3年前、姫アイレスを助けたことにより少年ワタルはドラゴンマスターとして王宮に仕えることになる。
そんなある日、ワタルは国王から上位互換の王宮テイマー・スカイの雇用を理由に解雇が言い渡される。
姫や将軍が反対するが国王の考えは変わらずワタ
ルの解雇は決まり、ワタルは帰郷した。
嫌いであるワタルを追い出すことに成功し上機嫌であった国王であったが、代わりに王宮に入ったテイマー・スカイは王までテイムし国を乗っ取ろうとするとんでもない男であった。
♦全21話、完結まで執筆済み。毎日投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 19:47:06
114514文字
会話率:56%
平和な国の王子は、それとなく決められた未来へ少しだけ面白くない気持ちを抱いていた。
資質も容姿も素晴らしい三人の貴人に対し、どこかコンプレックスめいたものすら感じ、親譲りのお気楽な精神で、楽な方へ楽な方へと流されていった。
自分勝手な行い、
それが自分の未来にどのようなことをもたらすのかを、予想することすらしないまま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 14:47:18
7807文字
会話率:16%
私は誰にも信じてもらえないが、十八歳の乙女である。
決して決して、二十代後半ぐらいの遊びなれた派手な女ではありません。
誰も信じてはくれないけれど。
そして、その外見のせいで私は間抜け男に誘拐されてしまった。
王族の身辺を守るSPをしていた
らしい彼は、結婚詐欺師が間抜けな王子から騙して盗んだブローチを取り戻したいらしい。
間抜けなくせに黒髪に黒曜石のような瞳をした俳優のような男は、私に最高の笑顔をしてみせた。
「返してくれるかな。」
「帰してくれますか?」
「そっか。では、君に拷問を与えよう。」
いや、その拷問はあなたの趣味と実益を兼ねていますよね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 13:36:05
114637文字
会話率:41%
魔界領”赤土の国”の王がフグの毒で死んだ。
人間と魔族の戦争の要所である”赤土の国”はフグで死んだ間抜けな王様の圧倒的なカリスマ性で敵も味方も魅了していた。そのため食料に乏しいこの小国に親切な魔族の後方国家たちは支援物資として食料を送っ
ていた。しかしながら、王様なき今、この小国は以前ほどの戦術的価値がないと判断した親切な魔族の皆様は物資支援を減縮することを決めた。
新たな小国の王様はどうにかこうにか、国民たちにひもじい思いをさせないために奔走するお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 21:00:00
47620文字
会話率:30%