東江昴と3人のシングルマザーの物語。
比嘉朱美32歳で、天音ちゃんの母親。
横井京子40歳で、真琴(まこと)と兆志(きざし)の2人の母親。
松田ナンシー30歳で、普の母親。
始まりと終わりは、沖縄へ帰ってきて、1年半経った後、家族が増え
たプロローグと自己紹介。
東江は、黒井組を解散させて。相良に復讐をした。
残虐と判断されて、7年の刑についた。
7年の間に、父親が他界して、天涯孤独となり。
出所後は、実家とアパート相続する為に、沖縄へと向かった。
相続するのは良いが、辺土名弁護士は、ポンコツで。管理を任されていた、不動産屋の赤嶺社長は、悪徳だった。
実家とアパートを、売れば良かったのだが。
余計な事に、首を突っ込んでしまった。
今まで、悪い事をしてきたから。善意をして、徳を積もうとしたのかも知れない。
東江に取って、松田ナンシーを助ける事は、些細な善意で有り、ヤクザ達を追い払う事だった。
松田学の怨霊が、そうさせたのかも知れない。
少女と雨では、天音ちゃんが、アパートの駐車場で雨宿りをしていた。
向かいのアパートを見つめて、動かない。
東江は、防犯カメラに映り込むように、駐車場の中央で、天音ちゃんに餌付けを行った。
アパートの2階から、男が降りてきた。
一階に降りると、傘を広げて顔が確認出来ない。
天音ちゃんは、路地の道を渡り。壁を使いながら、階段を登った。
東江は、後を追いかけ。母親に抗議しようと部屋を訪れた。
何度か、チャイムを鳴らし。数分して、怯えた天音ちゃんが、そっとドアを開けた。
家のドアが開き、焦げ臭い匂いが東江の鼻を霞める。
それと同時に、布団から火の手が上がった。
警報機の音が鳴り、天音ちゃんが、俺にしがみついた。
布団をベランダに捨てて、アイロンを見つけた。
アイロンも、コンセントを抜き。ベランダへ。
東江は、着ていた上着を脱ぎ、マットレスを叩いて、火を消した。
朱美は、バスタブの中で手首を切り、業務用の大きな氷を抱きながら、睡眠薬を大量に摂取しており。この騒ぎの中、放心状態だった。
東江は、第一発見者となり、前科者だとバレる。
咄嗟に呼んだ、辺土名弁護士に助けを求めて。身元を、引き受けてもらい。この事件に、首を突っ込んだ。犯人の男が、無性に許せなかった。殺人事件だ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 23:44:42
29852文字
会話率:29%
俺には血を分けた双子の妹がいる。
そいつは俺が捨て去るべきだった生命力を全て吸い上げて、生まれてきた。
『瑠衣、瑠衣くん!! 朝、朝だよ!! 創作部行くんでしょ?』
そして安否確認を込めて、叩き起しに来る。
注意事項1
起承転結はあり
ません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
登場人物の設定を考える為に、瑠衣くん使います。
妹ちゃんこと、麗衣ちゃん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 09:21:44
892文字
会話率:32%
「あなたってば、いつもそうよおぉぉ! 子供の世話も何もかも全部、全部、あたしに押し付けて、もおぉぉぉぉぉぉ!」
朝の目覚ましアラームにしては壮大すぎる、まるで世界の終わりを告げる警報機のような妻の声量に、おれは『また始まったな』と思いな
がら、コーヒーを一口すする。
「なによ……なによ! うんざりって顔してさあ! もおぉぉぅ! うんざりしてるのはこっちのほうよおぉぉ! おおおおおおぉぉぉ!」
壁と肌がビリビリと震える。妻はその見た目通り、オペラ歌手か何かだったかな。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-16 11:00:00
1347文字
会話率:52%
成金性悪令嬢に婚約者を奪われた特殊能力持ちの伯爵令嬢が、新たな婚約者を探す為に訪れた舞踏会で意地悪な王子様に目を付けられて捕獲されるお話。
エステルには、生き物が持つマナとその生き物が抱く大まかな感情を視覚的に捉える異能があった。だけどそ
れは誰にも秘密だ。感情がわかるなんて他人に知られたら、きっと怖がられて嫌われてしまう。
しかし、新たな婚約者を探す為に訪れた舞踏会で事件が起こり、隠していた能力が第一王子アークレインにバレてしまう。それだけにとどまらず、アークレインはエステルを都合のいい警報機として手元に置くために、溺愛している演技をして強引に婚約者にする。
大人しく内向的なお嬢様が、意地悪でちょっと歪んだ王子様に強引に捕獲され翻弄される王道シンデレラストーリー(の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 16:13:49
332123文字
会話率:35%
僕は君にプラネタリウムに誘われた。変わり始めた君に・・・
最終更新:2023-09-02 00:11:59
983文字
会話率:43%
俺が住んでいるアパート真下は駐車場になっていて、住んでいる人の何人かは車を停めている。
そのうちの一台が、警報機能の故障か、メンテナンスか、時折、盛んに騒ぎ出す。
「ガラスが割られました。警察に通報してください」と……。
最終更新:2019-02-16 23:09:48
3996文字
会話率:4%
焦げたフライパンから煙が上がっていた。椅子に座った女は、ぼうっとした表情でそれを見つめている。やがてフライパンから白い煙がもうもうと上がり、フライパンから火が上がった。部屋中焦げた匂いが充満し、やがて火災警報機がけたたましく鳴り響いた。
それが全ての始まりだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-02-18 01:52:57
2823文字
会話率:44%