝采を!
~少女の持つ歯車が、獅子を目覚めさせる~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-24 23:03:29
19820文字
会話率:46%
少年、目野前現(めのまえうつつ)は正体不明な能力、『人間離脱』という力を所持していた。 人間離脱とは、人間という許容から離脱し、どの生物にも似つかない、己の『カタチ』を作り出す力であった。 彼は高校入学直後に、目野前とは似ていて、そしてどこ
か似つかない能力を持っていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 22:37:39
65051文字
会話率:36%
「暇だ!!暇だ!!!暇だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
そうだ、冒険しよう。とりあえず鉄の剣持って行けば大丈夫だろッ?回復アイテムも忘れずになッ!さあ、行こうぜ!!!」
「ねぇねぇ、お兄ちゃん。お金を忘れてるのですよ?これがないと宿屋にもご
飯も食べれないのですー(>_<)。そもそも、本が買えなくて読むこともできないのですよ?」
「いや、二人とも勉強しようよ。留年するよ?」
「「だが断る。」」
*自作ゲーム小説化の第一作目!こんなノリで頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-14 23:50:29
17146文字
会話率:59%
戦乱絶えぬ20世紀のヨーロッパ。科学技術こそ進みど政治制度は旧態依然とした大国プロシア帝国は諸外国との衝突は日増しに増え戦争の暗雲が立ちこめていた。
かつて英雄と呼ばれたミッコは愛用の(喋る)ライフル片手に戦場を駆ける。
命知らず(だが癖
のある)部下達と腹黒い(かなりデブの)上司、そして世界のパワーバランスを作用する『機鋼機』の存在•••
はたしてミッコは散っていった友との約束を守れるのか、そして愛する(凶)妻の元へと生きて帰ることができるのか!!
雑兵による英雄譚、ここに開幕
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-12 11:00:00
13689文字
会話率:55%
世界を破滅に陥れていた魔王。その魔王をついに一つの勇者一行が倒した。一つの命と犠牲に……。
そんなどこにでもあるありきたりの設定から、どこまで自分らしく書いたものです。
ストーリーは短いですが、楽しんで頂ければ幸いです!
最終更新:2013-05-08 04:00:00
52536文字
会話率:37%
街で行われている連続殺人事件。その事件は怪人が起こしているものだという噂が流れていた。さらに怪人を倒すヒーローは死んでいるとの噂が…。殺人事件に巻き込まれ、死んだはずの警備員“赤井間不羅“彼がヒーローとなり、街の平和を守る英雄譚である。
最終更新:2013-05-08 02:45:04
3191文字
会話率:37%