二十二世紀初頭、長いあいだ危惧されていた最終戦争がついに勃発。
NBC兵器の大量使用により地上からの避難を余儀なくされた人類は、かかる事態に備え建造が進められていたメギドという名の地下シェルターへ逃げ込んだ。そこはあらゆる機能がAIによっ
て管理された巨大地下都市。中央にそびえる人工知能塔は、汚染された水や空気の浄化機能や大規模な発電機能、さらには地下空間上部に疑似的な空を作り出す人工気象機能までも備えている。そして、随所に設置された無人倉庫には膨大な備蓄品を無駄なく平等に支給するための仕組みが組み込まれており、これらによって人類は絶滅を免れることに成功した。
それから数年、地下での暮らしがようやく安定の兆しを見せ始めた頃、思いもよらない災厄が再び人類を襲う。地上から突如として侵入してきた獰猛な変異生物――鬼獣が人々を襲い始めたのだ。それは環境汚染が生んだ突然変異体とも、戦前に研究されていた生物兵器ともいわれ、強大な力と恐ろしいまでの獰猛さで次々に人間を捕食していった。
地上での過ちを教訓にメギドへの銃火器の持ち込みを是としなかった人類は、徐々に支配領域を狭めていく。そんな彼らに救いの手を差し伸べたのは、またしてもメギドであった。都市を管理するAIは、当時の科学技術の粋を集めた人工知能塔の機能を用いて対鬼獣用人工生命体――騎士を生み出すことを決定。遺伝子工学的に特殊能力を付与された彼らの活躍により、人類はメギド第二層までの奪還に成功した。
それからおよそ一世紀、人類と鬼獣の戦線は第二層外壁を境に拮抗していた。そんな中、九十世代の騎士として生を受けたアキツは、騎士訓練校の卒業を間近に控えていた。生まれながらに背負わされた騎士としての重い宿命。それに不満を抱きながらも日々の訓練に励んでいた彼は、友人が足繁く通う孤児院で子供の失踪事件に巻き込まれる。友人たちと共に、草食鬼獣の生息域である森林公園に捜索に入るアキツ。果たして彼らの運命は? いま、大きな運命の歯車が静かに回り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 22:10:00
123542文字
会話率:61%
【NBC兵器魔法使い】のファインは、至極もっともな理由で勇者パーティから追放された。
しかし勇者アレスは、放逐した存在がどんなものか、もう一度よく考えるべきであった。
勇者パーティを追放されたファインは「せっかくだから、スローライフでもし
ようっと」と思いたち、【自分の技能を生かして】スローライフを開始する。
果たして世界は何時までその姿を保って居られるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 21:26:56
38032文字
会話率:31%
連邦を、亜空間連邦と十字教会に分裂させ、動きを封じる事に成功した暗黒武装鉄道結社シュバルツァークロイツは、悠々と辺境地域の未開拓ブレーン郡へその手を伸ばす。
ブレーン(並行世界)の存在すら知らない未開の地を暗黒武装鉄道結社はどのように侵攻
……もとい切り開いていくのだろうか……
※この小説を読む前に、前章を読む事を強くお勧めします。
[反旗の章]
http://nk.syosetu.com/n0819n/
今回はシュバルツァークロイツの勢力圏である辺境地域で双子の邪神ラズロットとリズロットが中心の邪神無双ストーリーになるかも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-13 07:11:36
21267文字
会話率:35%
今、世界で起こり得る「if」を題材にしたシリーズの第一作。某国の工作員により日本国治安維持機能は完全に麻痺。その隙を突き、上陸した工作員は呆気なく国会議事堂を占拠する。要求は日本国の全ミサイルを米国に発射すること。人質は日本政府首脳、国会議
事堂職員、そして日本一億二千万の国民。さらに日本各地に潜んでいるNBC兵器を保持した「工作員」の恐怖。そんな窮地に立たされた日本を救う鍵を握ったのは、たった五人の高校生だった―――そのとき世界は、日本はどうなるのかの「if」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-05-25 23:44:47
7047文字
会話率:45%