公爵令嬢である補助能力所持者のミュリネットは、一緒にドラゴン討伐に向かった回復能力所持者である男爵令嬢シャローナに婚約者のアーノック第一王子を奪われ、婚約破棄された。
アーノックが言うところ、ミュリネットは彼を守って背中に醜い傷痕を残した
のは事実だが、役立たずだったらしい。
役目を果たさなかった一人娘を、怒り狂ったミュリネットの父親は勘当した。
そんな、行くあてのない彼女を拾ったのは、同じく討伐に参加していた他国の魔法士で……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 17:24:05
11288文字
会話率:26%
主人公は、幼少から冒険者を志望していたが、パーティーメンバーとして人気のない補助能力の素質しかなかった。
しかし、余裕があればパーティーに一人は入れる程度に需要がある能力なので、根気強く修行に明け暮れた結果、補助能力者として前人未到の域
に達していた。
主人公が魔王を単独討伐できるほどの力を持っていることに誰も気づいていない一方、本人は伝説の勇者一行に加えてもらうため、世界を放浪している。
知らないうちに史上最高の補助能力者となっていた主人公が、勇者一行を探す旅の先々で活躍していくうち、逆に自分が伝説になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 03:02:13
2162文字
会話率:12%
人権正規化法に基づく喪失の日誌。
個人サイトと重複。
Nov 17, 2015 から Dec 07, 2015に投稿したものの再掲。
●あらすじ
DNA様物質を基盤とした、代替器官のシミュレーションに成功した主人公は、その臨床を従
兄弟に頼む。その技術は、頭蓋内に外部とのアクセス器官を作り上げることも目的としていた。それをきっかけとし、人権の正規化の運動が起こる。それは、代替器官に用いるだけでなく、アクセス器官を作るだけでなく、人間の能力そのものの正規化の運動だった。その流れを見ながら、それを受け入れた主人公は、幸せに至る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-04 22:33:47
35776文字
会話率:39%