18歳になった伯爵家の令嬢シェリルは具合の悪い中、夜会に参加していた。病弱でほとんどの時間を領地で過ごしていたため、貴族令嬢として足りないところばかりだと自覚していた。そのため、結婚はせずに静かに暮らしていきたいと願っていた。
義務で参加
した夜会で自分の婚約を知った。しかも相手は女嫌いだと有名な第二王子であるオスニエル。
気持ちが混乱したまま、シェリルは婚約者としてオスニエルの離宮で過ごすことに。噂とは違い、オスニエルはとても優しかった。
オスニエルに甘やかされ、優しくされて、少しづつ彼に気持ちが向いていく。
ただ一つだけ気になることがあった。それはオスニエルが亡くなった前の婚約者をまだ愛していることで……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 12:00:00
135012文字
会話率:57%
遥か昔、人と精霊が初めて契約を交わす。その関係は今も継続している。ある日病弱な少女は死の縁に立たされていた。そこに一色の精霊が現れた。少女は精霊と契約したことにより命をとりとめた。しかし契約をした精霊はただの精霊ではなく……。
最終更新:2020-11-28 14:13:56
56183文字
会話率:33%
和歌山の田舎に住む病弱なご令嬢、紫苑寺 咲(しおんじ さき)
東京は渋谷に住む現実に嫌気がする男子高校生、緑川 湊(みどりかわ みなと)
二人は偶然か、同じ時、同じ事を考えた――――
「生きる意味はなんだろう?」
目が覚めれば全く知らな
い場所で知らない人になっていた!?
一体、なぜ、誰がこの事態を招いたのか?
答えを見つけるために奔走し、挑戦し、前に進むため頑張る二人だった。
そして、その前に現れた一人の少女。
彼女の正体がすべての鍵を握る――――
「そなたはどう生きる?」
消えゆく歴史の中で懸命に生きる私達に出来ることは
すべてを知ることだ……
※毎週日曜日17時更新予定
→不定期更新
【10,00PV突破】ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 18:00:00
125509文字
会話率:29%
侯爵令嬢ドルシェナは、城門寺紫音と言う病弱なお嬢様に転生した。かつて彼女は罪をなすりつけられた上に王子の中にある正義感だけで冤罪なのに断罪された。その時彼女は思った。正義の前では誰でも悪に変わってしまうと。
殺すのも可哀想だからと牢で生かさ
れたドルシェナは、ストレスによって死んでしまった。唯一の心残りは幼なじみで親友のフェリルを残してしまったこと。
今世では正義感のあるものを見ると過呼吸になってしまい、テレビや本も読めない。
そんなこんなで暇をもて余す彼女は、八歳年上の猫かぶりのクズ男に出会った。でも彼は過去に何かがあるようでーーーー?
正義嫌いな主人公と、謎が多いクズ男が過去のわだかまりを消すためのお話です。
若干ガールズラブ?かもしれません。
※更新はスローペースです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 16:29:21
5595文字
会話率:32%
鬱蒼(うっそう)と茂る森の地を治める辺境伯(へんきょうはく)一族の娘、イルザ。彼女はこの地の森に住むエルフの長の息子ナックと結婚することになっていた。幸せを分かち合うイルザとナック。しかし、森に来ていた二人は、モンスターに襲われていた馬車を
発見した。馬車に乗っていたのは、王都の侯爵令嬢ディートリンデだった。二人は病弱な令嬢を放っておけず、結婚式を先延ばしにして護衛をすることに。それは、彼らの冒険の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 19:18:51
23884文字
会話率:55%
武の名門、ティアード侯爵家の長男として生まれたナナキ・ティアード。
いつか両親のように愛し合える相手を自分で見つけたい!と思っていたところに婚約話がきてしまった。
そんなときに出会った少女に恋をしてしまってー
女の子ば
かりじゃない、男子だって恋に夢見る。
前作、『悪役令嬢?いいえ、病弱令嬢です』に登場するナナキの若かりし頃のお話。
そちらを読んでいなくとも大丈夫なように話を進めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-26 17:04:33
2241文字
会話率:29%
人の気持ちを読んでしまう能力を持って生まれた侯爵家令嬢、ミチル・フローディア。
異世界に生きそして死したもう一人の自分と出会い、今までの自分との決別を覚悟する。
そんな彼女をハラハラと見守り、時には手を差しのべ、時には叱咤し、結局は姫抱っ
こで連れ去りたい衝動と戦う、先生や元婚約者。
暖かく見守る周囲の人々。
そんな彼らの成長記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 16:35:33
62889文字
会話率:30%