一人の青年がVRMMORPG《Zone of Ending.》の世界から飛ばされて、限りなくゲームに近い世界へと迷い込んだ。
勇者でもなく。
神の御使いでもなく。
転生者でもなく。
他と変わらないただ一つの存在として別世界で生きることになっ
た。
装備と能力以外の全てを失った彼は知り尽くしたはずの世界で多くの未知と出会う。
生きるために戦い始め、そこでかけがえのない出会いを経験していく。
過酷な世界に待ち受ける幾多の困難を仲間と、自身の魔法で乗り越えていった。
黒魔導師や白魔導師の魔法職の頂点である魔法使いである彼は帰還の方策を探り、その道がないことを知る。
「よし、自力で帰るか。」
挫けなかった。彼はそれなら仕方ないとばかりに神の領域へ踏み入ることを決める。
時間とは。空間とは。魔法とは。魔力とは。世界とは。
世界の真理へ近付く道を歩きだした彼。
流星のように人生を駆け抜けた青年は何を見て、何を知り、どこへ行ったのか。
これは異界に存在する伝説の真実を明かす冒険奇譚である。
※注意※
可愛い女の子はあんまり出て来ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-18 17:28:48
193027文字
会話率:36%
工学系大学生であった主人公は、目が覚めると赤ん坊になっていた。そこは剣と魔法のファンタジー、完全理系人間の主人公には理解しがたい現象、魔術が存在する世界だった。
魔術? エネルギー保存則どうなってんの? その魔法の炎、何が燃えてるの? 炭素
? どこから出たの?ええい、現象としてあるもんは仕方ない、解明して利用してやる! 地球の技術力は宇宙一ィ!!
元の世界の工学知識と異世界魔法とを融合させ、魔改造した技術や兵器を使って異世界に革命をもたらす……かもしれない。いずれ。
幕間は基本的に各キャラクター補完と設定補足です。読み飛ばしても話には影響ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 06:07:33
165853文字
会話率:50%
パレロール国では名の知れた錬金術師である青年アマダ・コゴ。 彼は気が付くと見知らぬ場所に居た……。
最終更新:2014-05-18 00:36:30
4982文字
会話率:25%
平凡な造形士だった井立紗柚(イトウサユ)は謎の声に呼ばれ、異世界に落ちてしまった。
そんな紗柚を拾ったのは鍛冶屋を営む老婆、メルルだった。
拾ってもらったお礼と思い、鍛冶の仕事を手伝った紗柚は自分に不思議な能力が宿ったことに気づく。なんと
、紗柚は鉄を自在に操れる能力を手に入れていた。
それから一年後、メルルの力を借り立派な鍛冶職人になった紗柚は造る武器の質のよさから、武器(アルム)の乙女と呼ばれるようになっていた
が、平和に暮らしていた。
自分の工房を開いた紗柚のもとに非凡人なやつらが訪れるまでは――!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-10 16:05:11
7629文字
会話率:38%
誰もがなんでも好きな姿になれる魔法の飲み物『ミックスジュース』
ドラゴンに天使にロボットに忍者に虎に戦車に……とにかくなんにでもなってしまう。
その変身した能力で少年と少女たちは、愛する家族と仲間たちの為に、正義を貫き悪に戦いを挑む。
恋する乙女たちに囲まれた生活を送る少年『ユウの書』と、犯罪と孤独の世界で育った中、愛を見つけた少女『ユカリの書』の、2人の波乱に満ちた人生の物語。
ユウとユカリにある特別な関係。その真実は2人が出会った時に明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-09 22:08:29
401774文字
会話率:47%
青年海外協力隊での経験を生かした作品です。事業仕分けにより、JICAや青年海外協力隊などがなくなり、民間主導の海外ボランティア集団協力隊が創設された後のお話です。
一人の女性が発展途上国の村落に単身で乗り込んで、現地の人と二人三脚で教育
環境を良くしようとするが…。
日本とは言葉も文化も習慣も全く違う環境で、何をやっても全くうまくいかない。いつしか、思い描いていた青写真【自分を必要としてくれている人のためなら、どんなことでもやる心意気】もボロボロとなり、心や体すらも蝕んで行くようになる。
そんな時に出会った一人の少年、ロベルト・エルナンデスは学年末の進級テストで不合格となり、再試験で合格しなければ留年して小学五年生をもう一回しなければいけない状態であった。
そんな中で金村カナの試行錯誤が始まった。時には心が完全に折れて、日本へ帰ろうと思いながらも、回りに助けられながら初心を貫徹していく物語。
【2010年2月作】
【2014年4月加筆訂正】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-15 22:37:16
100040文字
会話率:20%
人里を遠く離れた山奥に一人で暮らしていた半獣半人(アニオン)のラヴィ。孤独という概念を知らないラヴィは胸の痛みを病気と勘違いして、人間に頭をナデナデしてもらうために人里に降りた。しかし、ラヴィはアニオンが人間社会では奴隷として扱われているの
を知らず、頭をなでてと不用意に村人に近づいたため、棍棒を持って追い回されるハメに。大けがをして逃げ込んだのは靴職人のラチアが仕事場にしている小屋だった。村はずれでストイックな暮らしをしている青年ラチアと、自分の感情が何なのかをまだ自覚できないチビッコ半うさラヴィの共同生活&バトル&冒険のお話。※2014/02/17改題・元『ラヴィと魔法の靴』より。※2014/02/18改題・元『ボクを奴隷にしてください』より。すみません、タイトルでかなり迷走しています。2016/05/18タイトルを元に戻しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 05:04:02
139503文字
会話率:44%
大手電機メーカーに勤務する猫柳登は、テレビの新商品の企画案を任せられていた。しかし良い案が浮かばないまま社内プレゼンの日が近付いていた。
果たして、社内プレゼンは成功するのか?
この小説は、ものづくりをテーマにした、笑いあり涙ありのサ
クセスストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-23 23:09:50
9876文字
会話率:61%
『工学の魔術師』と呼ばれる天才女子高生がある日無理心中の爆発に巻き込まれて平安時代にタイムスリップ。 工具を片手にお菓子を食べつつ色々発明しながら自由気ままに帰る方法を探すことに。
歴史のことなどこれっぽっちも考えず自分の利便性のために
現代にあるものなどをばんばん作っちゃいます。
※歴史上の人物がたまに登場したりしますが、都合の良いように脚色したりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-17 16:51:26
102621文字
会話率:36%
ある日、俺の部屋にドワーフの女の子がやってきた。俺は日本と異世界を行き来しながら、学業に冒険に生産に商売にと、大忙しな日々を送ることに。
最終更新:2013-08-07 18:58:35
10362文字
会話率:16%
日本技術革新研究所──そこは、ものづくり大国たる日本の凋落を危ぶんだ政府肝いりの施設。
ここでは日夜、グローバル社会における日本の地位を復権すべく先鋭的な商品開発プランが行われている。
僕の名は一ノ宮右近。配属されて2年目の、まだ卵の
殻が取れても居ないひよっこだ。手がけた企画は未だ0。情けない話だが、この業界、そうそう革新的なアイデアが思いつけば苦労はない。
だが例外というものは存在する。俗に天才という奴だ。
もはやその言葉自体がチープな響きを持っていて、中々口にだすのは気恥ずかしい限りではあるのだが、そういった人種はこの世に確実に存在して、世界のあり方に変革をもたらし続けている……例えば今、デスクに腰掛け、チャタレイ夫人気取りで大胆に足を組み替えている白衣姿の彼女とか。
※サワムラ杯出展作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-22 00:00:00
7553文字
会話率:38%