昨今のカードゲームブームは凄まじい。
レアカードの値段が高騰。そもそもカードパックを買うこと自体、困難だと聞く。
そこで、ブームにあやかり、わが社にもカードゲーム開発部門が
作られたわけだが……前途多難とはこのことだ。
今更、新規参
入など、しかも許可取りと資金の問題で
漫画やアニメを基に作る事もできず、完全オリジナル。
追い出し部屋なんて社内で噂も……と、なんだ? 今の声は。
開発室のドアの方から――
「いくぞ、俺のターン! ドロー!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 11:00:00
2145文字
会話率:52%
IT企業(システム受託企業SIer)に勤める中堅社員、聖学(ひじりまなぶ)は、プロジェクトの失敗から左遷されてしまう。そこは不思議な倉庫部屋で、いわゆる追い出し部屋ではなかった。個性的な面々と社内で他愛もないいたずらをしているとき、本部長か
らある依頼が舞い込む。それは、自殺者が相次ぐシステムプロジェクトの調査だった。
完璧に見えるエリート社員が仕切るそのプロジェクト、観察すればするほどおかしな点が出てくるのに、証拠だけがつかめない。上層部の動きもおかしくなっていく。
自殺の動機は間違いなくそのエリート社員にあると踏んだ主人公の聖たちだが、一度は信頼した相手の裏切りによってピンチに追いこまれていく。
裏切られ続けてもめげずに次の自殺を食い止めようとする聖たちだったが、最後に自殺したのは犯人だった。
※この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 11:29:46
67778文字
会話率:66%
「仕事が遅いだけなのに残業代で稼ごうとするな! お前はクビだ。出ていけ夜住 彩!」
大手ゲーム開発会社のデザイナーとしてデスマーチな現場を支えていたのに、無理解な無能上司のせいで彩はチームを追放され、自主退職に追いやるための『追い出し部
屋』へと異動させられる。
途方に暮れる彩だったが、仲のいい同期と意気投合し、オリジナルのゲーム企画を作ることにする。無能な上司の企画にぶつけ、五億の予算をぶんどるのだ。
彩を追放した上司たちは何も分かっていなかった。
――優秀すぎる彩にチームは支えられていたことを。
――そして彩自身が、実は超人気の有名神絵師だったことを。
彼女を追放した古巣は瞬く間に崩壊していくが、デスマーチから解放された彩は華やかな表舞台を駆け上っていく。
夜住 彩の快進撃はもう止められない――。
※ほかの投稿サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 21:25:15
194052文字
会話率:39%
「出来ない奴」なんて、人に勝手に決められたくない。僕たちはきっかけがなかっただけなんだ。
やる気がなく、会社の足をひっぱっていたどうしようもない連中があることをきっかけに本当の力を発揮し始める話。
※重複投稿
最終更新:2014-10-10 07:12:41
5124文字
会話率:38%