この世で一番醜くて、生まれてこなければよかったと言われた、化物。
愛を知らずに、孤独に耐えて生きてきて、さらに生贄に選ばれてしまった少年。
――ふたりは出会うべくして、出会い。そして、不器用ながらも、お互いに惹かれていく。
化け物は、醜
いと罵られた心を生贄に癒され、生贄は寂しく凍えていた心を、ふわふわで温かい羽毛を持つ化け物に慰められた。
「私が貴方の帰る場所になるわ」
「君は奇跡のように、僕の望むものをくれたね」
――ずっと一緒に。共に生きていこう、そう誓ったふたりに、化物と生贄の残酷な運命が迫る。
*全12話。完結まで予約投稿済み
*化物視点では、人間を当たり前のように食します。そういった表現が苦手なかたはご注意ください。
*この作品は、向日葵様主催の「世界の中心でもふもふ愛を叫ぶ」企画の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-26 17:00:00
69204文字
会話率:25%
「アナタに才能を差し上げますわ!」
川に身を投げようとした俺の前に現れたのは――外国の妖精だった。
妖精リャナンシーと日本人の貧乏作家の命が尽きるまでの物語。
※サイトにも掲載します
最終更新:2016-05-26 10:00:00
1308文字
会話率:40%
私は、捨てられた狐であり、ヒトであり、神様。
人間との、切なくも美しい恋物語。
最終更新:2016-02-18 18:08:42
861文字
会話率:0%
それはとてもとても深い森の奥、一人の少年とバケモノと。バケモノが食べた愛しい彼の味はとても絶望的な幸せの味でした。
最終更新:2015-09-01 15:21:27
1442文字
会話率:8%
異世界・エレメンティア。
そこは人間が住む世界・人間界とは別次元にある一つの世界。
そこには神、悪魔、魔物、ドラゴン、精霊、妖怪……人とは異なる異形だけが住み、人間は誰一人として住んでいなかった。
そして、そのエレメンティアの妖怪が住む国、
妖魔国では妖怪の子供達が通う学校があり、そこに一人の少女がいた。
少女はその世界の最高クラスの妖魔である九尾の娘、千歳。
千歳はある日、面白半分で魔法陣を描き、妖力を注ぐと偶然召喚術が発動してしまった。
そして、召喚されたのはこの世界には存在しないもの……人間の少年だった。
少年の名前は天音。
人間だが類稀な才能と惜しまない努力で人間界の古今東西の様々なスキルを身につけている。
ちなみにその古今東西のスキルを教えた天音の師匠は数年前から阿呆で身勝手な理由で行方不明となってしまった。
天音はその師匠を見つけ出すための旅(そして半殺し)をしていたのだが、いつの間にか千歳に召喚されて元の世界である人間界に帰れなくなってしまった。
そして、幸か不幸か、天音は千歳の母の計らいで人間以外の存在、千歳と同じ幼い妖怪たちが通う『妖魔学園』に通うことになった。
しかし、人間一人で周りは妖怪だらけという何とも可笑しな学園で天音は慌ただしい学園生活を送るのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-01 00:00:00
33608文字
会話率:54%
高校3年間、ひたすら片思いして見守っていた、気になるあの子。
俺は、大学進学を機にその子へ愛の告白をした。
「俺は君が、大好きだ」、そう伝えると彼女も『とある告白』をしてきた。
実は彼女は、『毛倡妓』という、いわゆる『妖怪』の末裔だっ
たのだ。
まぁ、だから何だって話な訳だ。
そんな秘密ごときで、俺の愛は止まらない!
人間×人外、『信頼』のラブストーリー。
主にバカップル(というかバカな主人公)がイチャイチャする(というか主人公がヒロインを一方的に愛でまくる)だけのコメディ風です。
本編全5話+α。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-13 19:06:55
34041文字
会話率:34%
互いに惹かれあう人間の少年と雪女の少女。そんな彼らがかまくらを掘って仲良くするお話。
最終更新:2014-02-17 00:39:17
2329文字
会話率:62%
とある新婚夫婦の結婚してから分かることってあるよね、という話。ツッコミ不在。Loveはあるけど恋愛に分類するにはためらわれ、ジャンルはその他にしました。創作サイトで発表した作品を改稿したものとなります。
最終更新:2013-09-25 11:20:59
3056文字
会話率:41%