炎天下の買い物が終わった。
隣を歩く女は、こんな中でも構わずに隣に寄り添い、隣を歩いていた。
先にシャワーを浴びさせようとした時の話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。
R15です。
苦手な方はご注意下さい。
イチャつくカップルの話しになりました。
今日は(作中で)沢山女の子泣かせたので、これくらい平和な会話が欲しくなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 20:58:28
935文字
会話率:55%
ある街に迫害を受けている少女がいた。街の人間の誰も彼もが少女を腫れ物のように扱っていた、そんなある日。甘い蜜の匂いを振りまくお姫様のような女性が手を差し伸べてくれた。「くふふ☆ かわいいなぁ」「かっかわ!?」そこから全ては一変した。甘く蕩け
る日々が始まる。ただただ幸せに沈む、蜜のような毎日が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 18:42:54
238516文字
会話率:35%
豪商、大地主がお大尽なんて呼ばれて、そこの石畳を闊歩してた残り香が未だまだ漂って、午ひる下りになれば、お天道さんが傾くのとは逆に通りばかりか路地まで花街の色香が、ジトッと湧いて時分の話さ。初めて耳にしたときは、どこぞアタマの温あったかくな
った女の拵えばなしだとみんな思ったね。
家路へと歩き出すと、気配だけが二間と離れずに付いてくる。虫食いの明かりばかりの闇夜の道で、振り返らなくてもおとこの履き古して抜けた白いズボンから形の良いお尻が小気味よく左右に揺れているのは、わかっている。
翌朝、すぐに、そいつが鼻腔を擽ったくすぐったんだ。「お粥たいたから、食べようか」
鍋の蓋を開けると、開けるまでじっと中に潜んでいた蜂蜜の匂いが白い湯気と一緒になって四角い部屋の天井までを一気に包み込む。既におとこが用意してくれた茶碗と汁椀それぞれが湯気で綿帽子かぶったみたいになってちゃぶ台に並んでいた。熱いだろうからと、持ちやすいほうの汁椀を渡され、箸を入れる間髪もいらぬまま汁をすするように粥は腹に落ちていく。一息でなく、ゆっくり長い時間がかかっているのに、息をつかぬ長いときが挟まっても苦しくなることはない。水の生き物が故郷の海に戻った安堵感に抱かれた静かさのまま、経っていく。こんなにも鼻腔は蜂蜜の匂いで蓋をされているのに、お椀の中には白い米粒より見当たるものはない。
「米と小鍋、勝手に使ったよ」
三口で先に啜りすすり終えたおとこを見て、よくもこんなに熱いお粥を三口で啜れるものね、と思った。なにか言わなきゃと思ったが、一番に気になることに話が及ぶのが怖くて、二番目に気になることを聞いた。
「何が入ってるの、なんでこんな特別な味がするの」
おとこはそれには答えず、女が食べ終わるまで待って鍋と二つの椀を洗い始める。
「いずれ分かるさ」水の音に紛れていたが、振り返らずにそう言った。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 09:25:24
5777文字
会話率:36%
これはある町に咲いた花を、あるものが迫害されその頃を思い出すお話です。
最終更新:2018-03-20 00:39:22
244文字
会話率:0%
~勇者の塔~
1.塔を登り、塔の頂きに達すれば、勇者の力を得ることができます。
2.塔は、各階層であなたに試験、試練を与えます。
3.塔内部の構造や、塔内部で起こったことを他言することは禁止です。
4.塔は大陸最北端、北ムルカス帝国ノーウ
ィン地方ロックフロンティアにあります。
5.挑戦は自由ですが、すべて自己責任です。
与えられた情報はたったそれだけ。
それでも「そこ」に夢を見る。
文明が発展途上であるこの世界に、力は憧れの象徴であり、誰しもが追い求めた。
「勇者の力」は凡百に生まれた者にとって、いかに魅力的に映るかは想像に難くない。
勇者の力を得る事ができるのか?
勇者の塔とは何なのか?
そんな甘い蜜の匂いに、今日も若者が引き付けられる。
#####作者より#####
初投稿になります。区切りのいいところで切るので、一話あたりの長さはバラバラです。
あと駄文です。※ここ重要
それでも読んでやってもよいぞという方、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-19 19:00:00
79809文字
会話率:51%
たくさんの人と会って、一緒に眠る。誰が好きなのだろう。痣が増えると安心する。今日も夜は家に帰れないかもしれない。
最終更新:2014-12-18 16:22:36
2075文字
会話率:5%