「ここのところ、毎晩、深夜にインターホンが鳴らされるの。今晩は旦那も出張で留守だし……」
ふだんは強気な姉が発したSOS。これを受けて彼女の新居のマンションに泊まりこんだ青年、水嶋涼二は、真夜中の玄関で異音を聞く。それはドア越しに響く骨の音
だった。
姉のマンションの建つ場所。そこはかつて人間を殺し内臓や脳を薬に変えるという悪習を過去に重ねてきた土地『屍ケ台』だった。
殺された者の恨み。そして現代社会の闇。リンクした二つの不幸に、涼二と姉は否応なしに巻きこまれていく。
主人公の青年の苦悩をメインに描いてあります。ホラー度は弱め。
アルファポリス「第5回ホラー小説大賞」最終候補作に残りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-06 16:18:31
102439文字
会話率:38%
死神の愛は、深く──おそろしい。
母親を幼くして失い、父と二人きりでありながらも幸せに暮らしていた夕璃(ゆうり)。しかし謎の爆破事故によって、最愛の父をも失ってしまう。
枯れ果てた感情を抱えたまま十年以上が過ぎたころ、父の死の真相を知ると
いう青年アレンに出会い、彼とともに都市へとおもむき国家学校へ進学することを決めたのだった。
都市への移動途中に宿泊したホテルにて夕璃は、姿無き声をもった謎の少年の襲撃にあう。夕璃の父が握っていたという情報をめぐり、社会の闇を、夕璃の周囲を、謎の組織がうごめき始めるのであった。
──死神ノ存在意義ヲ、君ハ知ッテイルカ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-01 17:00:00
119702文字
会話率:44%
繁華街の片隅にある小さな探偵事務所『フィリップ・マーロウ』
いつものように店番をしていた近道。そこへ来た依頼人の少女は何故か社会の闇の情報を知っていた。
「私をサイバトロジー社へ連れて行って欲しい」
その少女の依頼を受ける近道。
し
かし、そこに待っていたのは最先端兵器の数々だった。
近道の秘密。
少女の秘密。
二人の秘密が明かされる時、戦いが始まる 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-28 08:08:17
2301文字
会話率:57%
激しい雨の降る日、偶然再会した修一と冴子。
二人は再び惹かれあうが、冴子には悲しい「秘密」があった。
世間を騒がす連続殺人。
裏社会の闇。
命がけで追う警察。
彼らは何故、命を懸けて戦うのか?
裏と表が交錯する、悲劇の恋物語。
最終更新:2011-03-23 07:33:44
34956文字
会話率:57%
市民からの通報を受け、ある古い一軒家に辿り着いた高橋。そこに待っていたのはメスの柴犬だった。さらに、奥に進むと手紙を握ったままの老人の死体があった。
その手紙には禁断の真実があった。
美しくも退廃的な禁断の愛。
社会の闇に迫る異端小説。
最終更新:2010-01-27 20:37:34
4907文字
会話率:37%
愚痴をこぼす相手間違えてませんかネット社会の闇を浮かび上がらせます
最終更新:2007-04-03 00:17:32
4544文字
会話率:15%