人は未知を恐れる
どれだけ隠そうが、どれだけ我慢しようが、人が人である以上、未知、驚異、異形、病、死を恐れ続ける。
たとえどれだけ美しかろうが、どれだ綺麗だろうが、それでも人は恐れちまう。
───たとえ無害とわかっていようが殺しちまう
ほどにな。
それが人が人たりえる
だってのに、私のことを綺麗なものを見る目で見てくる奴がいてェのォ。
世の中おもしれぇ奴がいるもんだな。
「蓮枯れるは醜怪花よ」
昔私が思いついた諺(ことわざ)だ。
どんなに綺麗だろうと枯れちまえば醜いもんだ。
お前ら枯れた蓮を見た事あるか?すんげぇゾワッてするくらい醜いんだぜ。
そんな私をまぁ魅了された男がするような目で見てくるあいつにはびびったよ。
まぁだが、そんなおもしれぇ奴だからこそ、興味が湧いたのかもな。
ちったァ私の暇つぶしにわなんだろ。という訳で、あいつの家でニート生活でもすっかなぁ。いい暇つぶしになってくれよ?軍人さんよ。
※タイトルそのまんま
※病気で体調が悪いことをいいことに主人公の家でヒモ生活をするもとS級冒険者の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 10:50:41
19529文字
会話率:40%
人間の夫と化外の妻が旅をする話。
この作品は「ノベルアップ+」様でも掲載しています。
最終更新:2022-03-26 00:00:00
58045文字
会話率:42%
むかしむかしに村を救った龍神様への感謝を込めて百年に一度行われる龍華祭。その主行事であり神事である“龍嫁の儀”の主役、栄誉ある花嫁役に選ばれたのは決して選ばれる筈のなかった娘、龍神様に捧げられし最初の娘にして唯一拒まれし花嫁の血を引く娘、フ
ユだった。
マイペースで暢気でちょっぴり天然な龍神様と、気の強さは人一倍、胸にイチモツ秘めて龍神様に嫁す事になった村娘の物語。
/さっくりと楽しめる物語を目指して投稿させて頂きました。ゆったり更新になりますが宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-16 00:00:00
6981文字
会話率:12%