この世界には魔術が存在する。それは遥か昔、人間の手によって発見された世界の秘密にして奇跡。
魔術とは、人間という存在を格段に飛躍させ、これまでの生物としての枠から逸脱した「完全な生命体」にすべく人類を導くもの。
そして、魔術の最高到達
点。人類が完全な存在となることを幾千年もの間阻み続ける、神域の魔術にして最後の門番。
人類はそれを、「叡智」と呼んだ。
世界を震撼させた第三次魔術大戦から1年がたち、世界に平穏が戻り始めた頃、未だに深く戦争の爪痕残るラディスラヴィア連邦国に若き軍人ユート・サングレイスは極秘任務の遂行の為に降り立った。派遣目的はとある女性、シルヴィア・ベアトリクスをユートの母国であるモルトリピア帝国に護送することだった。一見するとただの護送任務であるため、こんな任務を極秘任務と呼ぶことを大袈裟に感じるユートだが、彼女と出会うことにより二人はこれまでの世界の常識を根底から覆すほどのかつてない、騒乱の渦に巻き込まれていく…相反する二人の「叡智」をめぐる魔術戦闘群像劇、開幕。
初投稿です。優しい目で見てやってください。8割シリアス、2割コメディーでやっていきます。更新は不定期になりそうですが、末永くよろしくお願いいたします。
※ノベルアッププラス様、アルファポリス様、カクヨム様でも同作品連載中です。
twitter @pa_puri_Menow86折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 07:19:09
73818文字
会話率:44%
魔法が存在する世界で軍人として生活するニーナ・マノフには秘密があった。
実は女子高生として生きた記憶を持っており、職務に励みながら日本に戻る方法を模索している事だ。
そんな秘密を持つニーナがいつもどおり職務に励んでいたある日。
上官から「異
形装束のブラック・リリー」と呼ばれる「未来予知が可能とする兵器」の護送任務を命じられる。
初めての任務に緊張するニーナが兵器を受け取りに上官の部屋へ向かうと、そこに居たのは女子高生だった頃の『自分』だった。
かつての『自分』を『兵器』として護送する任務についたニーナだったが、気がつけば『自分』をめぐる、軍の陰謀に巻き込まれた上、知ってはいけない世界の事実を知ってしまい……。
これはある日突然、もうひとりの「自分」が現れた少女の物語。
※これは2000字のみで長編の頭から終わりまでを説明する「あらすじ」を書く、とびらの様の「あらすじだけ企画(https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/564079/blogkey/2688792/)」に参加した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 22:11:36
1961文字
会話率:6%
天性の嫌われ者、高木カズキは迷い込んだ異世界で死にかけていた。だがそこに居合わせた大魔法使いシエルに助けられ?行動を共にすることになる。これはその旅の途中の、護送任務の話。
最終更新:2020-04-04 23:04:19
4689文字
会話率:34%
森本王利は秘密結社インセクトワールドの改造人間である。
改造人間になった彼に、ようやくやってきた初仕事、洞窟から発掘された遺物の護送任務に就いたことから事件は始まった。
時の境界を越えるとされる遺物を受け取った王利だったが、突如洞窟
内にアラームが鳴り響く。
正義の戦隊ヒーロー、バグソルジャーの襲撃だった。
仲間により逃がされた王利は、一人、遺物を持って逃げるが、その前を一人の少女が立ちふさがる。数時間前、賭け勝負に勝利し彼女になった霧島葉奈だった。
葉奈、またの名をバグパピヨンとの対決で、王利は遺物を使用する。
その瞬間、彼らは別の世界へと飛ばされるのだった。
剣と魔法の異世界へと舞い降りた王利たちは、偶然出会ったエルフの少女から勇者伝承を聞かされる。
それは、世界に邪悪が蔓延る時、天より黒き御使いと共に導かれし勇者が第四世界より舞い降りる。地獄の業火、厳寒の冷気すら撥ね退け、勇者は光の魔法で邪悪を滅するだろう。というものだった。
時悪く邪悪である魔王が軍勢を率いて各地へと侵略を始めた頃、現れてしまった王利たちは伝承の勇者と勘違いされてしまうのであった。
異世界に現れた改造人間は果たして魔王に敵うのか?
悪対悪の戦いが、今、始まる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-10 20:00:00
647019文字
会話率:28%
N県警捜査一課の腕利き刑事だった真田は、暴力事件を起こして処罰待ちで自宅待機をしていた。
招集がかかって、N県警本部に出頭すると、本部長直々の特殊任務を与えられることになった。
警視庁で指名手配はれていた犯人がN県警でつかまった事から
、東京まで犯人を護送する任務だった。
任務を与えられたのは、乱暴な素行で問題視されている生活安全課の若い刑事の土屋。異例なほど組織犯罪対策課に所属し続ける、限りなく黒に近い灰色の刑事である諸角。そして真田というN県警の厄介者三人だった。
簡単な任務と思われていたが、暴対法で骨抜きにされたヤクザに代わって、荒事を代行する『荒事師』に襲撃される。
はみ出し刑事三人は、無事護送任務を全うするため、死力を尽くす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-04 15:00:00
22635文字
会話率:13%
銀河を渡る程の進化した人類。
そんな銀河の治安を維持する帝国軍は母星まで一人の男を輸送していた。
強大な力を持つわけでもなく、ただその頭脳のみで帝国軍におそれられたハルカワ、ロイドと言われる有機物で構成される人型のアンドロイドの開発者。
彼
は帝国軍を裏切り、ただ自らの研究のために、邁進していた。
そんな彼を輸送する船の中、レッカとシオン二人のロイドが彼の護送任務に就いていた。
通常であれば何の問題もない任務。だが、その戦艦は突然消息を絶ち、歴史から姿を消した。
それから数千年後。
あるところに住む、おじいさんとお姉さん。
二人で仲良く天の川を眺めていると、一つの星が、流れてきてそのままおじいさんの芝刈り山を吹き飛ばしてしまいました。
怒り狂った2mを超し筋肉隆々のおじいさんはその星を拾ってきて、大きな大きな鬼切包丁で、その星を真っ二つに、
中から現れたのは血まみれになった瀕死の男の子でした。
そういう経緯で助けられたレッカは、ずっと文明の衰退した未来の世界に来たという現実を受け入れることができないながらも次第に、ここの生活にも慣れ、一人の女の子の支えもあり、この世界で生きてこうとしていた。
そんなある日、都を訪れたレッカの前に鬼が金銀財宝を奪いにやって来た。
人々が鬼と恐れるそれは、自分がいた帝国軍の人型兵器フレームそのものであった。人を守るためにフレームがなぜ人を襲う。
突然の出来事にためらいながらも、一度失った希望を取り戻すためにも、レッカはこの手がかりに対峙する。
そして流れのままに引き受けた鬼退治、フレームを指揮するその鬼の親玉の正体は、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-13 13:00:00
96854文字
会話率:63%