昔は売れっ子だったが、現在は人気が低迷しているソロシンガーの松坂。ある日、自宅で眠りに就こうとすると、突如として体調不良を起こし、そのまま意識を失ってしまう。
次に松坂が意識を取り戻すと、そこは一面真っ暗闇な世界だった。そして、目の前
には死神がいた。
「過去を振り返って、一箇所だけ修正してほしい」
死神は松坂にそう告げる。こうして、松坂は死神と共に、自身の過去への旅を始めることになる。
自身と関わりのあった人との邂逅、その旅の果てに、松坂は何を思うのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 14:00:00
9997文字
会話率:57%
初投稿です。お手柔らかにお願いします。
ある日見た夢、向こう側の人。鏡合わせのその世界で少女が見たもの、それは_____
私は魔法が使える。学校でいきなり襲われた私、陽谷 柚魔(はるたに ゆま)。昔から使えた魔法を使って撃退しようとし
たけど、数が多くて押し負けてしまった…気絶してしまった私が次に目覚めたら、クラスメートの女子の背中の上だった。
ボクは未来を知っている。はず、なんだけど…気付いたら見てきた未来には居なかった少女が居て、その子は変な力を使って変な奴らと戦って居た。何となく放っておけなくて体を張って助けた。
わかる筈のない繋がり、見付からない過去の修正。未来が変化した世界での彼女らの物語。
異世界転生ものです、現実世界の逆行ものでもあります。主人公二人いるので、視点が変わります。苦手な人はブラウザバックして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-30 18:10:31
576文字
会話率:22%
時代は1980年代、
死んだはずの祖母からこの手紙が届いたのは高校3年、初夏の初めだった。
二十歳になったら、あるモノを受け取るように言われた『春秋歩生』はある事情から、18歳になった大学一年の夏、その形見を受け取ると決めた。
その事情
とは、祖母の家が都市開発の一環で取り壊されると決まったからだ。
一緒に訪れた陰陽師の息子、『家原連子』は、歩生の高校時代からの友人で頭脳明晰、オカルト研究部だったこともあり、そのことを話すと喜んで着いてきた。
やってきた8月の末には『縁切り例大祭』と呼ばれる例大祭が上谷神社で開かれる時期だった。
「上谷演舞」という愛しき人との恵まれれない愛をというテーマのどこにもありそうな演舞が最後に行われる。
春秋は、祖母が昔住んでいた洋館へ着くや否や衝動的に祖母の部屋を確認したくなった。
何故か、部屋の中を天蓋の明かりを照らしている。
そこで、歩生は、10年前この廃村の同い年の幼馴染であった『上条一華』と再会することになる。
しかし、彼女に触れた時、ある記憶を思い出す。
春秋の忘れられた記憶との対話。そして、彼女の正体は一体??
オカルト研究部、占い師担当『春秋歩生』と、陰陽師の息子、、なのに服装だけヤンキーな秀才『家原連子』の二人が迷い込んだこの街の正体を暴け!!
『春秋歩生』は、10年ぶりの『上条一華』と、過去の修正はできるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 01:00:00
45771文字
会話率:26%