これはかつて、大分・鶴崎にて起こった話。
時は戦国末期。窮地に立たされたかつての九州の雄、豊後の『大友家』。南より攻め上がるは薩摩の『島津家』。危機に瀕する大友家に抗う力はすでにない。薩摩の荒くれ者達に蹂躙されるだけだ。
だが、その豊後
国鶴崎において、敢然と立ち向かう女あり。名は妙林。鶴崎の地を預かる者だ。領地領民を守るため、そして、なにより復讐のため、妙林はあらゆるものを差し出した。かくて、鶴崎の地に死神は舞い降りる。
《時代小説風短篇小説》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 07:28:02
18033文字
会話率:28%
『えっ、ここは戦国時代じゃないの?ここまで古いと知識で無双とか無理だろ』の主人公の佐久良の弟の話になってます。時代は奈良時代で未来からの転生者を兄に持った男の成り上がりの話です。これもいずれかく長編のための設定集のようなものです。もし、読
んでもらい興味をもってもらえたら幸いです。
感想や設定の矛盾とうあれば指摘のほどをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 00:45:52
2232文字
会話率:21%
天正十三年(1585年)、八月、豊後国菅迫城内にて。
入田義実 大友家家臣 緩木城城主 五十代
志賀親度 大友家家臣 菅迫城城主 五十代
薩摩勢の大攻勢が予想される大友家。大勢覆し難く、風雲急を告げる前にどのように身を処するべきが適当か
、諸将は額を寄せ合う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 07:00:00
13558文字
会話率:94%
天正六年(1578年)初春、豊後国府内城下にて
佐伯惟教 大友家老中 松尾城攻略担当 五十代前後
田原親賢 大友家老中筆頭 四十代
天正六年(1578年)初春、大友家は、日向国縣の松尾城を攻略した。虜囚の身となった土持親成の命を、その義兄
である佐伯惟教が救わんとする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 01:29:03
10162文字
会話率:96%