マーガレットは父が決めた婚姻に不満があった。
そこで彼女は自身が悪者となり都市から追放されることを画策する。
自分の脱出だけならば何とでもなると踏んだマーガレットだったがそれでは輿入れに伴い新しい都市に付き添った者たちが置き去りとなってしま
う。
さらに悪いことに都市運営に見識のあった彼女の視点から見て輿入れ先はすでに手遅れの状態であり早期の割り切りと住民の避難が必要と決断する。
だがそれを行うためには人手も現地でのコネも時間も不足していた。
自身から相手に願う形での正式な契約破棄手続きでは事務処理に時間がかかりすぎて手遅れになる。
そんな彼女が思い出したのはかつてお世話になった人から聞いた話。
『聖女、レンタルします』
どんな困難な状況でも打破してくれる演技派の偽聖女を派遣してくれるところがあるという。
たとえそれが自分を悪役に仕立て上げるための生贄役としての聖女であっても。
無関係な人を巻き込むことに苦悩したマーガレット。
だが彼女には事後の隠蔽まで込みで速やかに自分を追放対象としての悪役にしてたあげてくれるパートナーがどうしても必要だった。
藁にすがる思いで連絡を取ったマーガレットの元にわずか数日で一人の少女が現れる。
「初めまして、マーガレット様」
それはピンク色のふんわりとした髪に空を思わせる青い瞳を備えた美少女。
「リリーナと申します。貴方を貶め追放するために来ました」
これは二人の努力が実を結び追放される一幕から、追放された彼女が無職になり無事再就職するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 08:10:00
10551文字
会話率:55%
火曜・金曜更新予定。完結保証します。カクヨムでも連載中です。
…フィルは半ばヤケになって叫んだ。「わたしを食べていい!…だから、助けて!」
城塞都市サエイレム。それは人間と魔族が混在する唯一の都市。そこへ向かう途中に襲撃され、瀕死の傷を
負った少女、フィル・ユリス・エルフォリア。死を待つのみだったフィルは、大妖狐九尾に食べられ、九尾の意識となることで命を取り留める。大妖狐としての強大な力と知識を使い、フィルはサエイレムを変えていく。フィルの望みは、魔族を嫌う帝国と、人間を嫌う魔王国との間に、人間と魔族が共に生きる場所を作ること。
全ては食べられて始まった。それは、傾国の魔物と呼ばれた大妖狐のまつりごと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:00:00
1200803文字
会話率:46%
先の大戦より後、疫病、テロリズムの横行、人口の減少など様々な要因によって各国の国力は疲弊し、もはや国としての機能を果たせなくなった。そんな中、国に代わりに人々の安全保障や生活・社会インフラ等の都市運営機能を担う行政機能代行企業が台頭し、多く
の企業国家が生まれていった。
民間軍事会社「大神コーポレーション」が管理する都市「大煌」もその一つである。
高層ビルが立ち並び、喧騒の絶えない大煌の中でも特に富裕層の住居や企業の本社が集中するエリア3では、2年ほど前から奇妙な傷害や殺人事件が起きていた。人々の不安はやがて一つの都市伝説としてネット上や口づてで広がっていった。曰く、人知を超えた力をもつ人ならざる人が、この混沌とした街に紛れ込んでいる、と―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 23:52:14
7822文字
会話率:33%
事故で死んだ主人公、青柳蒼真。
死んだ彼は神と名乗る少年からチート付きでの異世界転生を進められる。
それを承諾して異世界でもらったチートスキルは【仮想都市】というスキル。
一見チート要素皆無の都市運営ゲームのようなスキル。
だが実際はどのチ
ートよりもチートな最強スキルだった!?
――一1人が10の進化を遂げれば町は100の進化を遂げる――――
都市開発で強くなる主人公の異世界物語、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 21:13:22
19338文字
会話率:28%
手違いで異世界召還されたヲタクなサラリーマン。斉藤冬馬。
神様に信仰を貢ぎ、元の世界に帰るのに必要な人数は1万人。
だが、基盤となる都市は魔物に蹂躙され瓦礫の山と化していた・・・
チート魔力で物を作り、魔法を使い、現代知識もふんだんに使って
彼は都市を再生できるのか。
そして、男性比率の少ない世界で、神様やら姫に騎士その他もろもろから貞操を守れるのか!
そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 21:00:00
61067文字
会話率:36%
不慮の事故?により転生することになった 豊田大地(トヨタダイチ)は異世界アースガルドの英雄として転生させられる。そこは、神々の代理戦争が勃発している乱世の世界であった。
最終更新:2015-02-28 21:32:22
36899文字
会話率:47%
二十一世紀末の日本に存在する国連の先端研究都市アカデメイア。少子高齢化の進んだ社会の要請によって十代半ばで労働に就かなければならない先進国の例に漏れず、子供達は学生と労働者の役割を併せ持っていた。だが、そのなかでも選ばれたエリートの少年少女
が都市運営中枢に居た。本来そのエリートの一人に選ばれるはずだった広瀬湊は事故の負傷が原因でその道からはずれ、幼馴染の宮城百合子はエリートとしてその道を進んでいた。湊は生き延びるためサイボーグになったことを隠しながら、理事の手駒として都市に降りかかる火の粉を排除する任務を負っていた。それを知られることなくいられるはずだったが、ある日テロリストの侵攻がはじまったことで二人は関わり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-18 22:13:24
105456文字
会話率:48%