天から垂れた唾は。
おのれが、天へと吐いた唾か?
身におぼえのない、だれかの唾か?
最終更新:2022-08-14 07:00:00
315文字
会話率:0%
「次はこの世界かー」
のんびりとした口調で、栗色の髪をした女性が呟く。名前は三上桜。見た目は20代半ば、黒一色のシンプルな服に身を包んでいる。足元にはあまり女性らしくない黒のブーツが光っている。袖口に簡易異世界転送機(1人移動専用、耐久保
証なし)を仕舞い、大きく伸びをし、街への一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 00:09:18
2429文字
会話率:50%
鷹樹烏介を部長とする創作サークル『ガーディアン部』による活動のひとつ。お題にしたがって部員達が書き上げたショートストーリーを上げています。
戦闘シーン習作『ガンカタ』
・横幅10メートルの石の回廊を歩く男 石柱がならぶ
・袖口からオート
マ2丁
・石柱の影から自動小銃を構えた兵士
・男は歩きながら兵士を倒してゆく
・兵士数を頼みに男にせまる
・男は両手の銃を駆使して歩きながら倒す
・弾切れ
・足で蹴って自動小銃を空中キャッチ 。撃ちながら歩く。
・閉ざされた門が最終防衛線
・男は足をとめて兵士と白兵戦
・射撃と銃剣術の組み合わせ
・次々と銃変えながら戦う
・最後に男だけが残る
・門を蹴り開ける
同じ叩き台からの創作文章に個性が出てとても面白いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-15 07:11:32
13050文字
会話率:5%
男はモヤモヤとした思いで車を運転していた。
さぁ、とりかかろうとした”事件”が、どういうわけか突然”事故”となったからだ。
どうにも気持ちの収まりがつかない男は、近くであった他案件のついでとばかりに現場のマンションまで部下と一緒に向かってい
た。時折、年若い部下は時折、男を見ては声をかけるかどうか迷っているようだった。
事件性のない事故として決着がついた事件であったが、男には引っかかるものを感じている。
それは、被害者と一緒にいた女が事件と共に行方知れずとなっていた事。
携帯で自撮りしたと思われるその写真で、彼の後ろから抱き着くように顔をのぞかせている彼女は白い腕を彼の胸の前で交差しながら涼しげに笑っていた。
肩口に喪服のような黒い袖口をのぞかせながら。
少し不思議な、短編より短いショートショート作品です。楽しんでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-18 22:48:45
2610文字
会話率:44%
男は毎日同じことの繰り返しをしていた。どうにかしたいと思っていた。だけどできない。ある日、袖口にあるボタンが取れそうになっていることに気付く。
世間との関わりを求めながら、関わりを断ち切ってしまった人のお話です。
最終更新:2015-08-07 23:17:33
1844文字
会話率:7%
後ろを向いてベランダへ向かう
キーワード:
最終更新:2014-10-19 00:10:26
266文字
会話率:0%
強いとは何か・・・と模索する。
武州多摩の少年たちは赤穂浪士に憧れ、
いずれ袖口を山形の模様で白く染め、
浅葱色の羽織で京都を治安維持に奔走する。
そんな者たちの話しである。
最終更新:2012-11-24 22:56:47
37721文字
会話率:23%