黒く深い森の中にある古城と、その森の外れにある貧しい農村で暮らす村人達の物語。
最終更新:2007-07-24 14:49:22
1870文字
会話率:30%
フランス南西部を流れる、ロアール川の流域には、いくつかもの古城が点在する。そこは、この国に無数に存在する観光ルートの一つだった。しかし、フランス政府の財政事情も手伝って、そのどれもが見学可能という訳ではなかった。外観は立派でも、中は廃虚同然
であったり、土台と外壁以外は、すべて崩れ落ちてしまったようなものも多かった。観光ビザで入国した秋津隆也は、そんな薄暗い廃虚のような城の一つの中で、大きく口を開けた石畳の床下を覗いていた。その穴の中で、炭坑夫のように穴を掘っていたのは、ピエールという名の金髪の美青年だった。日本で、建築家としての夢に敗れた隆也は、この国の古い城を巡る旅を続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-17 15:38:11
33592文字
会話率:41%
コンラード・ホラティウス侯爵は提督として海戦に参加している途中、難破して沈没してしまった。傷ついたコンラードを待っていたのは・・・・・・古城と、美しい少女であった。投稿作をいじり、やっと書く気になった作品だけに、思い入れは充分。・・・・・・
たぶん。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2004-09-16 16:51:11
7524文字
会話率:53%