ここは、絶海の孤島。この島に住む結界魔術師ヌコサたちのお話。
最終更新:2024-05-19 20:49:40
66514文字
会話率:37%
「私のことが好きなノア様の下へ嫁いで、せいぜい慰めてあげなさいな」
テティスは、膨大な魔力を持ち、結界魔術師である有能な姉──ヒルダと比べられ、魔力が少ないことから無能扱いされてきた。
そんな中舞い込んだ縁談。相手は筆頭魔術師であり、公爵
でもある雲の上の存在であるノアだった。
姉のことが好きなはずのノアとの婚約に、テティスは憂鬱になるのだが──。
「君は本当に愛らしいな」「努力を続けることは凄いことだよ」「テティスが好きだ」
何故かノアに溺愛されたテティスは、不思議に思いつつも彼に惹かれてしまい、同時に何故愛されるのか、理由を知ることになる。
直後、突然の魔物の襲来により、ノアと共に現場へ向かうテティス。招集された結界魔術師であるヒルダよりも、何故かテティスの魔力が急激に増えて──?
これは、無能扱いされてきたテティスがノアに溺愛され、後天的に増えた魔力と今までの努力の成果で、結界魔術師になる夢を叶える、そんなお話です。
◆短編版 2/11 日間4位ありがとうございます!
◆R15は念のため
◆ハッピーエンドはお約束折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 07:14:39
82106文字
会話率:41%
道先案内人として勇同一行と共に魔界まで来た魔術師ロイス。しかし勇者と喧嘩してパーティから追い出されてしまう。
ところが実際には好都合であった。彼の本来の目的は魔界の遺跡探索だったのだ。
そんな彼の前に現れたのは一人の金髪の少女。
彼女は言う
。
「取引しましょう」
と。
紆余曲折あって、ロイスは彼女の望みを叶えることになるが、以来付きまとわれることに。そんな彼女を煙たがるロイスだったが、突然魔王が襲ってきて──?
魔王から追われ、勇者から恨まれ、指名手配されて人間からも逃げる羽目になったロイス。そして一人の少女。、
これは結界術のスペシャリストと魔王の娘の逃亡劇。そして紡がれる友情と秘密と信頼の物語。
※別サイトにて重複投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 20:06:47
150602文字
会話率:29%
3年前に急逝した幼馴染の衛介。墓参りに訪れた女子高生の姫乃が衛介を忍んで泣いていると、あら不思議。異世界に来てしまった。でも衛介のいない世界なんてもう用済み。早速開き直って生活のために冒険者を志す姫乃だが、まさかの門前払いに。仕方なく、美人
受付嬢から紹介された王城の門衛の採用面接を受けることにしたけれど、一つ問題が。そこは女子禁制の職場だったのだ。生きるためには女も捨てる。咄嗟に衛介と名乗った姫乃は、通称エースと呼ばれることになった。長い髪を切って乗り込んだ王城には、初日から魔物の大群がやってくる。早速初陣に出ることになったが、戦闘能力ゼロの姫乃がとった行動とは――。
パパのような隊長と、お兄ちゃんみたいな副隊長。ルームメイトは王子様みたいで、世界樹の次期管理人となるお姫様の中身はTS転生した男の子?! 楽しいことも多いけれど、反王派と親王派の争いに少しずつ巻き込まれつつ、結界魔術のチートを開花させていく。ジレジレ恋愛も進めながら、マイペースに異世界の文明まで発展させていく予定。後に『救世主』や『最強の門衛』と呼ばれることになる新人門衛の物語。
★各話タイトルに※マークがあるものは、姫乃以外の視点でお届けするお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 12:36:34
499598文字
会話率:45%
大手メーカーの社長一族である水無月家。
豪華絢爛の住宅に住む、新開発用の山に土地を持つ一族であるのだが・・・・・・不幸なことに世界情勢が
狂って株価暴落。株主は次々離れていき会社が運用危機にまで。
でもそれは些細なことに過ぎない。
「だ
ってそうだろう。・・・・・・・・・・一族郎党皆殺しにされることよりは何百倍も、何千倍も」
・・・・・・死ぬ間際に走馬灯を見た。
今まで積み重ねた15年間が鮮明に流れる。これが終わったら自分は死ぬ。
「・・・・・・・・・人生薄っぺら。ただ毎日を怠惰に過ごしてきた俺にとって初めから人生は無いようなもの。後悔は無い」
心臓を打たれているので数秒意識を辛うじて保つ。その蝋燭の灯が消える時までに俺は願った。
「・・・・・・愛されたい。もし、来世があるのなら、せめて産みの親からの愛情は貰いたい」
「・・・・・・なら、叶えてあげる。あんたの願い」
蝋燭の灯は風に吹かれた。同時に現世のチャンネルが閉じ、俺は死んだ。
・・・・・・謎の女声と共に。
「さあ!この後彼はどのような姿で何を成すのか。それは本編でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 21:26:31
5437文字
会話率:21%
彼もまた、最強に憧れた。
彼の武器は結界魔術と鎖。
彼は己が武器を使い最強を目指す。
彼の名は、マティアス・シチナー。魔術学院の結界魔術専攻A級生徒。
彼の物語をまだ誰も知らない。
彼の物語は今、紡がれる。
最終更新:2016-07-22 00:03:50
2168文字
会話率:46%