碧兎が住んでいる家近くの山奥に、真宵の森と呼ばれる場所があった。そこに立ち入った者は戻ってくることはない。
昔からその話を聞いて育った碧兎は、全く危機感を持つことなく山へ出かけた。しかし気付くと夜になっており、その上迷子になってしまう。そ
こで少女に出会うが、彼女の正体は吸血鬼だった---。
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吸血鬼Vtuberウラド家の過去を書いたお話です。
始めは少しシリアスですが、だんだんと楽しい雰囲気になりますのでご安心ください。
設定:ウラド・ミヒ
協力:S師匠
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 12:08:55
18718文字
会話率:29%
ハキダメ思い出話、第二弾です。前回の反省を踏まえて、今回こそは華美な妄想の花を追うのをやめたいかと存じます。花をとりさった世界。凸面ではなく、凹面的なケの世界。ほんとうは僕はそれを書き、みずから触れていたいのですからね。自慰的に。
タイトル
は暫定的に、逃げてはならない、と致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 19:30:18
961文字
会話率:0%
つれづれなるままに。奇妙に感じた事柄、不可思議な手触りを残した事柄を、素描ふうのタッチで書き綴りたいと思い、ここにシリーズを著しました。しかし僕は無学無才の徒ですから、気の利いた文章作法も、スキルも皆無です。ただ心底に訥々と退屈かもしれませ
んが、ゆっくりしていかれて下さい。なお、シリーズタイトルは、だれもいない砂の海、そこへと昇る、ただただ静かな、もの言わぬ月をイメージいたしました。そのように無言に淡々と浮遊する月。広漠な砂が、奇怪なあおみどりのひかりを受けて、これもまた押し黙っている。静物的な、しずかな、凹面的な世界。花をとりさった世界。そうした雑記になればと思い、看板に掲げました。兎とは月の謂いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 15:00:19
31168文字
会話率:14%
地球とは別の異世界に召喚された主人公、宇佐 葵はその理由を探す為に旅にでる、予定。その途中で知った女尊男卑の風習のこと。持ち前の召喚補正と剣道の三段の腕前で、世直ししていく内に葵はいつからかこう呼ばれていた。アオイ・ウサ「血染めの碧兎」と。
(主人公は人殺しは滅多にしません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 10:42:26
45030文字
会話率:32%