【毎日20時頃投稿予定】
歌って、踊って、スターになり。そうして手にした希望の力で戦う。世界一眩しい太陽たちのことを人は魔法少女と呼ぶ。
魔法少女が世界に現れるきっかけとなったのは、目が眩むほどに神秘的な長い冬の後だった。
金色の雪が降り注
いだその冬を超え、人類は“星人”と呼ばれる新たな領域に達した。星人になったことで人類の身体能力は格段に上昇したのである。
だがそれ以上に大きな変化が、人口の半数ほどに発現した“異能力”だった。
主に女性に発現するこの“異能力”を利用して悪事に手を染める者は“怪人”と呼ばれ、怪人たちを取り締まるヒーロー“魔法少女”が実現した。彼女たちはアイドル活動によって集めた人々の希望によって通常以上の力を得て、“怪人”たちを倒していた。
そんな世界、とある怪人組織で一般戦闘員のまとめ役をやっている最弱幹部がいた。
異能力【プロデューサー】を用いて一般戦闘員百名を指揮し、組織が作った人造人間(?)のための時間を稼ぎ、けど結局負けて逃げてくる……という日々を過ごしていた。
「雑魚戦闘員が役に立たねぇって話だ」
しかし、他の幹部たちによって彼は役立たずだと判断され、戦闘員百名と共に追放されてしまう。
家族も同然の戦闘員たちを路頭に迷わせるわけにはいかない。道を見失いかけていた彼のもとに、ひとりの魔法少女が訪れ、衣食住の提供の代わりにとある依頼を持ち込んでくる。
「魔法少女を育ててほしいの」
百人もの戦闘員と、【プロデューサー】の真の能力。
これらを駆使しながら部活動として魔法少女を行う“学生魔法少女”を育成することになる。
正義と夢と、自分が手にしたい輝きのために――!
少女たちは真の魔法少女になるため、傷つきながらも進んでいく。
これはそんな魔法少女を自身の異能力でプロデュースしていく、元怪人の青春物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 19:57:57
12748文字
会話率:41%
ひょんなことから壊滅したニチアサヒロインの悪の組織の首領になってしまった。
怪人は居ない、それを製造する博士も居ない、そもそも拠点が安いアパート(築30年、1K、家賃3万5000)
正面からどうこう出来るレベルを超えてしまっている。まあ、な
んとかするさ。出来ないは嘘つきの言葉、努力が足りない。正面から無理ならほかの方法でやりくりして何とかするさ。結果は出してみせる。
正義だ悪だなど自重や自粛を捨てた大人に通用しないことを思い知らせてやる。
*残酷描写もありますが、出来るだけマイルドにやっていければいいです。マイルドに殺人なども行われますがご了承ください。ルール無用の残虐ファイトも多いです。魔法少女たちにとっては心折設計なっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 00:00:00
18471文字
会話率:58%
主人公の神崎 真は戦人ランクEの雑魚戦闘員。
ある日、航空偵察中に他の戦人達が幻魔に襲われているのを発見し、救援の為、奇襲をかける。運よく奇襲は成功し、幻魔を何体か倒し、何かを言われる前に退散した。
その日はちょうど、強制更新日と重なって
いた…そして、この日から神崎の人生は壊れ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-13 10:22:17
673文字
会話率:0%
「異世界から悪い奴らが攻めてくるの!お願い、力を貸して!」可愛らしいデザインの杖にまたがり、ファンシーな衣装を着た栗毛のかわいい美少女。もし、その美少女が宙を浮いていなかったら。僕はきっと携帯電話にその姿を納め、学校への道をスキップで急いだ
だろう。「わ、悪い奴ら?力を貸してって、いったい……」「話は後!来るわ!」そういった彼女の視線の先。僕が振り向いたそこには、空中に起こるはずのない波紋が広がっている。あらわれる手。出て来たのは、いかにもヒーロー戦隊物の雑魚戦闘員。いったい、何が起こっているんだ。戸惑う僕に、魔法少女が手渡したのは、なぜか金属バットだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-18 17:06:23
563文字
会話率:12%