普段何気なく乗っている鉄道。その鉄道に不可欠な駅。その駅たちがもし、生命を持って、人間の様に生活をしていたら……
主人公の「神尾 桜花(かみおおうか)」は、青線学園の高校2年生で、クラスの「港南 中央花(こうなんちゅうおうか)」に恋をしてい
る。ただ、そんな簡単には恋は成就せず、様々なクラスメイトに邪魔をされてしまう。神尾は港南ちゃんを自分の物にできるのか?
鉄道駅名擬人化という新ジャンルの恋愛小説。出発進行。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 01:02:39
6591文字
会話率:70%
今から40年以上前、初めて出逢った新宿という街並みと出逢いの記憶を綴る
最終更新:2020-07-29 21:40:59
7400文字
会話率:2%
昭和三十年。
太平洋戦争における敗戦より十年、少しずつ復興のめどが立ってきた日本。しかし馴染めぬクズというのは何処にでもいるもので。
蓼虫(たでむし)と揶揄されるタチの悪い女衒、弥太郎(やたろう)。
戦後の時代、彼は非合法の花街で、
せっせと人身売買に勤しむ毎日を送っていた。
ある日、弥太郎は女を買い付ける為に地方の農村へ向かい、そこで白髪の美しい娘“りる”と出会う。
貧しいご家庭から女を買い叩く。いつも通りに仕事をこなしただけ。
ただ一つ、普段と違う点があった。
腐った心には虫が集(たか)る。
りるはそれを見通す、『神の娘』だった
舞台は青線地帯として栄えた戦後の池袋。
戦災復興が進む中、真っ当な社会からあぶれた負け犬たちは、非合法の娼館街でそれでも懸命に生きていく。
けれど花街には時折、不思議な客が訪れるもの。
りると出会ったことで、弥太郎は否応なく“虫”が引き起こす、不思議な出来事に遭遇する。
これはゲスな女衒と神の娘が綴る奇妙な物語。
おぞましくも暖かい、心にわいた虫のお話。
【注意】
主人公が女衒(人身売買業者)です。
娼婦・売春・人身売買などの要素あり。
時代背景的に人権意識の低い発言が多く、そういったものに憤りを感じる方はご注意ください。
また虫を食べる描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 02:20:23
300892文字
会話率:32%
人を殺さないと強くなれない男の子と死なないと強くなれない女の子のお話です。
最近タイトルのあらすじ化がすごいので僕もそうした方がいいのかと思いましたが、それっぽいタイトルにしました。あえて長くするなら↑の一文です。
主人公が壊れていくお話
を書きたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 17:02:01
5348文字
会話率:10%
静岡県東部を走る私鉄「伊豆箱根鉄道」(駿豆線)に向けて書いた詩です。三島~修善寺までの全13駅+1個の作品で、村雨と架空パンクがおよそ半分ずつ書いています。僕らが毎日揺られる“伊豆っぱこ”各駅に対する思い出を感じていただけたら、と思います。
最終更新:2011-11-28 20:00:00
3989文字
会話率:42%