さびれていくニュータウンに住む、わたしの独り言。
最終更新:2017-09-03 21:55:52
2263文字
会話率:4%
独居老人の民江はふとしたことから、隣の部屋に住む若い男に恋心を抱く。
亡き夫の若かりし姿を連想させる男のために鍋料理を作る。
いくら待てど空の鍋は帰ってこない。
そんなある日ノックをする音が。
期待しながらドアを開けるとそこにいたのは警察官
だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-07 23:50:37
1938文字
会話率:29%
両親を亡くした有海(あみ)は独居老人のジョナサンと出会う。彼には息子が四人いるらしい。そんな彼には秘密があって……。
最終更新:2017-01-24 17:00:40
5894文字
会話率:6%
木村さんは独居老人の身である。
――飽き飽きするほど生きちまったな。早くお迎えが来りゃあいいのに。
そんなことをよく思う。
平均寿命を過ぎたゆえか、生きることへの執着が薄らいでいるのである。そうではあっても、あえて自分からあの世に行こ
うとは思わない。
毎日を、ただなんとなく過ごしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 16:16:17
4614文字
会話率:19%
小説家志望の女子校生空美は、同じ団地に住むもと小説家の独居老人権蔵じいさんのもとに足しげく通
う。
自分自身の小説に目を通してもらいながら、身寄りのない自分と同じ寂しさを抱える爺さんをほおっておけないからだ。
渾身の異世界転生ものファンタジ
ーを一蹴され落ち込む空美に、自分自身の遺産をすべてくれてやると約束するじいさん。
まるであてにしていない空美に対し、証文を差し出す。
バカバカしいとは思いつつも、古ぼけた文学全集を目当てに署名をすると、じいさんはそれを厳封し弁護士に送付させる。
そして、じいさんは空美に呟く。
「始まるぜ」 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 10:48:55
35194文字
会話率:37%
富田トメ70歳
トメさんは怒るとロングカマーを振り回します。
愛車のトメカーでお買い物が日課です。
トメさんの名前の由来は……そして、過去は?
新しいもの好きのトメと、今どき高校生カップルの日常。
最終更新:2015-02-12 15:00:00
6435文字
会話率:34%