城之内浩也とその娘が身を隠す高台。眼下には廃施設が見える。娘の腕の中には赤ん坊がいる。夜目にもキラキラと肌を耀かせ……。赤ん坊の存在はまだ社会問題となっていない。世界全体でも二十名ほどしかいないからだ。その父親とは……。
最終更新:2015-07-09 07:46:52
23766文字
会話率:68%
舞台は、現代社会に似て否なる魔法社会です。
登場人物は、そんな世界で暮らす吸血鬼。
主人公のヴァンパイアは自分の住む屋敷のそばで一人の男と出遭います。
二つの王国の国境沿いの小競り合い。
彼はその敗者の国の騎士でした。
彼は戦争に負けた
だけでなく、ある感染症にかかっていました。
血液に飢える病気です。
主人公のように血液を欲するヒューマン族の元騎士。
主人公と出遭えた騎士は治療を受けることになりました。
しかし、そんな二人を追うものたちがいました。
神の使いと悪魔の使いです。
神の使いはヴァンパイアを許しません。
悪魔の使いもヴァンパイアを許しません。
味方になったり、敵になったり。
三つ巴の戦いになりました。
ヴァンパイアが見たヒューマン族とは何なのか。
騎士は助かるのか。
誰が善で、誰が悪なのか。
夫婦、姉弟、叔母と姪。そして、ヒューマン族とヴァンパイア族。
種族を越えた情と家族の情がテーマとなった物語となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-03 23:48:38
284文字
会話率:0%
『ロンギヌスの槍を手にした者こそがこの混沌たる世界に君臨すべし王となる。』
リーチェ・リロイドは上級の『銀の魔法使い』で普通の一般学生として過ごしていたがある日、亡き父が護っていたとされる聖イエス・キリストを刺したと言われる堕天使王ルシフ
ァーが破壊した『ロンギヌスの槍』を探しに行く。途中、神でもあり大英雄とも言われているクー・フーリンと出会う。彼は個人的に興味があるらしくリーチェと共に槍を探す旅にでることになる。しかし、リーチェ達の前に数々の事件が起きる。遂に聖戦が幕をあける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-09 13:49:18
13843文字
会話率:58%
死神として人間界に生まれた少女、神宮 奏楽(かみみや そら)。
当たり前の日常を、当たり前に過ごしていた日々。
だが、それは人間と悪魔によって脆く崩れていく。
『宿命とは、抗えぬことのできない定め。』
死神として生まれし少女は、神魔(
SATAN)として覚醒する。
その力を求め、繰り広げられる戦いの末にあるものは。
その力―――神魔(SATAN)とは…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-03 23:34:24
108471文字
会話率:32%