晴らせぬ恨みを晴らし、のさばる悪党を地獄に送る。細工は流々、仕上をご覧じろ……舞台は江戸、闇の裏稼業・仕上屋《しあげや》の面々の生きざまを描いた作品です。障害者に対する差別用語が多く出てきます。また、全編に渡って暗く残酷な場面が多々ありま
すので、そういった展開が苦手な方は、充分に注意して下さい。他サイトにも投稿しています。
※登場人物
・壱助
盲目の按摩。仕込み杖の使い手。
・蘭二
蘭学者くずれ。お禄に付き添い、手助けする若者。綺麗な顔の優男だが、殺しの腕も悪くない。
・お美代
顔に醜い傷を負う女。壱助の女房。竹製の短筒の名手。
・権太
他者を寄せつけぬ不気味な大男。奇妙な拳法を使い、素手で相手を殺す。
・お禄
仕上屋の元締。表の顔は、蕎麦屋の女主人。
・ナナイ
権太と暮らしている謎の女。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 00:00:00
232999文字
会話率:39%
江戸時代、盛夏、森林・・
潜伏する忍者が
くの一
最終更新:2019-04-16 13:57:24
570文字
会話率:10%
天正十年の六の月。本能寺の変、数日後。一人の忍びが秀吉側に雇われるべく摂津の国へ向かっていた。
道中、日が暮れた山中にて怪しげな金属を発見した忍び。突如覆面のものに襲われる。彼らが向けている鉄砲は火縄銃を短くした短筒に見えたが、それは光
を発し、忍びを撃ち貫く。
どうにか逃れるが、目覚めたとき彼は異星のからくりの少女によってサイボーグと化していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-05 22:26:02
15911文字
会話率:49%