中学生の直樹は、登校中に通りかかった家の庭に、奇妙な物があるのを見つけた。それは高さが160センチほどもある、人の形をした雪像だった。雪像といっても、表面にはなんの装飾もなく、顔の造形などが彫り込まれているわけでもない。まるで棒立ちのマネキ
ンが、降り積もった雪に姿を覆い隠されているかのようである。友人の明彦は、その雪像が雪ん子かもしれないと言い出した。雪ん子とは妖怪の名前を付けられた自然現象のことで、自然にできる人型の雪像をそう呼ぶのだという。そして、雪ん子の中身は空洞になっているらしい。二人は雪像が本当に雪ん子なのか確かめるため、家の庭に足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 16:00:00
5488文字
会話率:54%
北海道の常識は本州では通じません。
最終更新:2023-02-15 21:23:16
2007文字
会話率:2%
家族で雪まつりに来た。
妹にしがみつきながら進む。
最終更新:2023-02-07 16:31:19
1630文字
会話率:38%
冬まつりで迷子になってしまい。。
この作品はショートショートガーデンに投稿済みです。
https://short-short.garden/S-uCTnWb
最終更新:2021-04-12 11:58:56
329文字
会話率:34%
氷の村に住むおじいさん
毎年恒例の氷像コンテストに
いつからでなくなったのでしょう
思い出せないくらいに
時代は流れていくのです
最終更新:2020-12-26 01:49:57
2685文字
会話率:43%
冬のある日、ユーリたちは依頼で近くの森まで来ていた。
しかし、三人は依頼そっちのけで雪像作りを始めてしまう。
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窓際クランの奮闘記のスピンオフ作品です。
しかし、この作品だけでも
読めるようになっていると思います。
(登場人物概要)
ユーリ、レイラ、フィーの三人は窓際クランのクランメンバー。
このままでは来年には無くなってしまうクランで、必死に、でも面白おかしく生活しています。
そんな彼らの冬の一幕を切り取りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 11:37:44
4931文字
会話率:47%
妖精たちが住むシャルロの雪は例年以上の大雪に見舞われていた。そんな中で開催される「年越祭り」のメインイベントの一つである雪像作りはいつも以上に盛り上がりを見せていた。そんな中、カノンから雪像作りのアイディアを探すようにと命じられたシノンは
妖精の森中を飛び回りアイディアを探すことに……
※この話は「異世界鉄道株式会社」の外伝です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 21:45:45
5149文字
会話率:40%
他の雪粒たちが恐れを知らず、次々と雪雲を飛び出す中、ユキは降り落ちた先の不安ばかりを考えて、ぐずぐずと雪雲から離れられずにいた。しかし、春も間近なある日、うっかり雪雲から足を滑らせて地上へ落っこちた彼女は、大雪に埋もれた山道を独り行く彫刻
師の青年レミと出会う。レミが、病に伏せる妹のソラに薬を届けるため、急ぎの旅路にあることを知ったユキは、雪だるまになって青年の代わりに薬を届けることを提案する。ユキの申し出を受けたレミは、彼女のために妹の姿を象った雪像を彫って与える。こうして雪の女の子になったユキは薬を預かると、吹雪になって瞬く間に山道を駆け下り、ソラが入院する診療所へ薬を届ける。薬を飲んだソラは元気を取り戻し、未だ雪山にいる兄へ歌を届けるようユキに願う。ユキはソラの願いを聞き届け、レミの元へ急ぐが、彼は力尽き、降り積もる雪の中に埋もれてしまっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-27 21:02:14
8439文字
会話率:61%